山本一力さんの新刊『花だいこん』が光文社から発売されました。
江戸の町で一膳飯屋「だいこん」を営んできた"つばき"とその家族の物語。『だいこん』『つばき』に続くシリーズ第三弾です。





[本書の紹介]　出版社ホームページより

知恵を使い、志を捨てず、ひたむきに汗を流せば、道は開ける。
一膳飯屋「だいこん」を知人に譲ったつばきは、父安治と母みのぶと、新たな三人暮らしを始めた。不景気風が吹く江戸の商いはどこも経営不振でどの店も苦労していた。ある日、富岡八幡宮に参拝した安治は、薬種問屋「蓬莱屋」が看板の思案を求めていることを知り、渡世人の弐蔵と講釈師で絵心のある三太郎を仲間に、巨大提灯という壮大なスケールの看板を提案する。

『花だいこん』
山本一力／光文社／1,980円（税込）