本日のゲストスピーカーは、
「指静脈認証技術」を活用した、
セキュリティシステムを創った、
株式会社モフィリアの、
天貝佐登史社長でした。
(「指静脈認証技術」については、
言葉としては知っていましたが、
具体的にどうするのかは、
知りませんでした)。
天貝さんは、
元SONYの社員。
aiboやQRIOなどを創った、
エンタテインメント・ロボットカンパニーの、
プレジデントを経て、
静脈認証事業開発室長となり、
2010年12月、
56歳で早期退職をして、
株式会社モフィリアを起業、
SONYからmofiria技術を継承,
特許も譲渡されたのだそうです。
天貝さんに言わせると、
指静脈認証は、
生体認証技術の中で、
最も素性がよく、
特許も日本(esp・SONY/mofilia、
日立、富士通)が、
ほヾ独占していて、
これからの高齢化、ECO、
クラウドといった、
環境変化の流れの中で、
社会インフラとして、
グローバルに普及する可能性が、
高いと期待されているのだそうです。
指紋認証は、
静脈認証よりは、
普及しているようですが、
(犯罪捜査などは指紋なので)
看護師さんや美容師さんなど、
水や薬品や化粧品などを使う人や、
テニスプレーヤーや演奏家など、
指を頻繁に使う人は、
指紋がなくなることが多いため、
使えない場合も多いのだそうです。
最近は、
指紋をつけた、
指サックなども売られていて、
他人の指紋になりすます人も、
増えていると言いますから、
凄い世の中になったものですね。
天貝さんに見せていただいた、
ATMでのスキミング、
(磁気カードの不正読み取り)の資料は、
驚くほど巧み(?)で、
私には絶対に見抜けない、
「ワザ」(?)ばかりでした。
カードの挿入口を、
スキミング装置によって、
覆うなどというのは序の口で、
一部分だけでなく、
挿入口全体を覆うことが出来る、
スキミングカバーをつけたり
カードの挿入部分に、
同じ色合いのスキミング機能付きの、
ケースをつけたり
テンキーの上に、
データ抜き取り用の、
テンキーを被せるとか、
ATMの上部に仕込まれたカメラで、
暗証番号を盗視するなど、
まるでスパイ映画みたいです。
(しかもこれらの装置が、
プロによって作られた精巧なものなので、
ニセモノとは思えないのです)
そこへいくと、
指の静脈認証は、
全世界の人の静脈パターンが、
全て異なることや、
経年変化がないこと、
(顔や声は年をとると変化するし、
指紋は使いすぎると摩耗しますが、
静脈は10歳位から生涯同じなのだそうです)
さらに指静脈認証は、
指の内部の情報を使うので、
指の表面の状態に、
(ドライ・ウエット・荒れ・傷など)
影響されないなど、
利点が大きいのだといいます。
試しに、
私の指静脈を映してもらったら、
指自体を映した映像は、
レントゲン写真みたいなのですが、
図形化すると、
星座表のような模様で、
なかなか美しいのです。
メンバー9人も、
次々にやってもらったら、
(所要時間は2〜3秒程度)
当然のことながら、
全員模様が違うので、
「僕の方が細かい」とか、
「あなたのは切れ切れだね」などと、
どれがいい静脈とか、
悪い静脈とかはないのに、
互いに批評し合っていたのは、
面白い光景でした。
既にトルコは、
国家プロジエクトとして、
トルコ全土の病院と薬局に、
指静脈認証システムを、
設置することを、
決めてくれたということですが、
天貝さんは、
2020年の東京オリンピックと、
パラリンピックの、
セキュリティチェックに、
このシステムを、
使って欲しいというのが、
目下最大の夢だと語っていました。
メンバーは、
食事をしながら、
お話を伺っていたのですが、
天貝さんは料理に箸もつけずに、
自身の思いを熱く語り、
みんなの指静脈映像を、
一生懸命撮ってくれたのでした。
