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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【9/20】「新現役ネット」の解散。

2024/09/20 16:15

第5889回


今日は、
2000年に発足した、
NPO法人「新現役ネット」の、
活動終了・解散に係る、
臨時総会が開催され、
理事を務めている私も参加しました。

「新現役ネット」は、
「おとな世代が得てきた、
知識、経験、技術、情熱を、
社会にもう一度発信する」をテーマに掲げ、
故岡本行夫さんが中心となって、
創設された組織で、
「club willbe」の兄貴的存在でした。

岡本さんが、
2020年の4月に急逝なさったあとは、
加藤タキさんが理事長となって、
引き継がれてきましたが、
諸般の事情から存続が難しくなり、
今月末で活動を終了し、
清算人登記申請を経て、
東京都に解散届出を、
提出することになりました。

NPO法人の解散は簡単ではなく、
締結している契約の履行解約や、
債券の取り立てと債務の弁済、
残余財産の譲渡など、
諸手続きも大変なのですが、
帳簿資料などの保存など、
(最長10年間ですから、
保管用の倉庫などを借りる必要があります)
解散で「終わり」ではないので、
今日の臨時総会では、
清算人を選任したり、
解散・清算手続の、
最終確認がなされました。

会議が終わって、
これまで活動を現場で支えてくれた、
事務局スタッフと、
応援をしてくださっていたご協賛企業の方、
加藤タキ理事長をはじめとして、
理事の面々とで懇親会が開かれ、
足かけ25年の活動についての、
思いを語り合いました。


【天国の岡本行夫さんを思いながら、
24年間の活動を振り返りました】

常々、
自分への慰撫をも込めて、
「全てのことは始まりがあれば、
必ずや終わりもある」と思って、
覚悟して生きてはいますが、
それにしても(正直に言えば)
「時代の風」が、
近くに止まることなく、
沈黙したまま、
通り過ぎて行くという現実には、
なかなか慣れませんし、
一抹の淋しさも否めません。


(今日のけむり)


【「そろそろ秋ですね」】





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