50代の部長さん相手に、
プロジェクトの説明をさせていただき、
その場で何かが決まるというものでは、
ありませんでしたが、
私の気持ちを汲んでくださっての対応に、
夕べからの緊張がほぐれました。
(いくつになっても初対面の人への、
プレゼンテーションは緊張します)
夕方からは、
渡辺えりさん作・演出の、
江戸糸あやつり人形「結城座」による、
渡辺えり版「星の王子さま」を観に、
増田明美さんと待ち合わせて、
三軒茶屋のシアタートラムに行きました。
結城座は、
江戸時代の寛永2年(1635年)に、
初代結城孫三郎が旗揚げして以来、
380年以上の歴史を持ち、
国の記録選択無形民俗文化財や、
東京都の無形文化財に指定されている、
伝統的な「江戸糸あやつり人形」劇団です。
今から50年前に、
結城座の存在を知ったえりさんは、
(結城座公演「少女仮面」を観て感動して)
多くの人に結城座の素晴らしい技を、
知ってほしいという熱い思いから、
これまで2度、協働企画を実現しています。
2007年「森の中の海」(作・演出)と、
故久野綾希子さんが客演した、
2014年の「オールドリフレイン」で、
今回が3度目のコラボレーションです。
「江戸糸あやつり人形」と、
銘打たれた劇団でしたから、
当初、浅学な私は、
人形浄瑠璃文楽に出てくる、
昔ながらの人形が登場するのだろうと、
漠然と(勝手に)思っていたのですが、
結城座は歴史ある古典公演の他に、
今日の演目のように、
書き下ろしや翻訳による新作公演も多く、
人形遣いが人形を使いながら台詞を言い、
そこに生身の役者が絡んだりと、
人形と人形遣いと役者が見事に融合して、
自由で斬新で優美な劇空間を創造していたのには、
とても驚きました。
私はこれまで数多くの演劇を、
観て来たつもりになっていましたが、
今日の舞台を観て、
「私はまだまだ狭い」と思い知りました。
「星の王子さま」は、
結城座からの依頼だったとのことですが、
えりさんは依頼が来た時、
「いよいよ来たな!」と思ったそうです。
「全世界で聖書より読まれていると、
言われている作品ですからね。
私にとってはいつか向き合い、
うまく通過しなくてはならない、
物語だったのです」
かくして、えりさんは、
サン=デグジュベリの作品や伝記など、
膨大な資料を読みこなし、
この作品の深さを改めて再確認し、
作者の想念、思想の壁、
そして苦しみを追体験したと、
語っていました。
座員が少ないこともあって、
一人2〜3役も当たり前の舞台なのですが、
代表の両川船遊さんを筆頭に、
座員の皆さんは素晴らしい演技で、
特に船遊さんが演じた、
現代の女子中学生・風子は圧巻でした。
(この人形の風情〜丸顔・オカッパ〜が、
どこか私に似ているような気がして、
感情移入しながら観てもおりました)
公演は今日(3日)が初日で、
シアタートラムでは6日までで、
4日は14時〜と19時〜の2回公演、
5日は13時〜と18時〜の2回公演、
6日は14時からです。
11月2日には小金井宮地楽器大ホールで、
追加公演もあります。
(料金は一般が6000円、
ペアチケットは11000円、
小金井公演は、
小金井市在住の方は割引があります)

【「終演後、役者さんたちを労ったあと、
劇場近くの居酒屋さんで。
増田あけみさんと3人で、
初日祝いの乾杯をしました】
(今日のけむり)

【「りえこさんは久しぶりの午前さまでした】
クラブ・ウィルビーのホームページもぜひご覧ください。様々な情報を掲載しています。(ここをクリック)
プロジェクトの説明をさせていただき、
その場で何かが決まるというものでは、
ありませんでしたが、
私の気持ちを汲んでくださっての対応に、
夕べからの緊張がほぐれました。
(いくつになっても初対面の人への、
プレゼンテーションは緊張します)
夕方からは、
渡辺えりさん作・演出の、
江戸糸あやつり人形「結城座」による、
渡辺えり版「星の王子さま」を観に、
増田明美さんと待ち合わせて、
三軒茶屋のシアタートラムに行きました。
結城座は、
江戸時代の寛永2年(1635年)に、
初代結城孫三郎が旗揚げして以来、
380年以上の歴史を持ち、
国の記録選択無形民俗文化財や、
東京都の無形文化財に指定されている、
伝統的な「江戸糸あやつり人形」劇団です。
今から50年前に、
結城座の存在を知ったえりさんは、
(結城座公演「少女仮面」を観て感動して)
多くの人に結城座の素晴らしい技を、
知ってほしいという熱い思いから、
これまで2度、協働企画を実現しています。
2007年「森の中の海」(作・演出)と、
故久野綾希子さんが客演した、
2014年の「オールドリフレイン」で、
今回が3度目のコラボレーションです。
「江戸糸あやつり人形」と、
銘打たれた劇団でしたから、
当初、浅学な私は、
人形浄瑠璃文楽に出てくる、
昔ながらの人形が登場するのだろうと、
漠然と(勝手に)思っていたのですが、
結城座は歴史ある古典公演の他に、
今日の演目のように、
書き下ろしや翻訳による新作公演も多く、
人形遣いが人形を使いながら台詞を言い、
そこに生身の役者が絡んだりと、
人形と人形遣いと役者が見事に融合して、
自由で斬新で優美な劇空間を創造していたのには、
とても驚きました。
私はこれまで数多くの演劇を、
観て来たつもりになっていましたが、
今日の舞台を観て、
「私はまだまだ狭い」と思い知りました。
「星の王子さま」は、
結城座からの依頼だったとのことですが、
えりさんは依頼が来た時、
「いよいよ来たな!」と思ったそうです。
「全世界で聖書より読まれていると、
言われている作品ですからね。
私にとってはいつか向き合い、
うまく通過しなくてはならない、
物語だったのです」
かくして、えりさんは、
サン=デグジュベリの作品や伝記など、
膨大な資料を読みこなし、
この作品の深さを改めて再確認し、
作者の想念、思想の壁、
そして苦しみを追体験したと、
語っていました。
座員が少ないこともあって、
一人2〜3役も当たり前の舞台なのですが、
代表の両川船遊さんを筆頭に、
座員の皆さんは素晴らしい演技で、
特に船遊さんが演じた、
現代の女子中学生・風子は圧巻でした。
(この人形の風情〜丸顔・オカッパ〜が、
どこか私に似ているような気がして、
感情移入しながら観てもおりました)
公演は今日(3日)が初日で、
シアタートラムでは6日までで、
4日は14時〜と19時〜の2回公演、
5日は13時〜と18時〜の2回公演、
6日は14時からです。
11月2日には小金井宮地楽器大ホールで、
追加公演もあります。
(料金は一般が6000円、
ペアチケットは11000円、
小金井公演は、
小金井市在住の方は割引があります)

【「終演後、役者さんたちを労ったあと、
劇場近くの居酒屋さんで。
増田あけみさんと3人で、
初日祝いの乾杯をしました】
(今日のけむり)

【「りえこさんは久しぶりの午前さまでした】
