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35th:繋がりが守る世界

2020.03.30

Zammaのブログにもあるように、
クラブ・ウィルビー事務局も
先週の木曜日から在宅業務となりました。

小池都知事の会見から、
私の環境も周囲の意識も
大きく変革しています。
今日、志村けんさんの訃報が
出たことからも、
また人々の危機意識は高まることでしょう。

それでもテレビニュースでは若者が
「私はかかっても治るから大丈夫」だとか、
「一人暮らしなので誰にも迷惑をかけないから」と
語り、自粛していない様子がこの週末も
何度も放送されていました。

この様子を見て、私は正直違和感を覚えています。
もちろんそのように語る彼らが、
テレビ局による”仕込み”なわけではなく、
実際こういう考え方の若者も
少なからずいるのでしょう。

しかし、若者の必須アイテム
「Instagram」では、
先週末の外出自粛の呼びかけを受け、
「Stay home」をキーワードに
「おうち時間」を推奨し、
その中に喜びや楽しみを見出すことを、
呼びかける投稿が多数見受けられました。

多数どころか、投稿されるものの9割5分は
それにまつわるものでした。

「Instagram」では、
「おうち時間」と明記された、
スタンプがリリースされ、
それを付けて掲載された投稿が、
特集され、アプリを開くと、
一番初めにその特集がユーザーの
目につくような仕様が金曜日には
リリースされました。

「おうち時間」はあっという間に、
Instagramユーザーのトレンドとなっています。

さらに、多数の影響力のある有名人が、
新型コロナウィルスの怖さについて、
SNS上で呼びかけを行い、
彼女たち・彼らに憧れるファンたちに向けて
「大切な人を守る為に家にいよう」
「私たちの行動が誰かの命を
 奪うかもしれないと自覚しよう」
「決して楽観的に考えてはいけない」
などと、絶えず発言しています。

もちろんニュースで映し出されるような、
まだ、自覚のない若い世代もいるのでしょうが、
大多数が日本が直面している、
非常事態に危機感を持ち、
慎重な行動をとるようになっています。

他にも諸外国に友人のいる人が、
そちらの現状を聞き、
混乱状況や
「日本人はまだ危機意識が足りない」という
警鐘を代弁したり、
確かな情報の見極めが難しい中で、
信用できる情報、そしてそれを噛み砕き、
わかりやすくまとめ直したものを掲載したり、
それぞれが現状を理解し、
できる限り正しい行動を取っていけるよう、
オンライン上で手を取り合い、
日本と日本で暮らす人々を守ろうと
動いています。

若者の流行の中心である「Instagram」が
そのような動きを促進するような仕組みを
すぐさま作り上げ、
みんながそれをすぐに活用する様子は、
見えない繋がりにより世界を守っていく風景に
私の目には映りました。

無自覚に動き回るテレビの中の若者と、
私がリアルだと感じる若者の動きには
大きなギャップが存在しています。
wakudamailto