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石村博子さん(ノンフィクション作家)
2024.08.19
新刊『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』
石村博子さんの新刊『脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還』がKADOKAWAから発売になりました。
〔本の紹介〕 出版社ホームページより
脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
石村博子/ KADOKAWA/2,475円(税込)
〔本の紹介〕 出版社ホームページより
13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。民間人の抑留者たちの秘史
13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。
彼が故国の地を踏むまでに40年以上が過ぎていた。
敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に行く人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らは如何に生き延びたか?
8年強の取材で明かされる“この国”の秘史。
鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手……。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。
更に組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。
ソ連崩壊後、彼らは発見される――。
国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。
13歳の少年は密航者としてシベリアに送られた。
彼が故国の地を踏むまでに40年以上が過ぎていた。
敗戦後、ソ連に占領された南樺太。日本に帰ろうとする人、逆に家族との再会を目指し樺太に行く人は密航者とされた他、不当逮捕された人も多い。彼らは如何に生き延びたか?
8年強の取材で明かされる“この国”の秘史。
鉄道員、炭鉱夫、大工、運転手……。敗戦後の南樺太で彼らは突然逮捕された。彼らや密航者は囚人としてラーゲリに連行され、苛酷な労働の刑期が明けてもソ連各地に強制移住させられる。
更に組織も名簿も持たないため引揚げ事業の対象外となり、生き延びるためにソ連国籍を取得すると、日本政府は数百人にのぼるシベリア民間人抑留者を「自己意思残留者」として切り捨てた。
ソ連崩壊後、彼らは発見される――。
国がなくとも何者でなくとも生き抜いた男たちとその家族の、格闘と尊厳の軌跡。
脱露 シベリア民間人抑留、凍土からの帰還
石村博子/ KADOKAWA/2,475円(税込)