ホーム>ハンナとその「時代」>17th:嘘と真実、紙一重の世界で

17th:嘘と真実、紙一重の世界で

2020.02.28

コロナウィルスの影響により、
社会はいよいよ本格的に
パニック状態に陥ってきました。

このようなパンデミックを
目の当たりにするのは
私は初めてのことです。
3.11の時は東京にいたので、
世の中の自粛ムードや混乱を
実感しましたが、
今回は世界規模なので、
より一層の事態だと感じています。

クラブ・ウィルビーでも
3月に予定していたイベントは
全て取りやめという判断になりました。
楽しみにしていただいていた
みなさまの期待に応えられず
大変心苦しいですが、
今はこの選択肢以外はないでしょう。
1日も早く収束への道標が
見つかることを願うばかりです。

この状況下で、
我々ができることと言えば、
正しい情報を入手し、
落ち着いて行動することです。

私の主な情報源はインターネットですが、
その中にも正しい情報と間違った情報が
混在しています。
それは今回に限った話ではなく、
インターネットを使うにあたって
どんなときも意識する必要があることは
多くの人が認識していることでしょう。

しかし、それでも、
ありとあらゆる根拠不明な情報に
人々が翻弄されていると感じます。
例えば今日は、
トイレットペーパーがマスクと同じ素材で
できているというデマが飛び交い、
各地でトイレットペーパーの買い占めが
起こっています。
例えば、同じ素材で出来ていたとして、
そのトイレットペーパーを
どう活用するつもりなのか、
ある意味興味がありますが、
製紙メーカーが「十分な在庫がある」と
発言もされていますし、
慌てて買いだめをする必要性はありません。
今、必要な分だけあれば良いのです。

昨夜、自宅の在庫が、
残り1ロールになっていることに気づき、
amazonで注文しようとしたところ、
軒並み品切れで、
替わりにamazonから提案されたのは、
12ロール1万円(+送料4千円)の
悪徳商品でした。
まさか、購入してはいませんが、
とんでもない状況になっていることに
恐怖を覚えました。

パニック状態に陥っている中で、
冷静な判断をすることは
簡単なことではありませんが、
せめてその情報にどんな根拠があるのか、
信頼できる機関から
公表されている情報なのか、
行動に移す前に一呼吸置いて、
自分で調べたり、思考するように
しなくてはいけないと感じます。

情報が手に入りやすい
便利な時代だからこそ、
自身の行動はより慎重に
責任を持てる状態でなくてはいけないと、
改めて思い知らされています。
便利さにかまけて、
思考を止めてはいけないのです。
今後もこの教訓を
この騒動が過ぎ去った後も
忘れずにいなくては、と思います。

このコラムを読んでくださっている
みなさまには
わざわざ若輩者の私から
お伝えすることではないと思うのですが、
友人にもトイレットペーパーを買い占めたり、
マスクさえしていればいいと思っていたり、
正直呆れてしまう人が少なからずいるのです。

私もその類の情報を見て、
「そうなの?!」と思わないではないですし、
自戒の念をこめてこのコラムに残します。

兎にも角にも、みなさまの健康を
心より願っています。
いろいろ制限しなくてはいけない
状況下ですが、
どうぞ良い週末をお過ごし下さい。
wakudamailto