8/29(日)充実の日々を経て、廃人同様に?

icon_zamma.jpg8月29日(日)29時12分 (昨夜はダウン。朝書きました)


今日はwillbeアカデミー最終日。


一時間目の慶応義塾・塾長の清家篤さんは、
私たち大人世代が、
自分の人生を自由に選択し、
「生涯現役」で生きるためには、
どのような気構えで生きていけばいいのかを、
データで示しながら、
穏やかな口調で諭すように話して下さった。

2時限目の中央大学教授の山田昌弘さんは、
「保守化する若者」について話して下さったのだが、
話が進むにつれて、
結局は大学だったり、企業だったり、
我々大人が作った「これまでの体制」に、
問題があるというところに収斂して行くのだった。

最終講義は、
月尾嘉男東京大学名誉教授から、
「ガラパゴス日本からの脱却」についてのお話だった。

「ガラパゴスは生態系が独自の進化をしているユニークな島。
『日本が観光立国でやって行くというなら、
日本のユニークさを売り物にするしかないのだから、
ガラパゴスでいいじゃないか。
ガラパゴスを悪くいうのはガラパゴスに失礼だ』
というような意見もあるのですが.........」
と、月尾先生に質問したら、
「日本が鎖国をして大丈夫ならいいですよ。
でも、資源のない我が国がいろんな国から、
資源を分けて貰っている現状を考えれば、
無理でしょうね」
と、冷静におっしゃるのだった。

さらに、知っているようで、
よくは知らないガラパゴス(諸島)そのものについても、
丁寧な説明をして下さり、
世界遺産になってからというもの、
観光客の増加で俗化が激しくなり、
2007年には「危険遺産」に指定されたのだという。
(その後エクアドル政府の取り組みが認められ、
今年「危険遺産」リストからは外されてる)

日本の「ガラパコス化」は、
国際社会から「孤立している」という意味で、
解釈されているのだが、
それだけではなく、
ユニークさが評価されていたのに、
グローバル化の波の中でいつしかユニークさを失い、
価値が下がるや反省をし、
またユニークさを保持し直そうとするこの歩みにも、
今の日本と重なるところがあるような気がした。


........というわけで、
2週にまたがった、
4日間の夏季短期集中講義は終わった。

月尾先生から、
全講師の直筆サイン入りの修了証書の授与式があり、
記念写真を撮って、
その後、1階カフェで、
希望者による懇親交流会が開かれた。

広島から来てくれた大学生とその母は、
「息子に新しい世界を見せることが出来ました。
思い切って出て来て良かったです」と、言って下さり、
学校の先生をしているという方からは、
「9月1日から新学期が始まるのですが、
これまではちょっと憂鬱だったのが、
今年は新たな力がついたようで、
新鮮な気持ちで新学期に臨めそうです」と、
言っていただけた。

青森、岩手、宮城、福島、栃木、群馬などからも来て下さり、
「新しい友達が出来ました」とか、
「少し賢くなったような気がします」
「来年も必ずやって下さいね」
「今回このセミナーがキッカケで入会しましたが、
いろいろ楽しい企画があるんですね。
奈良のウオーキングにも参加することにしました」
というような意見も聞かれた。

その後、備品を片づけて、
アルバイト学生をご飯に連れて行ったのだが、
何も食べていなかったからか、
突然目が眩み、ふらついてきた。

みんなには「原稿を書かなきゃいけない」と言って、
急いで注文をしてもらい、
会計を済ませて、私だけ先に帰って来た。


当たり前の話だが、
それなりに神経は使ったつもりが、
楽しかったし、勉強にもなったし、
何よりも受講生の、
真剣なまなざしに大きな励ましをいただいた、
素晴らしい4日間だったのだが、
やはり身体的には、昨年よりはきつかったように思う。

終わるまでは緊張感があったから、
疲労の「匕」の字も感じなかったのだが、
自宅に帰り着いた途端、
廃人のようになっていた。


明日からはモードチェンジ!
この間、黙って待っていてくれた編集者に、
最後の愛想尽かしをされないよう、
しばし原稿書きの日々にしなければならない。

(この拙ブログも短めになるかもしれません。
.........ホッとする方もいることでしょう)

カテゴリ:

コメント(8)

暑い夏の熱い4日間でした!今年も新しい刺激を肌で感じました。やはり著名な方の生の迫力というのはスゴイです。狭窄しかかった視野がグッと倍以上も拡がりました。

スタッフの皆さま有難うございました!皆さんの周到な準備と気配りのおかげで非常に楽しく充実した時間を持つことができました!

