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プロフィール


残間里江子
(ざんま・りえこ)

プロデューサー
1950年仙台市生まれ。アナウンサー、雑誌記者、編集者を経て、1980年 株式会社キャンディッド・コミュニケーションズを設立。
雑誌「Free」(平凡社刊)編集長、山口百恵著「蒼い時」の出版プロデュース、 2001年には、栗原はるみさんから小泉総理(当時)まで、各界で活躍する119人のパネリストによる10日間連続大型トークセッション 「大人から幸せになろう」をはじめとする自主企画事業など、映像、文化イベント等を多数企画・開催する。
2007年には「ユニバーサル技能五輪国際大会」総合プロデューサーを務め、29万人を超える来場者を記録した。
著書に『もう一度 花咲かせよう 「定年後」を楽しく生きるために』(中公新書ラクレ)『閉じる幸せ』(岩波新書)など。



<4月9日発売 最新刊>
『もう一度 花咲かせよう 「定年後」を楽しく生きるために』(中公新書ラクレ)

【8/13】お盆ならではのゆったりとした時間の中で………

2019/08/13 10:45

第4024回
30時34分

今日はお盆の入りですね。
東京のお盆は7月ですから、
帰省した人が多いのでしょうか。
整形外科もリハビリセンターも、
いつもより来院者が少なく、
(総じて「お盆」を重視している世代の、
受診が多い科ですものね)
スムーズに診察・治療が終わりました。
お盆は、
東京だと7月13日から16日までの、
本来の旧暦で行われますが、
我が家は仙台時代の名残で、
新暦(8月13日から16日)で行います。
明治時代に暦の国際基準化に伴って、
日本の行事は全体に、
30日遅れとなったということもありますが、
旧暦の7月15日を中心にした数日間は
農家の繁忙期で忙しかったこともあって、
新暦に変わった時、
お盆を8月に移行した地域が多いようです。

独立した息子は、
もはやお盆を「行事」として、
意識してはいないと思いますが、
私は亡き人たち(両親や祖父母など)が、
「家に戻ってくる時」ということは、
意識しています。
……とは言え、
今年は提灯も盆棚も作らず、
お位牌だけを仏壇の中から居間の棚に出して、
友人から貰った、
お花とお菓子を供えただけの、
簡略版でしたが………。

さて、
今日会った人たちは、
一人は親御さんが私より若く、
祖父母のお墓は九州なので、
滅多に行かないという、
お盆そのものには関心がない、
35歳の男性で、
単身赴任先の大阪からお盆休みで、
東京に戻って来たということで、
「ちょっと相談があるので、
会っていただけませんか?」と、
連絡して来た人です。

もう一人は、
キリスト教なのでお盆には関係ない人で、
「お盆だからいつも忙しい残間さんとも、
今日ぐらいはゆっくり、
話せるのではないかと思って………」と、
連絡して来た50代女性でした。

35歳男性の相談事は、
「単身赴任して半年経つんですけど、
妻が一度も僕の赴任先に来ないんですよ。
彼女はまだ24歳で、
僕が言うのも何ですが、
年より若く見えるし、結構可愛いんですよ。
IT系の仕事に就いているんですけど、
毎日ものすごく楽しいみたいなんですよね。
でも、結婚してまだ1年半ですよ。
………僕は月に一度は、
帰ってきているんですけど、
このままだと、
好きな男でも出来るんじゃないかと、
気が気じゃないんですよ。
どうしたらいいと思います?」という、
内容でした。
(※今どきの悩みですね)

「で、この休みにあなたが帰ってきて、
不審な動きはあるの?」と、
聞いたところ、
「いいえ、先月帰って来た時と同じで、
嬉しそうではあるんですけどね。
この間は彼女も休みをとったので、
凝った手料理を作ってくれたり、
夕べも映画に行ったりもしているのですが、
『長くても数年で帰るでしょうから、
私からは行かないわ』と、言い切るんですよ。
『US Jも面白いし、大阪で出来た友達にも、
紹介したいんだよね』と、言っても、
「大阪出張でもあったらね。
でも、多分ないとは思うけど」と、
にべもないんですよね」

聞いたところでは、
半分はのろけ話でしたし、
今は何も起きてはいないようなので、
そんなに心配しても仕方がないと思い、
「大丈夫よ!
奥さんは仕事が面白いだけだと思うな。
それにあなただって、
大阪で好きな人が出来ないとは、
断言出来ないでしょ?」と、言うと、
「僕はそんなことはありませんよ」と、
断言したかと思ったら、
数秒後には、
「そうですね!(突然、力強い言い方で)
今からそんなことを考えても、
しょうがないですよね。
僕も大阪で新しい友達を作りたいと思って、
異業種交換会のメンバーにもなったし、
テニス同好会にも入ったし、
秋からはフルートも始めようかと、
考えているんですよ。
僕だってどこでどんな出会いがあるか、
判らないですものね」と、
「何も急にそこまで、
割切らなくてもいいのでは?」と、
思うほど、
吹っ切れた明るい表情で、
帰って行きました。

もう1人の女性は、
間もなく手術を控えているという人で、
東京には身元保証(引受け)人がいないので、
万が一何かがあった時のために、
関係書類に署名・捺印をして欲しいというもので、
もちろん快諾しました。
医師を信頼もしているし、
元気に復帰してくると確信していても、
一抹の不安があるのは、
なかなか病気と縁が切れないでいる、
私には解ります。

病気の話だけでなく、
介護ホームにいる老親のことや、
仕事のことなど、
何だかんだと4時間余、
病気のことを聞いて以来、
彼女とは時間を切らないで、
話したかったので、
お盆ならではの、
ゆったりとした時間が持てて、
良かったと思いますし、
目の前に立ちはだかっている、
幾多の壁を、
力いっぱい乗り切ろうとしている、
彼女の姿に励まされました。

………というわけで、
「Together」のリアル版みたいな、
一日でしたが、
他人(ひと)が私を信じてくれて、
思いを打ち明けてくれるって、
嬉しいものですね。



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