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藤原帰一さん(国際政治学者)

2022.05.24

復刊『「正しい戦争」は本当にあるのか』

藤原帰一さん『「正しい戦争」は本当にあるのか』。このたび、書籍の細部を修正して、新書版として復刊です。

旧作は、2003年の米軍のイラク侵攻後にロッキング・オン社から刊行。「文中の時制は当時のままですが、語られている内容はいまこそ読まれるべき切迫した論点、重要な指摘に満ちています」(編集部)

また、講談社「現代ビジネス」のホームページでは、本書の内容の一部を読むことができます。
(1)それでも地球から戦争がなくならない理由
(2)軍事力で対抗するほか方法のない状況がある
(3)「核保有こそが最良の自衛策」という考えはなぜ生まれたか





<内容>
経済のグローバル化が進み、
世界中のサプライチェーンがつながったことで、
国家間の大規模な戦争が
「不合理なものになった」と思われていたいま、
なぜロシアは侵略を開始したのか。

独裁的な指導者ひとりの個性や、
権力への渇望だけでは説明できない戦争の深層を、
日本最上の知性が洞察する。
その磨き抜かれた言葉は、
読む者を突き刺し、
認識を一変させる力に満ちている。


「〈力〉から〈民族〉へ、〈民族〉から〈デモクラシー〉へという流れが、まさに新しい対立を作っている」
「政治でも経済でも、お金持ちのグローバリズム、貧乏人のナショナリズム」
「東西の緊張が高まるとヨーロッパは戦場になる」
「米ソが同じ側にいるってことは、地域紛争に大兵力を駆使できるってことです」
「核は使えない兵器ではなく、大規模な兵器に過ぎません」
「冷戦が終わったことじゃなくて、こういう終わり方をしたことがあとあと尾を引いた」
「小規模で短期の戦争を伴うと、戦争という行動は合理的なんだというふうに考えられちゃう」
「自由主義っていうのはヘタをすれば戦争抑制どころか、これまで以上に強い軍隊を生み出した」
「自分たちが侵略されてもいないときの軍事行動は、単純に侵略戦争以外のなにものでもない」
「平和はお題目じゃない。必要なのは祈る平和じゃなくて、作る平和です」


「正しい戦争」は本当にあるのか
藤原帰一/講談社+α新書/990円(税込)





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