「103万円の壁」や、
「バカの壁」「80歳の壁」など、
「壁」は多岐にわたり、
さまざまな場面に存在しています。
今日のお話は、
皆さんそれぞれに「内なる壁」と、
「外から突きつけられる壁」とに向き合って、
独自のやり方で乗り超えている姿が、
みてとれました。
(以下は「ナカヤマ・レポート」より構成しました)
「今日は80歳の誕生日なんです。
(全員で拍手)
『80歳の壁』を超えて、
米寿に向かって、
積極的に毎日を楽しみたいと思っています。
目下10件のNPOに関わっていて、
先日、その中の1つの、
『路地を楽しむ会』に参加して、
日本には面白い路地文化が、
沢山あることを再確認して来ました」
「思えば壁だらけの人生でしたが、
目下の大きな壁はAIなど、
新しいテクノロジーです。
使わないわけにもいかないと思いながら、
生来の過度な心配性が災いして、
どうしたらいいかと思い悩んでいます」
「ゴルフの100の壁が、
大きく立ちはだかっています。
この壁は歳とともに高くなるばかり。
今、108の除夜の鐘の付近を、
ウロウロしています(笑)」
「壁を乗り越えるには、
エナジーに加えて好奇心も必要ですね」
「なんでこんなに次々と、
壁が出てくるのだろうかと思うほどです。
でも、乗り超えられない壁はないと考えています。
壁は全力で登るか、
破るしかないと思っていて、
ずっとゴジゴジやっていると、
必ずそこから道が拓けてきます」
「乗り越えないで、
壁の前からUターンして、
前のところに戻るという手もありますよね」
「気持ちのどこかに、
『いい子でいたい』というのがあるのか、
何かを問われて、
答えたくないなと思っても、
その思いを相手にはっきりとは伝えられず、
ヘラヘラしている自分の壁が、
なかなか超えられず、
そんな自分に嫌気がさしています」
「外に聳え立つ壁は、
避けることもできますが、
内なる壁の高さは、
人生も黄昏時を迎えつつあるのに、
乗り越えられません。
自分の内なる壁とは、
ジェントルマンになれないこと。
私が考えるジェントルマンとは、
人にやさしく、人のためになることを、
自ら率先してやることなのですが、
まだまだ高い壁です」
「大きな壁は私の性格的な、
クセともいうべきものです。
基本的には『グズグス思考』なのに、
その一方でせっかちで、
すぐに結論を急ぎたがること。
もう少し冷静に判断すればいいのに、
それが出来なくて、
後悔ばかりしています」
「母の自死、妻の病死など、
乗り越えるのが辛い日々もありましたが、
自分自身のことで言えば、
30代で仕事上のストレスから、
心身症にかかった時は、
大きな壁を感じました。
乗り越えるのに5年かかりました。
乗り越えられたのは、
職場の配置換えだったのですが、
人間はちょっとしたことがきっかけで、
壁を乗り越えられるものだと実感しました」
「高校時代に陸上をやっていて、
1500メートルのタイムが壁でした。
大学時代は英語という壁がありました。
頑張って突破したとしても、
数字とだけ戦っている限りは、
そこだけに目が行って、
大事なことを、
見失ってしまうことがあるのだと、
今はわかります」
「何といっても一番の壁は3.11です。
大きなものを失いました」
……等々。
私も、皆さん同様、
目の前を遮る壁との闘いで、
今日まで来ましたが、
でも、折々の壁があったから、
ここまでくることができたと思っています。
いつも言うことですが、
壁も崖もない平坦な道より、
デコボコ道や、
落ちたら最後というような断崖絶壁を、
時にはよじ登ったり、
時には這いずり回ったりしながら、
超えてきたことで、
今日の私があると思っています。
……そして、
私はこれからも、
壁と格闘し続けていくと思います。
壁は生きていることの証であり、
目標であり、
時に人生の醍醐味です。
(今日のけむり)
【何で後退りするの?そんなの壁じゃないよ!】
クラブ・ウィルビーのホームページもぜひご覧ください。様々な情報を掲載しています。(ここをクリック)
