事前に、
「この日は予約で満杯です」と、
聞いてはいたのですが、
予約なしでも、
待つことを覚悟すれば、
「診てもらえる」とも、
聞いていましたから、
新聞と雑誌と本を持って、
病院へ向かいました。
私の通院は、
診療科によって、
周期に違いはありますが、
2〜3ヶ月に一度ですから、
ほとんどが予約診療です。
予約が入っていても、
待つことはありますが、
せいぜい1時間前後ですから、
朝イチバンに行って、
2時間も待てば、
何とか診てもらえるのではないかと、
思っていたのですが、
甘い考えでした。
8時半受付で、
9時から診察開始でしたから、
8時15分には病院に着いて、
廊下の椅子に座って待っていました。
多くの患者さんが、
待っていたからなのでしょう、
先生は8時50分過ぎには、
診察を開始していました。
11時半を過ぎても、
呼ばれる気配がないので、
恐る恐る受付の人に、
「予約なしで伺っているのですが、
予約の患者さんが全て終わってからの、
診察になるのでしょうか?」と尋ねたら、
「ええ、そうですよ。
予約の患者さんたちの中には、
2〜3ヶ月前に予約した方も、
いらっしゃいますからね」と、
「当たり前でしょ?」と、
言わんばかりに、
ちょっとキツイ口調で言われました。
その目は、
「あなた、何を言っているの!?
予約した患者さん優先は当然でしょ!!
それとも、あなたは先生が、
『こんなに早く来て気の毒だから、
ショートカットして、
予約の患者さんの間に入れて、
診てあげましょうか?』とでも、
言ってくれると思ったのですか?」と、
いうような呆れ顔でした。
私は決して予約の人より、
先に診てほしいなどとは、
思っていませんでしたが、
診てくれる順番について、
受付の人に聞くこと自体、
(文句がましく言ってはいなかったと、
思いますが……)
浅はかな行為でした。
……待つこと3時間余、
11時半を過ぎても
午前中予約の患者さんの診察は、
終わっていませんでしたから、
(隣席の女性は、
10時半の予約だということでした)
このままでは文化放送の収録に、
間に合わなくなりそうでしたから、
受診は諦めて、
中断の手続きをして、
病院をあとにしました。
これまでは、
「予約」の範疇で、
診察を受けて間に合っていましたが、
これからは、
ある時、突然予期せぬ病気に、
見舞われることも多くなるでしょうから、
(救急搬送以外は)
病院で長い時間診察を待つことも、
増えるような気がします。
……それでも、
「待つ」のも悪いことではなく、
今日は新聞・雑誌にじっくり目を通しましたし、
小池真理子さんの短編サスペンス、
「チルチルの丘」「蒼いドレス」、
「未亡人は二度生まれる」の3作を、
読了することが出来て、
それはそれで充実したひとときでした。
(今日のけむり)
【「わたしは基本的には、
待ち続けている日々です」】
クラブ・ウィルビーのホームページもぜひご覧ください。様々な情報を掲載しています。(ここをクリック)
「この日は予約で満杯です」と、
聞いてはいたのですが、
予約なしでも、
待つことを覚悟すれば、
「診てもらえる」とも、
聞いていましたから、
新聞と雑誌と本を持って、
病院へ向かいました。
私の通院は、
診療科によって、
周期に違いはありますが、
2〜3ヶ月に一度ですから、
ほとんどが予約診療です。
予約が入っていても、
待つことはありますが、
せいぜい1時間前後ですから、
朝イチバンに行って、
2時間も待てば、
何とか診てもらえるのではないかと、
思っていたのですが、
甘い考えでした。
8時半受付で、
9時から診察開始でしたから、
8時15分には病院に着いて、
廊下の椅子に座って待っていました。
多くの患者さんが、
待っていたからなのでしょう、
先生は8時50分過ぎには、
診察を開始していました。
11時半を過ぎても、
呼ばれる気配がないので、
恐る恐る受付の人に、
「予約なしで伺っているのですが、
予約の患者さんが全て終わってからの、
診察になるのでしょうか?」と尋ねたら、
「ええ、そうですよ。
予約の患者さんたちの中には、
2〜3ヶ月前に予約した方も、
いらっしゃいますからね」と、
「当たり前でしょ?」と、
言わんばかりに、
ちょっとキツイ口調で言われました。
その目は、
「あなた、何を言っているの!?
予約した患者さん優先は当然でしょ!!
それとも、あなたは先生が、
『こんなに早く来て気の毒だから、
ショートカットして、
予約の患者さんの間に入れて、
診てあげましょうか?』とでも、
言ってくれると思ったのですか?」と、
いうような呆れ顔でした。
私は決して予約の人より、
先に診てほしいなどとは、
思っていませんでしたが、
診てくれる順番について、
受付の人に聞くこと自体、
(文句がましく言ってはいなかったと、
思いますが……)
浅はかな行為でした。
……待つこと3時間余、
11時半を過ぎても
午前中予約の患者さんの診察は、
終わっていませんでしたから、
(隣席の女性は、
10時半の予約だということでした)
このままでは文化放送の収録に、
間に合わなくなりそうでしたから、
受診は諦めて、
中断の手続きをして、
病院をあとにしました。
これまでは、
「予約」の範疇で、
診察を受けて間に合っていましたが、
これからは、
ある時、突然予期せぬ病気に、
見舞われることも多くなるでしょうから、
(救急搬送以外は)
病院で長い時間診察を待つことも、
増えるような気がします。
……それでも、
「待つ」のも悪いことではなく、
今日は新聞・雑誌にじっくり目を通しましたし、
小池真理子さんの短編サスペンス、
「チルチルの丘」「蒼いドレス」、
「未亡人は二度生まれる」の3作を、
読了することが出来て、
それはそれで充実したひとときでした。
(今日のけむり)
【「わたしは基本的には、
待ち続けている日々です」】
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