たまたま電話をくれた、
千葉県在住の女友達は、
「私は3連休は好きじゃないわ。
私自身は夫がリタイアして、
家にいるようになってからは、
ずっと連休みたいなものだけど、
結婚して、今では3歳の男の子の、
ワーキングマザーになった娘にとっては、
3連休は格好な息抜きみたいなのよ。
でも、その被害者が私なのよね……。
このところ3連休になると、
娘が孫を預かってほしいと言ってくるのよ。
明後日も来るというから、
明日は家の中を掃除しなきゃならないの」と、
あまり嬉しくなさそうに言うのです。
私はおそらく孫とは、
縁のない人生になりそうなので、
女友達の中には気を遣って、
孫の話をなるべくしない人もいれば、
「念願だった孫も、いざ生まれてみると、
思っていたより可愛くなかったわ」だの、
「娘が産んだ孫は血縁という気がするけど、
息子の家の孫はウチの孫という感じは、
しないわね」だのと、
私の前で、
孫を絶賛する人はほとんどいません。
そう言えば、
いつだったか彼女の娘に、
「たまにはお母さんに、
孫の顔を見せに行っているの?」と、
聞いたところ、
「結婚して親の家に近いところに、
引っ越してきたのも、
子供が出来たら、
両親に孫の顔を見せてあげたいと、
思ってのことなのです」と、
言っていたことを思い出したので、、
「娘さんは娘さんで
あなたたち夫婦に気を遣っているのでは?
あなたたちが孫に会うのを、
凄く楽しみにしている、
………可愛い孫には、
毎日でも来てほしいと願っている、
娘さんはそう思い込んで、
いるんじゃないかしら?」と、言ったら、
「私も最近は『もしかしたら娘は、
私たちの楽しみは孫だけだみたいに、
誤解しているかもしれない』と、感じたので、
娘に「私もやりたいことがあるのよね……」と、
言ったりもしたのだけれど、
実のところ夫は毎日でも孫の顔を見たいと、
思っているみたいだから、
娘は私の本心を理解してはいないのよね。
夫は孫のご飯を作るわけでもなく、
ただ可愛がるだけだからラクだけど、
私は孫が帰った後は廃人みたいになるのよ。
今度娘とふたりでしっかり話してみるわ」と、
しみじみ言っていました。
息子と母親の間には、
(ウチだけかも)
しばしば水底が深い、
川が流れていますが、
娘と母親の間にも、
流れは穏やかでも、
互いの敷地を隔てる、
川は流れているみたいですね。
実の親子といえども、
大人になってそれなりの価値観で、
生きている子どもに向かって、
親の本音をぶつけるのは、
そう簡単ではないようです。
お互いに、
やさしい気遣いから、
本当のことが言えないし、聞けない。
……わるような気がします。
(今日のけむり)
【けむりとも意思が通い合わないこともあります………」
クラブ・ウィルビーのホームページもぜひご覧ください。様々な情報を掲載しています。(ここをクリック)
千葉県在住の女友達は、
「私は3連休は好きじゃないわ。
私自身は夫がリタイアして、
家にいるようになってからは、
ずっと連休みたいなものだけど、
結婚して、今では3歳の男の子の、
ワーキングマザーになった娘にとっては、
3連休は格好な息抜きみたいなのよ。
でも、その被害者が私なのよね……。
このところ3連休になると、
娘が孫を預かってほしいと言ってくるのよ。
明後日も来るというから、
明日は家の中を掃除しなきゃならないの」と、
あまり嬉しくなさそうに言うのです。
私はおそらく孫とは、
縁のない人生になりそうなので、
女友達の中には気を遣って、
孫の話をなるべくしない人もいれば、
「念願だった孫も、いざ生まれてみると、
思っていたより可愛くなかったわ」だの、
「娘が産んだ孫は血縁という気がするけど、
息子の家の孫はウチの孫という感じは、
しないわね」だのと、
私の前で、
孫を絶賛する人はほとんどいません。
そう言えば、
いつだったか彼女の娘に、
「たまにはお母さんに、
孫の顔を見せに行っているの?」と、
聞いたところ、
「結婚して親の家に近いところに、
引っ越してきたのも、
子供が出来たら、
両親に孫の顔を見せてあげたいと、
思ってのことなのです」と、
言っていたことを思い出したので、、
「娘さんは娘さんで
あなたたち夫婦に気を遣っているのでは?
あなたたちが孫に会うのを、
凄く楽しみにしている、
………可愛い孫には、
毎日でも来てほしいと願っている、
娘さんはそう思い込んで、
いるんじゃないかしら?」と、言ったら、
「私も最近は『もしかしたら娘は、
私たちの楽しみは孫だけだみたいに、
誤解しているかもしれない』と、感じたので、
娘に「私もやりたいことがあるのよね……」と、
言ったりもしたのだけれど、
実のところ夫は毎日でも孫の顔を見たいと、
思っているみたいだから、
娘は私の本心を理解してはいないのよね。
夫は孫のご飯を作るわけでもなく、
ただ可愛がるだけだからラクだけど、
私は孫が帰った後は廃人みたいになるのよ。
今度娘とふたりでしっかり話してみるわ」と、
しみじみ言っていました。
息子と母親の間には、
(ウチだけかも)
しばしば水底が深い、
川が流れていますが、
娘と母親の間にも、
流れは穏やかでも、
互いの敷地を隔てる、
川は流れているみたいですね。
実の親子といえども、
大人になってそれなりの価値観で、
生きている子どもに向かって、
親の本音をぶつけるのは、
そう簡単ではないようです。
お互いに、
やさしい気遣いから、
本当のことが言えないし、聞けない。
……わるような気がします。
(今日のけむり)
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