私が、ウィルビーを、知ったのは、ちょうど、ウィルビーを、立ち上げる頃でした。正直、最初は、よくわからなかった?だけど、わからないけど、残間さんのブログを、読みながら、残間さんと言う人に興味を、持ったことがきっかけで、ウィルビーへ申し込みました。イベントと今回のアカデミーと、参加して、また、世界が変わりました。私は、頑張ってる、友人、知人には、必ず、ウィルビーすすめてます。最初、躊躇していた、おとなしい友人、知人は、何か一歩踏み出す機会になったようだし、積極的な友人、知人は、もっともっと上を、目指す機会へなったようです。ウィルビーのすごいところは、年齢も環境も、違いは、あるのだけど、一人でも参加できることです。そのイベントで、また、参加する人も違うから、一度で、溶け込めなかった人も、知人でいたようです。そうかと、思えば、初対面で意気投合の友人もいました。昨日のアカデミー、終わった懇親会も、とても、楽しかったです。:追伸、月尾先生の本を、会場で買った後、ページがつながっていたので、これは、交換してもらわなければと、思っていましたら、ペーパーナイフでページ上を切る本とわかりました。ウィルビーの関係者の皆様、アカデミーの講師の先生、学生気分に戻れましたこと有難うございました。また、来年、お願いします。お疲れ様でした。益々ウィルビーファンが、増えること間違いありません!

28日だけ参加したものです。第2講義のときに欲張って2つ質問した小太り?(自分でこう書くのは勇気だ)の女子です。何せ小沢さんの出身地である岩手からの参加だったのでもう全神経集中させて聞いてました。
今回は27日に東京で仕事があり、どうせなら!って感じで急遽受講を決めたのですが、すごくおもしろかたったです。(ダンナは参加費みて「高えなあ」といってましたが、これだけの講師陣、ナットクです。だけど、全部受講できたかどうかは費用と新幹線代と。。。う~んですが。)
私は新年会とか参加したことはないのですが、また機会あれば参加したいですし、なんでも椎名誠さんの野球・・ぼちぼち団??・・・の全国大会が岩手であるとのこと!
ぜひ「参加&応援団ツアー」を企画してください!
10月の岩手は紅葉あってキノコや新米もあって一番いい時期です。絶対にいやされます。自然に感動します。水木しげるの描いた遠野物語妖怪ツアーなんてのも企画できます。何か自分でできることはお手伝いさせていただきますので是非、ウィルビーで「参加&応援ツアー」企画してみなさんで「1年でいちばんステキな岩手路」を満喫してください。

日曜日だけ参加した者です。清家先生と山田先生のお話しが伺いたく、前からとても楽しみにしておりましたのに、土曜日に別の学会に出席し、夜中から激しい胃痛になり、無理して日曜に出かけたのですが、途中で気分が悪くなり、退席などして、大変申し訳なかったと思っています。いつも自分が話す立場にある者ですが、同業の方のお話しをお伺いする事は自分にとって、充電になります。質問は控えましたが、就職活動1つをとっても、学生達は大人社会に振り回されていると痛感します。3年生の夏休みから就職活動に奔走するなんて、今の学生は気の毒だと思います。急性胃腸炎になってしまいましたが、残間様もお身体ご自愛くださいませ。

アカデミー大成功、おめでとうございます♪

休む間もなく、9月からまた「隠居大学」再開ですね。
年末まで、4ヶ月連続。
赤瀬川源平サン、谷川俊太郎サン、坪内稔典サン、安野光雅サンの超豪華ラインナップ☆

以前から憧れていた方ばかりです。
通学の度に、秋から冬への浅草の街の空気の移ろいを肌で感じられるのも、大きな魅力の一つです。

講義に備えてしばらく休もうっと笑。

友人数名が、ウィルビーへ昨年から入会していました。その中で、この度、アカデミーへ参加した友人がいます。つい先程、「中山さんからの返信メールに感激しました。本当に誘ってくれて有難う。黙っていても、家に居るだけじゃ何もないよね。御礼の気持ちを、伝えたくて、お手紙何度も書いたのだけど、うまく書けなくてね。失礼かと思ったのだけど、メールさせてもらったのだけどね。」この場を、お借りして御礼申し上げます。お姑さんの介護で、長時間、家を空けることが出来ない、消極的になり、欲がなくなっていた友人が、嬉しそうに報告してくれたことで、私も、声を、かけて良かったと思いました。

