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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)
プロデューサー
1950年仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年 株式会社キャンディッド・コミュニケーションズを設立。
雑誌「Free」(平凡社刊)編集長、山口百恵著「蒼い時」の出版プロデュース、 2001年には、栗原はるみさんから小泉総理(当時)まで、各界で活躍する119人のパネリストによる10日間連続大型トークセッション 「大人から幸せになろう」をはじめとする自主企画事業など、映像、文化イベント等を多数企画・開催する。
2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録した。
著書に『もう一度 花咲かせよう』(中公新書ラクレ)『閉じる幸せ』(岩波新書)など。



<近著>
『もう一度 花咲かせよう』(中公新書ラクレ)

【10/7】黒柳徹子さんの「ラヴ・レターズ」を観て、私にも「元気」が蘇ってきました。

2019/10/07 10:15

第4079回
26時21分

人間ドックは、
30余年同じ病院で、
やっているのですが、
今年はこれまでの時期を変えて、
毎年11月にやっていたのを、
来春に変えたことから、
次の健診まで間が空くこともあって、
居住している港区からの、
無償健診をも体験してみようと思い、
(何年も前から通知は来ていたのですが、
年に2回は多いだろうと、
一度も行ったことがなかったのです)
聖路加国際病院連携の、
日野原記念クリニックに行って、
いくつかの健診をしてきました。
区民健診ですから、
何もかもというわけにはいきませんが、
それでも肺癌、大腸癌、肝炎ウィルス、
子宮癌、マンモグラフィーなどの、
検査を受けました。
胃癌の内視鏡検査も、
項目の中にあったのですが、
港区の規定で、
検査に麻酔は使わないことに、
なっていると聞いて、
麻酔好き(?)の私は辞退しました。
(知らない間に終わっていたいので)

日野原記念クリニックは、
105歳で亡くなった、
聖路加国際病院名誉院長の日野原重明さんが、
開設した財団法人の診療施設で、
聖路加国際病院の連携施設として、
認可を受けている数少ない診療施設です。
受付の女性も各健診スタッフも、
とても感じよく、検査もスムーズで、
「区の無料健診だと、
何となく肩身が狭いのよね」と思う人が、
多いようですが心配はご無用です。
検査はとてもスムーズで、
受付から約1時間で終わりました。

夕方からは、
待ちに待った黒柳徹子さんの、
「ラヴ・レターズ」を観に行きました。

昨年、
海外コメディーシリーズの、
ファイナル公演「ライオンのあとで」は、
東京公演を観ただけでは惜しくて、
日帰りで大阪に行って、
最終公演を観て来ました。

「喜劇がお好きな皆さまへ」と題した、
黒柳さんから届いたお手紙に寄れば、
「(前略)
『どうか、やめないで、続けてください!』という、
お声もたくさんいただきました。
それを聞いて、私はとても嬉しく思いました。
(中略)
これからは、冒険もふくめた、
新らしい舞台をやっていくことにいたします。
今年の秋のお芝居は、
あの有名な「ラヴ・レターズ」に挑戦します。
昔、ブロードウエイで見て、
「この芝居、私、やりたい!」と思った作品です。
「ラヴ・レターズ」が日本で公演することになってから、
この「ラヴ・レターズ」の翻訳と演出をなさった、
青井陽治さんから「是非、出演して欲しい」と、
何度もお誘いを受けました。
当時、テレビのレギュラー番組や、
海外コメディーシリーズの舞台などを、
やっていたので、
どうしてもスケジュールが取れず、
お断わりしました。
今、青井陽治さんが生きていらしたら、
とっても喜んでくださったと思います。
本を読んでみて、本当の恋愛とは、
こういうものかとも思いました」と、
書かれてありました。

1948年生まれの青井陽治さんとは、
同世代ということもあって、
私も親しくさせていただいていました。
ある時、
鳳蘭さんと久野綾希子さんの2人芝居を、
オリジナル作品でと依頼したところ、
青井さんはなかなか書けなくて、
途中で「逃亡」してしまい、
岩手の山奥まで捜索(?)し、
東京に連れ戻して、
書いていただいた思い出があります。
残念ながら一昨年亡くなられたのですが、
黒柳さんがお書きになったように、
私も「青井さん、天国で喜んでいるだろうな」と、
思いながら観ていました。

この作品は、
2人だけの朗読劇なのですが、
個性的なアーティストの女性と、
後に上院議員になる男性が、
5歳から約50年間、
やりとりをした手紙を、
女性役(メリッサ)を黒柳さんが、
男性役(アンデー)を高橋克典さんが、
朗読なさるのです。

黒柳さんは幼い頃の女の子の声から、
アーティストとしての苦悩と葛藤の時代は、
狂気が潜んだ大人の女の声で、
アンディーが恋をしたり結婚をしたり、
3人の息子の父になったことを、
綴ってきた手紙に対する、
羨望と嫉妬が入り交じった複雑な胸中を、
声だけで、
見事に演じ分けていらっしゃいました。

高橋克典さんも、
メリッサの不安定な直情を、
包み込むように受け止める温かさと、
社会性を重んじる(男性特有の?)
ある種の冷たさの両面を、
静かに抑えた声、諭すようなやさしい声、
抑え切れなくなった時の慟哭……と、
声の色を繊細に使い分けていて、
黒柳さんとのコンビネーションも絶妙でした。

「ラヴ・レターズ」は、
いわゆる一般的な「朗読」の域を超えて、
2人の声音だけで、
折々の心情が鮮やかに描き出される、
演劇を超えた演劇とも言えるもので、
演じる人によって、
受け止め方が変わり得る、
作品のような気がして、
他のアンディーとの、
「やりとり」も観たくなりました。
(アンディー役は高橋克典さんが9日まで、
11日と12日は筒井道隆さん、
14日から16日までは吉川晃司さんです。
大阪公演は10月18日から20日まで。
18日は高橋克典さん、19日は筒井道隆さん、
20日が吉川晃司さんです)


【終演後楽屋をお訪ねし撮らせていただきました】

隣席が、
浅野史郎さんご夫妻だったので、
終演後、浅野さんに、
「なんだかんだ言って、
結局、男ってずるいよねぇ……」と、
言ったら、
「男性は深いところで女性を愛しているんだよ。
それにしてもあなたらしい感想だね」と、
言われたので、
「だから、私はずっと独りなのよ」と、
言い返しながら、
これまで浅野さんの闘病をはじめとして、
幾多の困難を2人で乗り越えて来た、
浅野夫妻の仲良く寄り添っている姿を、
ちょっぴり羨ましく思いながら、
帰ってきました。


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第一回はルーツである宮城県や静岡県、アナウンサー時代を語ります。

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10/22(火・祝) 12時~東京
日経ウェルエイジングフォーラム
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11/12(火) 13時~東京
指定都市市長会シンポジウム「文化芸術立国の実現に向けた指定都市の役割 ~文化芸術がもたらす都市の豊かさ~」

基調講演「文化芸術が持つ力」。参加無料、要事前申込。

月刊「清流」
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10/1発売11月号 中尾ミエさん
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