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玄田有史さん(東京大学副学長)
6/28 講演 東京大学公開講座「災害と希望:その境界にあるものとは?」(東京)

〔内容紹介〕 公式ホームページより
開講にあたって
人類はいま、気候変動や異常気象、感染症パンデミックなど、多くの課題に直面しています。日本は地震、津波、台風など、自然災害の多い国です。災害は社会のインフラを破壊し、人々の生活を激変し、その心に大きな影響を与えます。全世界で大きな問題となった COVID-19 のパンデミックも、自然災害の1つです。我々は首都直下地震や南海トラフ地震に備え防災を進め、気候変動に対し green transformation を推し進めるとともに、SARS、MERS、COVID-19 と10年毎に発生し大きな問題となる新興感染症に対しても準備をしておく必要があります。
災害から人々を守るためには、学術的研究に基づいた正しい対応が求められます。東京大学は災害の起こる仕組みの解明、災害に対する対策を含めた幅広い研究を行い、既存の学問分野をこえた総合知を醸成し、防災立国として日本が世界をリードすることに貢献しています。創立150周年を迎える東京大学の公開講座では、災害をテーマとして取り上げました。今回の公開講座では、「パンデミック」「自然災害」「危機を乗り越える」という3つのサブテーマのもと、150周年を記念して通常より講師枠を拡大して12名の講師の方々にご講演を頂きます。様々な災害への対応の経験や歴史について学ぶとともに、未来に我々が直面する自然災害にどのように対応すべきか、さまざまな角度から多面的に眺めたいと思います。
第140回公開講座企画委員会 委員長 南學 正臣
(医学系研究科長)
人類はいま、気候変動や異常気象、感染症パンデミックなど、多くの課題に直面しています。日本は地震、津波、台風など、自然災害の多い国です。災害は社会のインフラを破壊し、人々の生活を激変し、その心に大きな影響を与えます。全世界で大きな問題となった COVID-19 のパンデミックも、自然災害の1つです。我々は首都直下地震や南海トラフ地震に備え防災を進め、気候変動に対し green transformation を推し進めるとともに、SARS、MERS、COVID-19 と10年毎に発生し大きな問題となる新興感染症に対しても準備をしておく必要があります。
災害から人々を守るためには、学術的研究に基づいた正しい対応が求められます。東京大学は災害の起こる仕組みの解明、災害に対する対策を含めた幅広い研究を行い、既存の学問分野をこえた総合知を醸成し、防災立国として日本が世界をリードすることに貢献しています。創立150周年を迎える東京大学の公開講座では、災害をテーマとして取り上げました。今回の公開講座では、「パンデミック」「自然災害」「危機を乗り越える」という3つのサブテーマのもと、150周年を記念して通常より講師枠を拡大して12名の講師の方々にご講演を頂きます。様々な災害への対応の経験や歴史について学ぶとともに、未来に我々が直面する自然災害にどのように対応すべきか、さまざまな角度から多面的に眺めたいと思います。
第140回公開講座企画委員会 委員長 南學 正臣
(医学系研究科長)
【プログラム】
DAY3「危機を乗り越える」6月28日(土)
13:00~13:30「災害と希望:その境界にあるものとは?」
玄田 有史 社会科学研究所・教授
災害に遭ってたいへんな状況で軽々しく「希望を持とう」などと、言ってはいけないものです。しかし、災害から次に向かおうとするとき、誰ともなく「希望を持とう」と言い出します。災害と希望の関係を共に考えます。
13:35~14:05「荒ぶる災害に向かい合うこれからの防災を考える」
片田 敏孝 情報学環 総合防災情報研究センター・特任教授
14:15~14:45 「海と希望の学校 in 三陸」
青山 潤 大気海洋研究所 国際・地域連携研究センター・教授
14:50~15:20 「防災とレジリエンスの心理学」
関谷 直也 情報学環 総合防災情報研究センター・教授
15:35~16:25 総括討議
沖野 郷子 大気海洋研究所・教授
玄田 有史教授/片田 敏孝特任教授/青山 潤教授/関谷 直也教授
16:25~16:35 閉講の挨拶 津田 敦 理事・副学長

第140回(2025年春季)東京大学公開講座
災害
DAY3「危機を乗り越える」
日程 | 6月28日(土) 開演13:00 |
会場 | 東京大学 安田講堂(文京区本郷キャンパス) (東京都文京区本郷7-3-1) |
料金 | 各日:3,000円 (定員:各日 500名) |
詳細 | こちら(東京大学公開講座)のページをご確認ください。 |