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第六回「脱出ゲーム、知ってますか?」

2020.02.12

前回取り上げた映画の他にも、
人気の娯楽はたくさんありますが、
最近は「ゲーム」が好きな人が増えているような気がします。

テレビゲームやオンラインゲーム、スマホゲームのような
デジタルを使用したゲームは
もちろんずっと一定の人気があるのですが、
最近は実際に人が集まって遊ぶ
アナログ要素のあるゲームが人気です。

例えば「ボードゲーム」とか「カードゲーム」とか「謎解きゲーム」とか。
若者が集まって、友人の家やバーなどで
夜通し「ボドゲ(ボードゲーム)をやってたんだぁ」
なんて報告がしょっちゅうあります。

私はあまりゲームが得意ではないので、
参加をしたことは数えるほどしかないのですが、
好きな人が多いなとは常々感じます。

「ボードゲーム」や「カードゲーム」は
新しいものがあるとは言えども
なんとなくイメージできると思います。
人生ゲームとかトランプなどもその類です。
そういった定番のものに加えて、
海外から輸入してきた洒落たゲームを楽しんでいる人が増えています。

一方で「謎解きゲーム」は
あまりイメージできない、という方が多いのではないのでしょうか?

「謎解きゲーム」で一番メジャーなのは
SCRAPという会社が手掛ける「リアル脱出ゲーム」。
簡単に説明すると、
用意された空間から文字通り「脱出」するために、
数々の謎を解いていく遊びです。
その謎がそう簡単なものではなく、
大人が集まって、知恵を寄せ集めて
ようやく解けることができるようなものになっているため、
参加者で協力しあう必要があります。

会場もどこかの体育館、
とかではなく「実際の地下鉄」とか「遊園地」とか
結構な広さがあり、その設定の世界観に
没入できそうな場所が使われています。
「宮古島全体」が舞台だったこともあるそうです。

いろいろなメディアでおっしゃっているので
読んでいただいている方もご存じかもしれませんが、
Zammaと親しい、社会学者の古市憲寿さんも
「脱出ゲーム」がお好きなようで
よくそのお話をなさるので、
Zammaもとても興味があるようです。

私はSCRAPが手掛けるものではないのですが、
昨年「箱根 彫刻の森美術館」に訪れた際
謎解きゲームが開催されており、
軽い気持ちで参加してみたら、
思いのほか難しく、
一緒に行った友人とあぁでもないこうでもないと
時に言い合いながら白熱してしまいました。
結局、4時間かけてもゴールに達することができず
閉館時間を迎えたのですが、
あまりにも悔しかったため、
翌日も美術館を訪れ、続きに挑戦し、
2時間後、ようやくゴールにたどりつくことができました。

最近は各鉄道会社などでゲームが用意されているところも多く、
休日には大人たちが冊子を見つめながら
話し合っている様子が駅付近で見受けられます。

この記事を書くにあたりSCRAPさんのウェブサイトを見たところ、
各ゲームのことは「公演」と呼ばれているようで、
全国各地で「こんなにあるの?!」と驚くほど
たくさんの公演が予定されていました。
中にはすでに売り切れのものも…。

SCRAPさんの公演一覧はこちら。
https://www.scrapmagazine.com/calendar/?date=20200212&page=1

新しいコンテンツとして確立され、
人気を博しているようですよ。
私もまだこのジャンルの実体験が少ないので、
みなさんに“今”をお伝えする者として、
体験しにいかなくては! と思っているところです。

スマホゲームのように手のひらで
手軽にできるゲームも人気ですが、
それでは飽き足らず、
ゲームの世界に入り込めるような体験を
人々が求めているのかもしれません。

リリースから何年も経っているのに未だに人気のアプリ、
「Pokemon GO」もずっとゲームやアニメの世界だけのものだった
ポケモンの世界にまるで自分が入り込んだように楽しめることが、
人気の大きな要素なんだろうと思っています。

そのうち脱出ゲームや自宅でのゲームも
VR(仮想現実世界)が当たり前に導入されて、
よりその世界に没入して楽しめるコンテンツが
出てくるでしょうね。

絶対におもしろいとは思うのですが、
その仮想世界があまりにもリアルで
どっちが現実なんだか境目がつかなくなりそうで、
ちょっと怖さも感じるな、と思ってしまいます。

でもやっぱり新しいものはおもしろい!
怖がる前にまず体験、そのマインドは持ち続けていたいです。

また体験しに行った暁には、
体験レポートを更新しますね。
wakudamailto