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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【1/16】白菜と油揚げの味噌汁を食べながら………。

2022/01/16 11:15

第4910回
24時07分

海部俊樹元首相の訃報に接し、
30余年前にお会いした頃のことを、
思い出しました。
海部総理の私的諮問委員にという、
話があったのは、
息子が生まれて間もない頃でした。
それまでも小さな委員会には、
出席したことがありますが、
総理の私的諮問委員というような、
役は初めてでした。
あとで聞いたところでは、
海部内閣で女性初の官房長官になった、
森山真弓さんが推薦してくださった、
という説もありましたが、
堤清二さんが「僕が推薦したんだよ」とも、
おっしゃっていましたし………、
真偽は判りません。

母に話したところ、
「とうとうあなたも、
国家権力に与する人間になったのね」と、
いうのが第一声でした。
母は旧国鉄労組の筋金入りの活動家でしたから、
「よかったわね!」と、言われるとは、
思っていませんでしたが、
「結局、あなたはこの国では無難な人間だと、
認定されたわけよね」と、言いながらも、
さほど不快でもなさそうでした。

「いろんなことがどう審議され、
どう決まって行くのかの、
過程を見るだけでも意味があると思うし、
相手が総理だからと行って、
闇雲に体制に味方はしないわよ。
私に期待しているのは、
本流の意見ではないと思うのよね。
だから、私は、
今はせせらぎにしかすぎない小川でも、
やがて支流になって、
いつかは本流になる可能性が、
あるというような話をしようと思っているの。
言ってみれば永田町や霞が関の人たちが、
まだ気がついていない、
この先の時代の『兆し』について、
意見を言おうと思っているの。
それと行ったからには、
必ず最低1回は発言するということも、
肝に命じて出席するわ」と、話したところ、
あとは何も言いませんでした。

水玉のネクタイを締めるので、
「水玉総理」などと呼ばれていた、
海部さんでしたが、
(「総理」と呼ばずに「海部さん」と、
言って欲しいとおっしゃっていました)
ほとんどが朝食を共にしながらの会議でした。

官邸の朝食ですから、
「どんなものが出るのかしら」と、
興味津々だったのですが、
麦ご飯(お米は古米みたいな感じ)と、
味噌汁(具は白菜と油揚げが、
ほとんどだったと記憶しています)に、
納豆と鰯や塩鱒などの焼き魚と、
小松菜などの煮びたしと、
漬物(黄色い沢庵が多かったですね)といった、
庶民的なメニューでした。

議題は毎回、
あらかじめ決まっていましたが、
しばしば話題になったのが、
「少子化」問題でした。
私が「子供には教育費もかかるし、
母親の人生も制約されますからね」と、
いうようなことを言ったところ、
翌月の会議の時、
海部さんはその話を覚えていて、
こんな話をなさったのです。
「あれから周囲の女性たちに、
毎月いくら補助をしたら、
子供を産んでくれるのかを聞いてみたら、
一人につき20万円出してくれたら、
2人目や3人目を産んでもいいという、
答えが一番多かったんですよ。
『子供は夫婦の愛の結晶』と思っている、
議員が多いですから、
お金のことは他では言えませんけど、
子供を持つってことは、
そのくらい大変なことなのだと、
認識しましたよ」と、
率直に語る方でした。
心からご冥福を、
お祈りしたいと思います。

………今朝は
懐かしの白菜と油揚の味噌汁を、
作って食べました。
(2センチ幅くらいに切った白菜は、
よく煮ると美味しいですよ)


(今日のけむり)

【これでも(人間だと)24〜5歳の、
女の子です】



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