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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【2/7】歌うことの喜びと効用。

2024/02/07 11:30

第5661回
25時01分

今日収録した、
文化放送「大人ファンクラブ」のゲストは、
大垣教授の歌の先生、
ウーヴェ・ハイルマンさんでした。

ハイルマンさんは元テノール(歌手)で、
現在は合唱団やオーケストラの、
指揮者として活動している方です。
ドイツ・ヘッセン州ダルムシュタットのご出身で、
デトモルト音楽大学で学ばれ、
20歳で「魔笛」のタミーノ役でデビューし、
90年代にはウィーン国立歌劇場、
メトロポリタン歌劇場、
ミラノ・スカラ座などで歌い、
ドイツで「オペラ界の星」と評されたそうです。
ソプラノ(歌手)の中村智子さんと結婚後、
1996年に来日し、
そのまま中村さんの故郷、
鹿児島県鹿屋市に移住してしまったという、
経歴の持ち主です。

何かのインタビューで、
中村さんが、
「休暇で鹿児島に帰ってきたら、
彼が『ここに住みたい』と言い出したんです。
私はドイツに留学して、
ヨーロッパで活躍の場を見つけた時でしたから、
日本に帰るのは気が進まなかったのです。
でも、鹿児島は私の生まれ故郷ですからね、
他の町なら断固拒否しましたが、
彼がとても気に入って、
『どうしても住みたい』と言うのですから、
拒否することもできなくなって、
結局移住することにしたのです」と、
語っていました。

その後ハイルマンさんは、
沖縄県立芸術大学の教授や、
鹿児島国際大学教授を歴任し、
現在は鹿児島と東京で、
合唱団とオーケストラを結成して、
指揮者として活躍しています。

大垣さんの奥さんは、
ソプラノ歌手で、
ハイルマンさんのレッスンを、
受けていたことから、
大垣さんもハイルマンさんのお人柄に魅了されて、
1年半前にハイルマンさんの合唱団に入り、
つい最近は大きなホールで、
10分間のソロパートを歌うほど、
歌の世界に熱中しています。

ハイルマンさんは、
流暢な日本語で話します。
「歌は言葉より先にあった表現です。
歌うことで人は心の中の様々な思い、
……時には心のゴミのようなもの、
だったりもするわけですが、
大きな声を出して歌うと、
外に出すことが出来るのです。
大垣さんのこの間のソロは、
素晴らしかったですよ、
私から見ると、
大垣さんは人前で歌うようになってから、
変わってきたように思いますが、
皆さん、どうですか?」と、
ハイルマンさんに聞かれたので、
「そういえば人あたりが、
やわらかくなったような気がします」と、
私が答えたら、
「それはとても嬉しいです!」と、
歓声をあげていました。

番組が、
終わりにさしかかった時、
ハイルマンさんが、
「一つだけ、言わせていただいて、
いいですか?」と、
それまでの言葉とは違う、
改まった調子で話し始めました。

「私は若い頃、
音楽のミューズに導かれて成功しました。
有名にもなったし、お金もいっぱい得ました。
今、63歳になって、
ミューズが私に言います。
自分の幸福をみんなに分ける時が来たのだと。
音楽で人を幸せにしたい。
音楽の幸せを人に配りたいと思っています。
日本では有名な音大を出て、
留学をして戻ってきても、
演奏家として生きていくのは大変です。
演奏者として食べていけない。
住んでいるところも、
レッスンをするところも狭い。
月曜から金曜まで演奏して、
土日も働いて、
夜はコンビニでアルバイトをしている。
ヨーロッパでは演奏家は、
土曜日曜はパーテイーに行っています。
プロの音楽家には、
ここまで私が培ってきた、
音楽の魂を伝えたいと思っています」と、
力強く言われたのです。
私はハイルマンさんの言葉に引き込まれ、
不意に涙が込みあげてきました。
隣で鈴木アナも感激して、
泣きそうな顔をしていました。


【ウーヴェ・ハイルマンさんを囲んで】

ハイルマンさんが直接指導・指揮をする、
「ハイルマン合唱団」では、
目下、団員を募集中です。
東京のレッスンは、
月に3回、月謝は5000円。
(「幸福のお裾分け」なので、
場所代だけみたいです)
会場は武蔵小杉、荻窪、中目黒で、
18時半から21時まで。
レパートリーは、
宗教音楽が多いようです。
詳しくは、「ハイルマン・クラシックス」で、
検索してください。

*来る4月19日(金)には、
横浜みなとみらい大ホールで、
「ハイルマン合唱団&オーケストラ」の、
公演があります。
曲目は「マタイ受難曲」全曲です。
18時開演。チケットは4000円です。

また、
その前の週、4月13日(土)には、
「willbe混声合唱団」のコンサートが、
サントリーホール・ブルーローズで、
開催されます。
こちらにもお出かけくださいますよう、
お願い申し上げます。


(今日のけむり)


【朝、生島さんのラジオに生出演後、
空を見たら三日月が見えました】


【偶然ですが、空を見上げたけむり】





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残間里江子活動情報


雑誌「婦人公論」で吉永みち子さんと対談
穏やかに暮らしたいから、強くあるための「心トレ」を

月刊「清流」
里江子の本音「このままでは終われない」

年を重ねていくことの戸惑い、憂い、そして味わいを、綴ります。

毎週土曜日 あさ6時25分~6時50分
文化放送「大垣尚司・残間里江子のおとなファンクラブ」

楽しいセカンドライフを送るためのご提案などがたっぷり!金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、団塊世代プロデューサー残間里江子が 大人の目線でお届けします。

毎週土曜日 あさ7時40分~8時
ニッポン放送「おしゃべりラボ~しあわせSocial Design~」

私たちの暮らしをちょっと明るくする仕組みをゲストの方をお迎えしながら楽しくご紹介していきます。

3/2(土) よる11時~12時00分
BS-TBS「Together~だれにも言えないこと~」
あなたの悩みにTogetherならではの相談員が答えます! 残間は社会学者の古市憲寿さんと司会を務めています。




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