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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【9/16】「仕切り直し」ばかりの人生。

2024/09/16 16:30

第5885回


「9月から」「月曜日から」
「来週から」「明日から」………。
ままならないことに、
時間的に区切りをつけて、
「〜から」と仕切り直しをしては、
次なる1歩を、
踏み出しているのですが、
時々、一瞬間の欲望に負けて、
気がつけば、
「〜から」と決める前より、
もっとひどいことになっています。

特に、
「9月」には、
思い入れていたのに、
「赤玉湿疹」に、
勢いを削がれ(殺がれ)
未だ仕切り直しには至っていません。

さらに言えば、
「赤玉湿疹」が、
(おそらく)ぶり返しているのをいいことに、
仕切り直しを先送りにしている、
自分に愛想が尽きます。

こんな日は、
良質な小説世界に浸るに限ると思い、
小池真理子さんの、
「やさしい夜の殺意」と、
「それぞれの顛末」を読みました。
(かなり前に読んだのですが、
その時、弛緩した神経が、
ほどよく刺激されたことを思い出して、
再読したのです)

最近になって、
小池さんと個人的な会話を交わす、
間柄になってから、
小池さんの小説を読むと、
作家としてのみならず、
人としての奥行きの深さを、
より強く感じさせられて、
(我が身を恥じて)
ついつい内省的になります。

それでも、
「それぞれの顛末」を読み終えた時、
「う〜ん、人生って、そうだよねぇ……」と、
私を取り巻いているモヤモヤが、
陽光の中に溶けていくような、
不思議な爽快感を覚えました。

……少し元気になったところで、
新たな気持ちで、
次なる「仕切り直しの日」を、
探し求めることにします。


 (今日のけむり)


【「私は焦らず時機を待っています」】




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