ジョフロワ江美のパリ便り vol.12
2025.04.14
2025年 春のパリ
爽やかな青空が続く4月。
昨年とは一転して、
今春は3月から連日の太陽と若葉の緑に、
幸せ気分がいっぱいのパリです。
フランス人達も、
「今年は晴天が続くね。
明るい気分で過ごせる季節を満喫しましょう」が、
挨拶言葉になっています。

【八重桜の木陰で休憩中のソラ】
4月中旬から、子ども達が楽しみに待っている、
Vacances des Pâques (イースター休暇)が始まります。
公園、農場、お城、美術館の庭園では、
音楽演奏、プレイスクール、人形劇、
様々な行事が開催されます。
1番人気のイベントは、
La grande chasse aux œufs de Pâques
(エッグハント)です。
庭の芝生、木々、オブジェ、、、に隠れている、
Œufs de Pâques (復活のシンボル、卵の形)、
Lapin de Pâques (繁栄を意味するウサギ)、
Poule de Pâques(生命の誕生を育む雌鶏」の、
可愛いチョコレートを見つけて、
集めた数を競います。
よちよち歩きの子供から10代まで、
真剣に探す光景に笑顔が溢れます。

【チョコレートショップに並ぶ、
Pâques (イースター)のチョコレート】
午後から幼稚園や学校が休みになる水曜日、
幼い孫達を預かった友達に誘われて、
「Musée Rodin ロダン美術館」で開催された、
『Chasse aux œuf 2025 』に行きました。

【ロダン美術館の庭園で開催された、
La grande chasse aux œufs de Pâques (エッグハント)】

【ロダン美術館とパリ最古のチョコレートショップの共同企画。
子ども達は無料で参加できます】
彫刻家ロダンの作品が点在する庭園の中を、
子ども達が可愛い手提げを持って、
チョコレート探しに夢中でした。
無邪気な笑顔に心が和み、
明るく楽しそうな声を聞きながら、
元気なエネルギーをたくさん受け取りました。
先週日曜日は、パリ郊外にある、
八重桜が咲き誇るParc de Sceaux(ソー公園)で、
友人達とピクニックを楽しみました。

【パリ郊外、Parc de Sceaux(ソー公園)
八重桜の下でピクニック】
公園の公式サイトにも「HANAMI」と題したページが掲載され、
たいへんな賑わいでした。
フランスのB級日本食ブームに関連して、
公園内には「ラーメン屋台」が設置され、
人々は長い列に並んでいました。

【公園内のラーメン屋台。
一日中、大行列です】
豪華欄間で鮮やかなピンク色の八重桜は、
太陽光が眩しい春の空に映えて印象的です。
フランス人達は、
「C’est très beau とても美しい」、
「Magnifique 素晴らしい」、
「Splendide 華麗」と連呼していました。
私は、祭りのようなお花見の賑やかさを楽しみながらも、
『日本のソメイヨシノの淡い紅色、
華奢で儚い雰囲気が好きかもしれない』と、
遠い日本の郷愁に浸りました。
爽やかな青空が続く4月。
昨年とは一転して、
今春は3月から連日の太陽と若葉の緑に、
幸せ気分がいっぱいのパリです。
フランス人達も、
「今年は晴天が続くね。
明るい気分で過ごせる季節を満喫しましょう」が、
挨拶言葉になっています。

【八重桜の木陰で休憩中のソラ】
4月中旬から、子ども達が楽しみに待っている、
Vacances des Pâques (イースター休暇)が始まります。
公園、農場、お城、美術館の庭園では、
音楽演奏、プレイスクール、人形劇、
様々な行事が開催されます。
1番人気のイベントは、
La grande chasse aux œufs de Pâques
(エッグハント)です。
庭の芝生、木々、オブジェ、、、に隠れている、
Œufs de Pâques (復活のシンボル、卵の形)、
Lapin de Pâques (繁栄を意味するウサギ)、
Poule de Pâques(生命の誕生を育む雌鶏」の、
可愛いチョコレートを見つけて、
集めた数を競います。
よちよち歩きの子供から10代まで、
真剣に探す光景に笑顔が溢れます。

【チョコレートショップに並ぶ、
Pâques (イースター)のチョコレート】
午後から幼稚園や学校が休みになる水曜日、
幼い孫達を預かった友達に誘われて、
「Musée Rodin ロダン美術館」で開催された、
『Chasse aux œuf 2025 』に行きました。

【ロダン美術館の庭園で開催された、
La grande chasse aux œufs de Pâques (エッグハント)】

【ロダン美術館とパリ最古のチョコレートショップの共同企画。
子ども達は無料で参加できます】
彫刻家ロダンの作品が点在する庭園の中を、
子ども達が可愛い手提げを持って、
チョコレート探しに夢中でした。
無邪気な笑顔に心が和み、
明るく楽しそうな声を聞きながら、
元気なエネルギーをたくさん受け取りました。
先週日曜日は、パリ郊外にある、
八重桜が咲き誇るParc de Sceaux(ソー公園)で、
友人達とピクニックを楽しみました。

【パリ郊外、Parc de Sceaux(ソー公園)
八重桜の下でピクニック】
公園の公式サイトにも「HANAMI」と題したページが掲載され、
たいへんな賑わいでした。
フランスのB級日本食ブームに関連して、
公園内には「ラーメン屋台」が設置され、
人々は長い列に並んでいました。

【公園内のラーメン屋台。
一日中、大行列です】
豪華欄間で鮮やかなピンク色の八重桜は、
太陽光が眩しい春の空に映えて印象的です。
フランス人達は、
「C’est très beau とても美しい」、
「Magnifique 素晴らしい」、
「Splendide 華麗」と連呼していました。
私は、祭りのようなお花見の賑やかさを楽しみながらも、
『日本のソメイヨシノの淡い紅色、
華奢で儚い雰囲気が好きかもしれない』と、
遠い日本の郷愁に浸りました。

ジョフロワ 江美
1963年広島県生まれ。
神戸松蔭女子学院大学卒業。
1995年からパリ在住。
日本在住時は雑誌『CLASSY』編集部勤務。
渡仏後は雑誌『25ans』の
パリ現地コーディネーター、
ライターを担当。
在仏日本人会「絵本の読み聞かせ」、
生活困窮者を支援するフードバンクなどの
各種ボランティア活動に従事中。