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大岡玲さん(作家/東京経済大学教授)

2025.06.26

新刊『日本語はひとりでは生きていけない』

大岡玲さんの新刊『日本語はひとりでは生きていけない』が集英社インターナショナルより発売になりました。

〔内容紹介〕 公式ホームページより
日本語は、なぜ今の日本語なのか?
漢字 (中国) と英語 (欧米) の狭間に揺れる日本語の本質に迫る。


明治維新後、英語を国語にしようとした日本の初代文部大臣、森有礼。
敗戦後、フランス語を国語に採用することを主張した文豪、志賀直哉。
そして現代、ロックの歌詞に日本語が乗りづらいことを指摘した桑田佳祐。

彼らの感じた日本語への違和感の正体を探るため、著者は日本語をそのルーツから辿っていく。
ヤマト王権における漢字の導入、漢文の公用化、さらに『古今和歌集』『平家物語』『梁塵秘抄』など古典文学から、アメリカ語の影響下で新たな文体を獲得した村上春樹など現代の小説、J-POPの歌詞まで。日本語の歴史は、漢字への原点回帰と反発、英語への憧憬と揺り戻しという相克の歴史だった。
移ろいゆく世界に対応し、今も変化し続ける融通無碍な日本語の来歴に迫る。


日本語はひとりでは生きていけない

大岡玲/集英社インターナショナル/2,970円(税込)

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