先日大垣尚司さんが、
「残価設定型住宅ローン」
(日本経済新聞出版)
という新刊を出して、
順調な滑り出しを見せていますが、
一見難しそうな本ということで、
編集者からは、
「多くの人に読んで欲しいので、
是非『ですます体』で書いてください」と、
注文を受けたと語っていましたが、
小説などの文芸領域の本は別として、
ノンフィクションやハウツー本などは、
やさしい語調の「ですます体」のほうが、
読まれやすいのだそうです。
個人的には(性格的にも)
キッパリ言い切ってしまう、
「である体」の方が、
潔い気がして好きなのですが、
いったん「〜です(よ)」という、
やわらか表現に慣れてしまうと、
「〜だ」「〜なのである」と書くと、
ぶっきらぼうに思えてくるのです。
本棚にある本を見ると、
阿川佐和子さんの「聞く力」や、
林真理子さんの「野心のすすめ」
村上春樹さんの「職業としての小説家」
隈研吾さんの「建築家、走る」は、
「ですます体」で、
椎名誠さんの「失踪願望」や、
古市憲寿さんの「正義の味方が苦手です」
中野信子さんの「脳の闇」は、
「である体」でした。
(山口百恵さんの「蒼い時」も、
「である体」です)
「本を出す」ということが、
どんどん難しくなっている昨今ですが、
そろそろ長い文章に挑戦して、
自分の内面と向き合ってみたいと、
思い始めています。
「である体」で言い切るか、
「ですます体」で共感を重んじるか…。
考えどころです。
(今日のけむり)

【「わたしはけむりだ」と、
「わたしはけむりです」だと、
この顔にはどっちが似合いますか?】
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「残価設定型住宅ローン」
(日本経済新聞出版)
という新刊を出して、
順調な滑り出しを見せていますが、
一見難しそうな本ということで、
編集者からは、
「多くの人に読んで欲しいので、
是非『ですます体』で書いてください」と、
注文を受けたと語っていましたが、
小説などの文芸領域の本は別として、
ノンフィクションやハウツー本などは、
やさしい語調の「ですます体」のほうが、
読まれやすいのだそうです。
個人的には(性格的にも)
キッパリ言い切ってしまう、
「である体」の方が、
潔い気がして好きなのですが、
いったん「〜です(よ)」という、
やわらか表現に慣れてしまうと、
「〜だ」「〜なのである」と書くと、
ぶっきらぼうに思えてくるのです。
本棚にある本を見ると、
阿川佐和子さんの「聞く力」や、
林真理子さんの「野心のすすめ」
村上春樹さんの「職業としての小説家」
隈研吾さんの「建築家、走る」は、
「ですます体」で、
椎名誠さんの「失踪願望」や、
古市憲寿さんの「正義の味方が苦手です」
中野信子さんの「脳の闇」は、
「である体」でした。
(山口百恵さんの「蒼い時」も、
「である体」です)
「本を出す」ということが、
どんどん難しくなっている昨今ですが、
そろそろ長い文章に挑戦して、
自分の内面と向き合ってみたいと、
思い始めています。
「である体」で言い切るか、
「ですます体」で共感を重んじるか…。
考えどころです。
(今日のけむり)

【「わたしはけむりだ」と、
「わたしはけむりです」だと、
この顔にはどっちが似合いますか?】