「指静脈認証技術」を活用した、
セキュリティシステムを創った、
株式会社モフィリアの、
天貝佐登史社長でした。
(「指静脈認証技術」については、
言葉としては知っていましたが、
具体的にどうするのかは、
知りませんでした)。
天貝さんは、
元SONYの社員。
aiboやQRIOなどを創った、
エンタテインメント・ロボットカンパニーの、
プレジデントを経て、
静脈認証事業開発室長となり、
2010年12月、
56歳で早期退職をして、
株式会社モフィリアを起業、
SONYからmofiria技術を継承,
特許も譲渡されたのだそうです。
天貝さんに言わせると、
指静脈認証は、
生体認証技術の中で、
最も素性がよく、
特許も日本(esp・SONY/mofilia、
日立、富士通)が、
ほヾ独占していて、
これからの高齢化、ECO、
クラウドといった、
環境変化の流れの中で、
社会インフラとして、
グローバルに普及する可能性が、
高いと期待されているのだそうです。
指紋認証は、
静脈認証よりは、
普及しているようですが、
(犯罪捜査などは指紋なので)
看護師さんや美容師さんなど、
水や薬品や化粧品などを使う人や、
テニスプレーヤーや演奏家など、
指を頻繁に使う人は、
指紋がなくなることが多いため、
使えない場合も多いのだそうです。
最近は、
指紋をつけた、
指サックなども売られていて、
他人の指紋になりすます人も、
増えていると言いますから、
凄い世の中になったものですね。
天貝さんに見せていただいた、
ATMでのスキミング、
(磁気カードの不正読み取り)の資料は、
驚くほど巧み(?)で、
私には絶対に見抜けない、
「ワザ」(?)ばかりでした。
カードの挿入口を、
スキミング装置によって、
覆うなどというのは序の口で、
一部分だけでなく、
挿入口全体を覆うことが出来る、
スキミングカバーをつけたり
カードの挿入部分に、
同じ色合いのスキミング機能付きの、
ケースをつけたり
テンキーの上に、
データ抜き取り用の、
テンキーを被せるとか、
ATMの上部に仕込まれたカメラで、
暗証番号を盗視するなど、
まるでスパイ映画みたいです。
(しかもこれらの装置が、
プロによって作られた精巧なものなので、
ニセモノとは思えないのです)
そこへいくと、
指の静脈認証は、
全世界の人の静脈パターンが、
全て異なることや、
経年変化がないこと、
(顔や声は年をとると変化するし、
指紋は使いすぎると摩耗しますが、
静脈は10歳位から生涯同じなのだそうです)
さらに指静脈認証は、
指の内部の情報を使うので、
指の表面の状態に、
(ドライ・ウエット・荒れ・傷など)
影響されないなど、
利点が大きいのだといいます。
試しに、
私の指静脈を映してもらったら、
指自体を映した映像は、
レントゲン写真みたいなのですが、
図形化すると、
星座表のような模様で、
なかなか美しいのです。
メンバー9人も、
次々にやってもらったら、
(所要時間は2〜3秒程度)
当然のことながら、
全員模様が違うので、
「僕の方が細かい」とか、
「あなたのは切れ切れだね」などと、
どれがいい静脈とか、
悪い静脈とかはないのに、
互いに批評し合っていたのは、
面白い光景でした。
既にトルコは、
国家プロジエクトとして、
トルコ全土の病院と薬局に、
指静脈認証システムを、
設置することを、
決めてくれたということですが、
天貝さんは、
2020年の東京オリンピックと、
パラリンピックの、
セキュリティチェックに、
このシステムを、
使って欲しいというのが、
目下最大の夢だと語っていました。
メンバーは、
食事をしながら、
お話を伺っていたのですが、
天貝さんは料理に箸もつけずに、
自身の思いを熱く語り、
みんなの指静脈映像を、
一生懸命撮ってくれたのでした。