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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年、仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年に企画制作会社を設立。雑誌『Free』編集長、出版、映像、文化イベントなどを多数企画・開催。 2005年「愛・地球博」誘致総合プロデューサー、2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録する。2009年には既存の「シニア」のイメージを払拭した新しい「日本の大人像」の創造を目指し、会員制ネットワーク「クラブ・ウィルビー」を設立。国土交通省「社会資本整備審議会」、財務省「財政制度等審議会」、文部科学省「生涯学習審議会委員」、内閣府「男女共同参画推進連携会議」など行政諸機関の委員を数多く歴任。 近著は『もう一度 花咲かせよう』 『閉じる幸せ』 『人と会うと明日が変わる』


【10/9】若い女性の活躍に感服しました。

2021/10/09 12:15

第4811回
29時27分

ナカヤマに来てもらって、
けむりを猫病院へ連れて行きました。
一人で猫バッグに、
誘導(または捕獲)するのは大変なので、
ナカヤマに手伝ってもらい、
バッグの入口を全開しているところに、
私がけむりを追い込むのです。
必死に逃げるけむりを、
なんとかバッグに入れて、
動物連れの人専用のエレベーターで、
下に降りるのですが、
廊下からエレベーターの中まで、
けむりは何かを訴えかけるような、
哀しげな声で鳴きます。
(「こわい!どこに行くの?」と、
言っているのでしょう)

かかりつけの病院と、
猫を飼っている知人の紹介の病院にも、
連れて行ったのですが、
原因が判らないまま、
3本足歩行が続いているので、
猫専門の病院へも行くことにしたのです。

私の持病での通院も多いのに、
そこにけむりの病院通いが、
加わったのですから、
疲れ果てて、
私の病気がまた一つ、
増えるような気がしています。

母が存命だった時には、
もっと病院通いが多かったのですから、
あの時を思えば大したことはないのですが、
でも、あの頃は私も若かったですからね。
50歳から65歳までの母の介護期間と、
古稀越えの今では体力が違います。
とは言え、3本足で移動しているけむりを、
放っておくわけにもいきませんから、
しばしつきあうことに致します。

それにしても、
一歩建物の外に出ると、
けむりはピタッと鳴き止み、
タクシーの中では、
「ニャッ」とも言いません。
病院でも、
治療台に乗せられると、
身じろぎもせず視線を落として、
いかにも「どうぞ診てください」と、
言わんばかりのおとなしさです。
ナカヤマは、
「ソトヅラがいいところが、
ザンマさんにそっくりですね」と、
言いますが、
たしかにそうかもしれません。

さてさて今日は、
ニッポン放送「おしゃべりラボ」の収録があり、
素敵な女性たちと話をしました。

お一人目は、
島根からリモートでご出演くださった、
矢田明子さんで、
最近全国に広がっている、
「コミュニティナース」の先駆者です。

矢田さんは26歳の時、
それまで病気一つしたことのなかった、
お父さんを癌で亡くし、
あとで思うと、
半年くらい前から兆候はあったのに、
「余命3ヶ月」と、言われるまで、
「何故私たち家族は、
気がつかなかったのだろう」との、
後悔に駆られたのだそうです。
「近くに看護師さんでもいてくれたら、
『うちの父、最近食欲がないのよね』と、
相談ぐらいしたかもしれないとの思いから、
既に3児の母だったのに、
看護師をめざして、
27歳で島根大学医学部看護学校に入学、
在学中からコミュニティナース活動を、
始めたそうです。

「コミュニティナース」とは、
病院で働く看護師さんや訪問介護の看護師さんが、
「病気になった人」を対象にするのに対して、
コミュニティナースは地域で生活する人を対象にし、
日常的に住民の皆さんと接することにより、
病気の早期発見や医療・福祉・行政機関への、
橋渡しを行うというものです。

「私は何でも相談できる、
地域のお姉ちゃんみたいな存在に、
なりたいと思っていたのに、
最初の頃、お年寄りにいきなり、
検診を勧めたりしたところ、
『あんたに言われたくないね』とか、
『そんな話はしたくない』みたいに、
言われてしまったんですよね。
考えてみればこれは当然のことで、
『そうか、身体のことを、
親しくもない私にいきなり言われても、
いやだよねぇ』と気がついて、
先ずは音楽のイベントとか、
手芸のイベントなどを創って、
地域の皆さんと、
親しくなることから始めたんですよ。
そうすると次第に、
自分の身体の不調などについても、
話してくれるようになって、
何かあると聞いてくれるように、
なったんですよね」と、
矢田さんはおっしゃいます。

コミュニティナースは、
看護資格のない人も参加しており、
(その人が仲間の看護師に伝えれば、
いいわけですからね)
今では自治体が「町おこし」の、
プログラムに導入したり、
企業からの参画要望も日に日に、
多くなっているそうです。

「最初に大学の入試に落ちた時には、
周囲も『これで明子も諦めるだろう』と、
思ったらしいんですけど、
予備校に通うお金を「ヤクルトレディ」をやって、
捻出して再挑戦したあたりからは、
周囲の方が諦めて、
今ではみんな応援してくれています。
そうそう、私、今は3児の母ではなくて、
また2人産んだので5児の、
母になったんですよ」


【矢田明子さん。
とても5児の母には見えませんよね】

もう一人の素敵な女性は、
1995年生まれの古野香織さんで、
中央大学在学中に「18歳選挙権」が、
実現したことがきっかけで、
同世代の若者の投票率向上や、
政治参加を推進するための、
活動をスタートさせたという人です、
それまで政治には、
全く関心のなかった古野さんが、
急に政治の話をし始めたので、
同級生たちには怪訝な顔をされ、
「あなた、政治家になるの?」と、
聞かれたりもしたそうです。

「私は理系から法学部に転部したのですが、
法学部の学生ですら政治には無関心で、
でも『あゝ、これが現実なんだわ』と、思って、
ますます頑張ろうと思いましたけれど………」
その後、
活動に一定の手応えはあったものの、
若者の行動変容にまでは、
影響を与えられていないと実感し、
今度は「学校教育そのものを変えよう」と、
大学院に進んで、
「中高生の主権者教育」をテーマに、
教育研究に取り組み、
今年の4月には、
教育系NPOとして広く知られている、
「認定 NPO法人カタリバ」に入り、
学校の校則を教師や生徒と一緒に
再考していくなど、
「みんなのルールメイキングプロジェクト」の、
事務局を運営しています。

古野さんはやわらかな物言いで、
「政治の世界にいる女性」たちが放つ、
独特の雰囲気とは無縁な感じの人で、
これなら中高生にも「政治」に、
興味をもたせることが出来るだろうと、
納得しました。


【古野香織さんを囲んで】



(今日のけむり)

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11/4(木) あさ10時5分~10時55分
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