ホーム>ハンナとその「時代」>66th:サウナ × アート

66th:サウナ × アート

2021.03.26

昔から、お風呂屋さんにある「サウナ」。
今大ブームなのをご存じですか?

サウナ好きな人たち「サウナー」が、今急増しています。
「サウナー」たちは、熱いサウナに15分ほど入り、
水風呂に飛び込み、外の空気に触れる、
外気浴をすることで得られる、
「ととのう」と呼ばれる快感が忘れられず、
週に何度もサウナに足を運んだり、
地方遠征を繰り返しているそうです。

前述した通り、サウナは昔からお風呂屋さんにありますが、
「サウナー」という言葉や「ととのう」という言葉は
あまり耳にしてこなかったように思います。
今でこそ、「サウナ = おしゃれ」のイメージが
若者の間で定着しつつありますが、
これまでは真逆で、「苦手」「おじさんっぽい」等の
ネガティブなイメージを持つ人も多かったのではないでしょうか?

歴史を紐解いてみると、日本のサウナは、
1964年の東京五輪開催時にフィンランドの選手が選手村に
サウナを持ち込んだことがニュースになり、
それをきっかけに店舗がオープンされるようになったと言います。

しかし、残念ながら、フィンランド本場のサウナは、
湿度が高く保たれているのに対し、
日本のサウナはトースターで焼かれているかのような、
乾燥したサウナが広がってしまい、
快感というよりは我慢大会のようなイメージの
サウナが定着してしまったそうです。

それでも、サウナ好きというのは一定数いて、
そのサウナをより気持ちよく楽しむにはどうすれば良いかと、
研究を重ね、「ロウリュ」という、
熱々のサウナストーンに水をかけることで
蒸気が発生するものを導入しました。
そして、前述した、「サウナ→水風呂→外気浴」という快感を得るための、
最適解を見つけ出し、じわじわと広めていった結果、
現在のブームが巻き起こっています。

ブームのきっかけは、『サ道』という漫画がヒットしたことや、
(テレビ東京でドラマ化もされました)
「サウナイベント」が増えていることでしょう。

例えば、野外で簡易的にサウナを作れる、
テント状のサウナ「テントサウナ」を川沿いに設置し、
そこに15分ほど入った後、
自然の水風呂、川に飛び込めるという
テントサウナイベントや、
都会のど真ん中の屋上で、
テントサウナと簡易プールが設置された、
「ルーフトップサウナ」など形態は様々です。


↑ルーフトップサウナイベントの1つ。
 「WINTER SAUNA SHIMOKITAZAWA」の様子




いかがですか?
これまでのイメージを覆す、とてもおしゃれな空間ですよね。

新しいサウナ専用施設もどんどん誕生しており、
ブームはまだまだ拡大していきそうなのですが、
今週また新たな注目スポットがオープンしました。
それは、アート集団チームラボが手がける、
「サウナ×アート」を楽しめる新スポット、
「チームラボ & TikTok, チームラボリコネクト:アートとサウナ 六本木」です。

これまでもチームラボは、光を駆使した、
体験型アートの展覧会を各地で開催してきましたが、
今回はそれを美術館のような権威のある高級な空間ではなく、
サウナという特殊な状態で楽しむという、
実験的展覧会を企画したのです。

3月22日(月)にオープンし、7月までの期間限定ではありますが、
あまりにも映え過ぎる空間にSNSは大賑わいとなっています。


↑紹介VTR


コロナ禍でなかなかこういった入浴施設に足を運ぶのは、
ハードルが高いことではありますが、
サウナから新しいカルチャーがどんどん生まれていくことは、
間違いがないと感じています。
私自身は友人に何度も誘われてはいるものの、
汗でドロドロの顔になるのが嫌で、
なかなか足を運べずにいます。笑

それを「サウナー」に伝えたところ、
「時代遅れだなー。メイクはおしゃれをするときにするもの。
普段はナチュラルな状態でいつでも自然を全身で満喫できる
ファッションに身を包むのが、今、逆におしゃれなんだから!」と、
呆れられました。

新時代のおしゃれを楽しむには“すっぴん力”を高める必要があるようです。
(そっちの方が逆に大変じゃないか!!!!!)


wakudamailto