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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【10/1】友の好奇心に刺激されて……。

2024/10/01 16:15

第5899回


今日は、
けむりと一緒に病院に行き、
2ヶ月前に罹った皮膚真菌症と、
その他の血液検査の結果を、
聞きました。

結果は、
皮膚真菌症も、
内臓疾患にまつわる血液検査も、
すべて「異状なし」で、
先生からは。
「健康優良児です」と、
お墨付きをいただきました。

でも、
先々月も「どこも悪くない、
健康優良児猫ですよ」と言われて、
数日後に真菌症を発症したのですから、
安心はしていられません。
尤も私もどこから来たか判らない、
ウイルスに冒されて、
全身が赤い水玉模様に染まったのですから、
この時代は何が何だか、
因果関係が判らないことばかりです。

午後は、
九州から来た友人と会い、
正味3時間お喋りをしました。
彼女は昨年定年を迎えたのですが、
地元の大学で教えたり、
人の相談に乗ってあげたりと、
相変わらず忙しい日々を送っているようです。

「いつもあなたが言っているように、
年をとっても自分の居場所と役割を、
持たなきゃと思って、
率先して忙しくしているの。
年齢性別を問わず、
声をかけられたらどこにでも行くし、
頼まれれば委員でも何でも引き受けているの。
会社で同期だった男の人とは、
定期的に『お茶飲み会』をやっているし、
昔の知人・友人にも、
機会があればどんどん会うの。
今回も昔知り合いだった岩手の友人がいて、
彼は旅館を経営しているんだけど、
「一度おいでよ」と言われていたのに、
「そのうちね」と言って、
行かないでいることを思い出して出かけたの。
夕べは東京在住の友人と飲み会をやって、
今日あなたに会って、
今回の3泊4日の旅は完結するの」

……こころなしか、
現役時代より若々しくなり、
話す内容も情報がアップデートされていて、
「へぇッ?そうなの?」と、
驚くようなことが多々ありました。
映画や演劇も観ていて、
三谷幸喜さん監督先品の、
「スオミの話をしよう」については、
映画評論家顔負けの、
的確な批評をしていました。

人と話をしなくなると、
話のスピードが落ちるのと、
論理の展開があやふやになり、
落とし所のない話になりがちですが、
彼女は現役時代より好奇心に満ちていて、
話の展開も話の速度も、
テキパキとして小気味よく、
あっという間の3時間でした。

羽田空港に向かう彼女を見送りながら、
首都圏に住んでいて、
情報の渦の中に身を置いてもいて、
映画や演劇やコンサートにも、
出かけてはいますが、
昨今の私はものごとを受け止める感性が、
鈍り始めているような気がしました。

今年もあと3ヶ月。
陽気も良くなったことだし、
ここからは行動半径を広げ、
好奇心を全開させたいと、
気持ちは逸っていますが、
さてどうなりますか………。


(今日のけむり)


【「お医者さんの前では、
猫を50匹くらい被っています」】





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