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渡辺えりさん(劇作家/演出家/女優)
2023.10.19
11月 舞台「ガラスの動物園」「消えなさいローラ」(東京・山形・大阪)

※チケット情報:本記事掲載時点で、山形、大阪公演は予定枚数終了。東京公演の一部日程が発売中です。
〔渡辺さんの紹介コメント〕
高校生だった16歳の時に山形県民会館で観て号泣し、演劇の道に進もうと決意した「ガラスの動物園」と、その後日談を書いた別役実さんの「消えなさいローラ」を同時に演出できる日が来ました。
ガラスの動物園に影響を受けた劇作家は多く別役さんもその一人ですが好きすぎて続きを書いてしまいました。
国を超え時を超え生き続けるローラの孤独は平和を待ち続ける、死にきれない死者たちの祈りでもある。ユーモアにあふれる切なく、過激でロマンチックな作品にしたいと考えこの舞台を作りました。

「ガラスの動物園」
「消えなさいローラ」
〔見どころ〕 bunkamuraホームページより
不朽の名作と、その後日譚を描いた不条理劇 世界初の二本立て上演
演出は、劇団3〇〇の主宰、演出家、劇作家、女優、歌手として卓越したパワーで活躍し続ける渡辺えり。
渡辺が演劇を志すきっかけにもなったという憧れの作品である、テネシー・ウィリアムズの出世作『ガラスの動物園』と、別役 実がその後日譚として書いた『消えなさいローラ』の世界初となる二本立て上演に挑みます。
『ガラスの動物園』の物語の進行役でもあり、閉塞感を感じながら現状からの脱却を夢見る文学青年の弟・トムを演じるのは、今最も注目される歌舞伎俳優であり、舞台や映像、バラエティなどでもその才能を発揮する尾上松也。2020年に渡辺と『消えなさいローラ』で共演、絶大なる信頼を得て、再びのタッグとなります。極度に内気でガラス細工の動物たちと古いレコードだけを心のよりどころとする姉・ローラ役は、温かさと芯の強さを併せ持ち、繊細かつ誠実な演技力で映像から舞台まで様々な役を演じ分ける吉岡里帆。高校時代にローラが恋心を抱いていた人物であり、一家の夕食に招かれてやってくる青年・ジムは、ミュージカル、ストレートプレイを問わず、ジャンルの幅を広げながら舞台を中心に活躍する和田琢磨が演じます。渡辺えりは、自身が生涯で一度は演じてみたかったという、華やかな過去の想い出の中で生き、自分の考えが正しいと信じて疑わない口うるさい母・アマンダを演じます。
『消えなさいローラ』では、家を飛び出して行ったトムを母とともに待ち続けるローラ役を吉岡、和田、渡辺の三名が日替わりで演じます。彼女を突然訪ねる葬儀屋と名乗る“男”役の松也を相手に二人芝居を繰り広げます。
二本立てで上演することで、双方の作品の深部により強い光を当て、“夢を見ることを忘れないでほしい”という現代のすべての人へ向けた渡辺の想いとともに、性別や年齢を超えた、切なくもロマンチックな公演をお届けします。
どうぞご期待ください。
〔スタッフ〕
『ガラスの動物園』
作:テネシー・ウィリアムズ
翻訳:田島 博
上演台本・演出:渡辺えり
『消えなさいローラ』
作:別役実
上演台本・演出:渡辺えり
〔出演〕
尾上松也
吉岡里帆
和田琢磨
渡辺えり
東京公演
日程 | 11月4日(土)~11月21日(火) |
会場 | 紀伊國屋ホール (東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋書店新宿本店4F) ・JR「新宿駅」東口 徒歩約3分 ・地下鉄「新宿三丁目駅」B7出口 徒歩約1分 |
料金 | 10,000円(全席指定)※2作品共通 |
詳細・購入 | こちら(Bunkamuraのページ)をご確認ください。 |
主催/企画・製作 | Bunkamura |
山形公演
日程 | 11月23日(木・祝) |
会場 | やまぎん県民ホール (山形市双葉町1-2-38) ・JR「山形駅」 改札をでて左、西口方面に東西連絡通路を通り、徒歩約1分 |
料金 | S席¥9,500 A席¥7,500 ※本記事掲載時点で、予定枚数終了 |
詳細 | こちら(やまぎん県民ホールのページ)をご確認ください。 |
主催 | 山形県総合文化芸術館 指定管理者 みんぐるやまがた/山形新聞・山形放送 |
大阪公演
日程 | 11月25日(土)、26日(日) |
会場 | 松下IMPホール (大阪市中央区城見1-3-7) ・JR大阪環状線、JR東西線「京橋駅」より徒歩約5分 ・京阪本線「京橋駅」より徒歩約5分 ・地下鉄長堀鶴見緑地線「大阪ビジネスパーク駅」より徒歩約1分 |
料金 | 10,500円(全席指定) ※本記事掲載時点で、予定枚数終了 |
詳細 | こちら(KYODO OSAKAのページ)をご確認ください。 |
主催 | サンライズプロモーション大阪 |