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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【5/22】たかが、猫のトイレなのですが……。

2023/05/22 23:15

第5742回
33時14分

 このところ何かと、
心騒ぐ出来事が多く、
気持ちの整理がつかないまま、
毎日を過ごしているのですが、
こういう時に限って、
極めて身近なところで、
やり過ごせない「小事件」が、
起きるのですよね。
乗り越えなければならない、
大きな問題を抱えていた先週末、
けむりのトイレが故障したのです。
猫のトイレぐらい、
何ということもないと言えば、
そうなのですが、
あまりに日常的なことなので、
これはこれで放っとけないのです。

以前も書きましたが、
けむりは息子の家から、
私の家に移住してきた時に、
持参金ならぬ持参トイレとともに、
やってきました。
私は猫のトイレといえば、
昔ながらの床置き砂トイレしか、
思い浮かばず、
それをセットして待っていました。
ところが息子は、
それまでけむりが使っていた、
自動猫トイレを持ってきたのです。

そもそも自動トイレは、
忙しい飼い主が何度も排泄物を、
取り除かなくていいように、
設計されているのですが、
私は自動トイレでも、
汚物があるのが気になるたちなので、
1日2〜3回はチェックしますから、
プリミティブ砂トイレと同じなのです。
(それにいずれ機械は故障しますから、
安心して全面的に任せるわけにはいかないと、
思っている旧世代なものですから……)

我が家にけむりが来てから、
2年半余になりますが、
危惧していた通り、
半年前くらいからこのトイレが、
時々正常稼働しなくなったのです。
(そんなこともあろうかと、
自動トイレの横に原始的な砂トイレも、
並べて置いてあるのですが……)

故障するにしても、
静かに故障しているのなら、
まだいいのですが、
ここ2週間は使ってもいないのに、
深夜・早朝お構いなしに、
グワ〜ン、ゴォ〜ンと重低音で、
唸り声をあげ始めたのです。
夜中に居間で何か気配がするので、
恐る恐る見に行くと、
ブルーライトを点滅させながら、
トイレが不気味な音を立てているのです。

息子に言ったところ、
息子も目下大きな案件を抱えているとかで、
「猫トイレなどにつき合ってはいられない」とばかりに、
「あのマシンはかなり古いからね」と、言うや、
新しいトイレを注文してしまったのです。
「忘れたころに」ではありますが、
突如、正常に動き出すトイレを、
廃棄するなんて、
勿体ないし可哀想だし……と、
グズグズしているうちに、
新しいトイレが届き、
居間は猫トイレの展示場みたいに、
なってしまいました。


【猫トイレ3つが並ぶリビング】

新型機は荷解きはしたものの、
組み立て方がよく解らないので、
そのままにしておいたところ、
常にきれいな砂を張ってある旧来機を、
普通に使えるものと思ったけむりは、
動かない旧来機で用を足すのです。
仕方なく、この数日間は1日3〜4回、
トイレのドームに頭をつっこんで、
ハンドシャベルでけむりの排泄物を、
取り除いていました。

……そして、今日、
息子が組み立てにやってきて、
新型トイレが使えるようになりました。
「けむりが新しいトイレで、
普通に用を足すまでは、
旧いトイレもこのままここに置いててよ」と、
猫にだけはやさしい心配りをする息子は、
老母に言い放って、
慌ただしく去って行きました。


(今日のけむり)

【「トイレは清潔が一番ですよね」
太平楽なけむり】



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