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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【5/23】我が世代は男女とも「手紙」好きみたいです。

2023/05/23 23:15

第5743回
33時04分

原稿が書き終わり、
依頼先に送稿した途端、
一気に緊張感が緩んで、
幸せな気持ちになりました。
この流れの延長で、
15時からの、
「club willbeオンラインカフェ」に、
参加しました。
本日のテーマは、
今日23日が、
「ふみの日」ということから、
ヒロモリの発案で、
「手紙の思い出」に、
させていただきました。

先頃、
私がブログに「手紙」について、
書いたことが発端になって、
ある日、ナカヤマが、
「私も若い頃はよく文通したものよ。
そういえばあの頃のペンパルたちは、
今頃どうしているかしら?」と、
文通にまつわる話をしはじめました。

ヒロモリは、
「文通」という聞き慣れない言葉に、
興味をもったようで、
「そのペンパルってなんですか?」と、
真剣に問いかけ、
ナカヤマが、
「文通相手のことよ」と答えると、
ヒロモリはすぐさまネット検索をして、
「へぇっ、pen-palって、英語なんですね。
辞書にはペンフレンドと同じだと、
書いてありますけど、
ペンフレンドという言葉も初めて聞きました。
何だか『青春』って感じですね」と、
羨ましそうな表情を浮かべていました。

「青春」という言葉に刺激されたのか、
ナカヤマは尚も「文通話」を続け、
「ある時、ペンパルが私の写真を、
送って欲しいと言ってきたんだけど、
私、ブスっ子だから、
可愛い顔をした同級生の写真を送ったのね。
だから『会いたい』と言われても、
会えないまま終わったのよ」と、
往時を懐かしんでいました。

「オンラインカフェ」でも、
手紙の話は、
想像以上の盛り上がりをみせました。

「エジプトで仕事をしていた時、
日本から届く家族からの手紙が、
待ち遠しかったですね。
前の手紙から間があくと、
『私に手紙が来ていませんか?』と、
事務に問い合わせをする同僚もいました」
「妻と結婚する前、
実際に会ったのは数回だけで、
1年間の文通を経て結婚しました」
「高校時代の頃に文通が流行り、
何人かと手紙を交換しました。
それらの手紙は今も保管しています。
中でも山口県の女性とは4年間で、
80通ほどやりとりをしました。
思春期のよき思い出です」
「手紙を書くのが好きで、
読んだ本の著者に手紙を書きました。
太田治子さん、扇谷正造さん、
加山雄三さんからは、
お返事をいただいて、
感激しました。
心を込めて手紙を書けば、
相手に気持ちが通じて、
返していただけるのだと実感したものです」
「年に1回は相手が元気かどうかを、
知りたいので年賀状は続けています」
「年賀状で、
手書きでの一文も添えていなくて、
表も裏も印刷したものは、
お年玉抽選が終わったら、
切って捨ててしまいます」
「私が住んでいるフランスでは、
新年のご挨拶はしませんが、
クリスマスカードはよく出します。
また、家族で旅行に行くと、
子供達は行く先々で絵葉書を買って、
友人たちに送っていますよ」
「東日本大震災で、
手紙も思い出も流されてしまいました」
「中学生の頃、
『女学生の友』に投稿したら、
掲載されて、
全国各地から、
手紙が40通近く来て、
驚いたことがあります。
広島在住の女の子は、
神戸の家まで訪ねて来てくれて、
1泊して帰りましたが、
原爆犠牲者だと知って、
あの時、あの女の子に会っていなかったら、
原爆のことは今ほど知り得なかったと思います」……等々、
皆さん口々に、
手紙や葉書の良さを話していました。

便箋や封筒、記念切手、絵葉書などを、
選ぶのが楽しいという方もいましたし、
(私も相手の姿を思い出しながら、
記念切手を貼る瞬間が好きです。
パンダ顔の人にはパンダの切手を貼るなど)

今では電子メールやSNSも、
「文通」に含まれているそうですし、
ペンパルに自分の住所など、
個人情報を知られたくない人のためには、
「文通村」というコミュニティーがあるという、
ことですから「手紙事情」も、
大分変わって来てはいますが、
この夏、暑中見舞いを兼ねて、
旧友たちに手紙など書いてみては、
如何ですか?

(今日のけむり)

【「りえこさんは雨の季節になると、
長い手紙が書きたくなるんですって!」】



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残間里江子活動情報

月刊「清流」
残間里江子対談「人生、まだまだ進行形!」

202211_zanma_2x
秋元 康さん
5/1発売6月号

これまでの対談ゲストの方々は
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5/10(水)発売号
『週刊新潮』
エッセイ「私の週間食卓日記」


5/7(日)
毎日新聞 朝刊
連載「迫る」

人物の内面を探ったり、出来事の背景を掘り下げたりする大型読み物。 毎日新聞ホームページでも配信中。こちらから

毎週土曜日 あさ6時25分~6時50分
文化放送「大垣尚司・残間里江子のおとなファンクラブ」

楽しいセカンドライフを送るためのご提案などがたっぷり!金融・住宅のプロフェッショナル大垣尚司と、団塊世代プロデューサー残間里江子が 大人の目線でお届けします。

毎週土曜日 あさ7時40分~8時
ニッポン放送「おしゃべりラボ~しあわせSocial Design~」

私たちの暮らしをちょっと明るくする仕組みをゲストの方をお迎えしながら楽しくご紹介していきます。

6/3(土) よる11時~12時00分
BS-TBS「Together~だれにも言えないこと~」

あなたの悩みにTogetherならではの相談員が答えます! 残間は社会学者の古市憲寿さんと司会を務めています。


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