「バカの壁」「80歳の壁」など、
「壁」は多岐にわたり、
さまざまな場面に存在しています。
今日のお話は、
皆さんそれぞれに「内なる壁」と、
「外から突きつけられる壁」とに向き合って、
独自のやり方で乗り超えている姿が、
みてとれました。
(以下は「ナカヤマ・レポート」より構成しました)
「今日は80歳の誕生日なんです。
(全員で拍手)
『80歳の壁』を超えて、
米寿に向かって、
積極的に毎日を楽しみたいと思っています。
目下10件のNPOに関わっていて、
先日、その中の1つの、
『路地を楽しむ会』に参加して、
日本には面白い路地文化が、
沢山あることを再確認して来ました」
「思えば壁だらけの人生でしたが、
目下の大きな壁はAIなど、
新しいテクノロジーです。
使わないわけにもいかないと思いながら、
生来の過度な心配性が災いして、
どうしたらいいかと思い悩んでいます」
「ゴルフの100の壁が、
大きく立ちはだかっています。
この壁は歳とともに高くなるばかり。
今、108の除夜の鐘の付近を、
ウロウロしています(笑)」
「壁を乗り越えるには、
エナジーに加えて好奇心も必要ですね」
「なんでこんなに次々と、
壁が出てくるのだろうかと思うほどです。
でも、乗り超えられない壁はないと考えています。
壁は全力で登るか、
破るしかないと思っていて、
ずっとゴジゴジやっていると、
必ずそこから道が拓けてきます」
「乗り越えないで、
壁の前からUターンして、
前のところに戻るという手もありますよね」
「気持ちのどこかに、
『いい子でいたい』というのがあるのか、
何かを問われて、
答えたくないなと思っても、
その思いを相手にはっきりとは伝えられず、
ヘラヘラしている自分の壁が、
なかなか超えられず、
そんな自分に嫌気がさしています」
「外に聳え立つ壁は、
避けることもできますが、
内なる壁の高さは、
人生も黄昏時を迎えつつあるのに、
乗り越えられません。
自分の内なる壁とは、
ジェントルマンになれないこと。
私が考えるジェントルマンとは、
人にやさしく、人のためになることを、
自ら率先してやることなのですが、
まだまだ高い壁です」
「大きな壁は私の性格的な、
クセともいうべきものです。
基本的には『グズグス思考』なのに、
その一方でせっかちで、
すぐに結論を急ぎたがること。
もう少し冷静に判断すればいいのに、
それが出来なくて、
後悔ばかりしています」
「母の自死、妻の病死など、
乗り越えるのが辛い日々もありましたが、
自分自身のことで言えば、
30代で仕事上のストレスから、
心身症にかかった時は、
大きな壁を感じました。
乗り越えるのに5年かかりました。
乗り越えられたのは、
職場の配置換えだったのですが、
人間はちょっとしたことがきっかけで、
壁を乗り越えられるものだと実感しました」
「高校時代に陸上をやっていて、
1500メートルのタイムが壁でした。
大学時代は英語という壁がありました。
頑張って突破したとしても、
数字とだけ戦っている限りは、
そこだけに目が行って、
大事なことを、
見失ってしまうことがあるのだと、
今はわかります」
「何といっても一番の壁は3.11です。
大きなものを失いました」
……等々。
私も、皆さん同様、
目の前を遮る壁との闘いで、
今日まで来ましたが、
でも、折々の壁があったから、
ここまでくることができたと思っています。
いつも言うことですが、
壁も崖もない平坦な道より、
デコボコ道や、
落ちたら最後というような断崖絶壁を、
時にはよじ登ったり、
時には這いずり回ったりしながら、
超えてきたことで、
今日の私があると思っています。
……そして、
私はこれからも、
壁と格闘し続けていくと思います。
壁は生きていることの証であり、
目標であり、
時に人生の醍醐味です。
(今日のけむり)
【何で後退りするの?そんなの壁じゃないよ!】
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