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福岡伸一さん(生物学者)
2025.01.23
3/7~5/25 企画監修「手塚治虫『火の鳥』展 -火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-」

福岡さん著書の公式ブック『火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-』は会場限定で販売される予定です。
また公式ブック付き限定チケットも数量限定で発売中です。
「『火の鳥』のテーマは「生きること、死ぬことの意味は何か」。人間にとって最も深遠な問いです。全編にわたって不死鳥“火の鳥”が登場し、生に執着する人間を翻弄しながら物語を動かします。そこでは、あらゆる生命が常に姿と形を変えながら、連綿と受け継がれていく輪廻転生の生命観、汎神論的な世界観が示されます。これは、生命が絶えず自らの破壊と創造を繰り返しながら、エントロピー増大の法則に抗い続けている「動的平衡(どうてきへいこう)」であるとする私の生命論とぴたりと重なります。
本展の狙いは、動的平衡の視点から『火の鳥』の意味を読み解くことにあります。そして、手塚治虫が描くことを約束しながら果せなかった物語の結末を想像してみたいと思います。」(福岡さん)「手塚治虫『火の鳥』展」公式ホームページより
〔内容紹介〕 「手塚治虫『火の鳥』展」公式ホームページより
数々の名作を生みだした手塚治虫が、みずからのライフワークと宣言した『火の鳥』は、その血を飲んだものは永遠の命を得るという伝説の"火の鳥"を追い求める人々の葛藤を描く一大傑作長編です。過去と未来を交互に描きながら、「生と死」「輪廻転生」といった哲学的なテーマを縦横無尽に表現した本作の壮大な世界観は、今もなお人々の心を捉えてやみません。
本展は、30年以上の長きにわたって執筆された壮大な叙事詩を、雑誌「COM」からはじまった「黎明編」から「太陽編」までの主要12編を中心に読み解きます。
『火の鳥』の連載開始から70年が経過した今、生物学者・福岡伸一氏を道先案内人として、新たな生命観の視点から『火の鳥』の物語構造を読み解き、手塚治虫が生涯をかけて表現し続けた「生命とは何か」という問いの答えを探求します。
本展は、30年以上の長きにわたって執筆された壮大な叙事詩を、雑誌「COM」からはじまった「黎明編」から「太陽編」までの主要12編を中心に読み解きます。
『火の鳥』の連載開始から70年が経過した今、生物学者・福岡伸一氏を道先案内人として、新たな生命観の視点から『火の鳥』の物語構造を読み解き、手塚治虫が生涯をかけて表現し続けた「生命とは何か」という問いの答えを探求します。

手塚治虫『火の鳥』展
-火の鳥は、エントロピー増大と抗う動的平衡=宇宙生命の象徴-
【主催】東京シティビュー
日時 | 3月7日(金)~5月25日(日) 10:00~22:00(最終入場21:00) |
会場 | 東京シティビュー (東京都六本木 六本木ヒルズ森タワー52階) |
料金・詳細 | こちら(手塚治虫『火の鳥』展」公式ページ)をご確認ください。 |