残間様少しずつ、手抜きと睡眠時間をつくる訓練!?を「素晴らしい企画」がこれからも続くためにもお願いします。受講なさった方々のコメントを読ませていただきながら、みんな違って、みんな良い…と感動しました!齋藤様…いつも嬉しく拝読しています。長女と同い年位かしら?ヒョッコリひょうたん島!刺繍したスモックを着て歌っていた子供が…今はそれらの本の読み聞かせを…隠居大学、良いですね〜谷川俊太郎様のお話!また教えて下さい。

あら~古希様、ありがとうございます☆
ウィルビーには、素晴らしい人生の先輩がいらっしゃるので、とても勉強になります。

残間サンのブログによれば、今回のアカデミーには高校生の参加もあったとのこと。
そうすると、ぼくの子供の世代になるわけで、ウィルビーには三世代の参加があることになりますね。
人生をできるだけ豊かに生きていこうという人達が三世代に渡って交流できるならば、これから素敵なことがたくさん生まれるのではないでしょうか。こういうクラブは日本では珍しいですよね。

改めてこのような「場」を作ってくださった残間サン、ナカヤマさん、スタッフのみなさんに感謝いたします。

残間サンは今まで、様々な大きなお仕事をされてきましたが、今や、「日本をプロデュース」されているような気がします。誇張でもなんでもなく、客観的に見て。
くれぐれもご自愛いただきたいです。

コメントを投稿する

      

フォトアルバム

2月9日(木)

photo_nikki
「テーブルウェア・フェスティバル2012」、東京ドームのアリーナ会場を見渡す。

photo_nikki
黒柳徹子さんの作品「ガラスの不思議」

photo_nikki
田川啓二さんの作品「Heavenly Beach」

photo_nikki
加藤タキさんの作品「新旧共生の間」

photo_nikki
故郷・大阪をテーマにした萬田久子さんの作品。

photo_nikki
大阪庶民の味、たこ焼きとお好み焼き。(合羽橋で買った食品サンプル)



2月5日(日)

photo_nikki
3時間ほど煮込んだ蕗。

photo_nikki
白菜漬けと糠漬け。

photo_nikki


photo_nikki
昭和の香りが漂う「乙女美容院」(鏡の中は母)



2月4日(土)

photo_nikki
「挨拶人形」を見るナカヤマ。

2月3日(金)

photo_nikki
「仙台の夕べ」にて。

photo_nikki
風評被害にも負けず。仙台の美味しい食材が並んでいた。

photo_nikki
サントリーホールの入口で出迎えてくれた、宮城県の観光PRキャラクター「むすび丸」

photo_nikki
深夜の「独り豆まき」



2月1日(水)

photo_nikki
青山の女性占い師。



1月30日(月)

photo_nikki
こんなに美しい富士山が、爆発の怖れ?



1月29日(日)

photo_nikki
銀座の歩行者天国で。ちょっと可哀そう・・・。



1月28日(土)

photo_nikki
椿山荘「オリオン2」で開催した、クラブ・ウィルビー創立三周年記念「ウィルビー新春の集い」

photo_nikki
初めにご挨拶をしてくださった、寺島実郎さん。

photo_nikki
夜の便でパリへ旅立つという、隈研吾さん。

photo_nikki
乾杯のご発声は、安藤優子さんと萬田久子さんのお二人に。

photo_nikki
浮き球△ベースボールの創設者でもある、椎名誠さん。

photo_nikki
メンバーと談笑する藤田宜永さん。



1月25日(水)

photo_nikki
今年で41回目の開催となった「フジサンケイグループ広告大賞」の審査会。

photo_nikki
審査委員の漫画家・弘兼憲史さんとクリエイティブディレクター・箭内道彦さん。



1月24日(火)

photo_nikki
本日発売されるファミリーマートの「おとなのおやつ」。“おとなコンビニ研究所”の商品割引券でお買い求め頂けます。

photo_nikki
初夏に新刊を出版される浅野史郎さん。この日は2時間立ったままで講演された。



1月19日(木)

photo_nikki
「第四回ウィルビーおとな塾」の講師、秋岡榮子さん。



1月16日(月)

photo_nikki
こんな葉書が届きます。表面。

photo_nikki
裏面。



1月15日(日)

photo_nikki
グラウンドに到着すると、丁度ナカヤマが打席に。

photo_nikki
真剣に練習に打ち込む「南青山ぼちぼち団」のメンバー。

photo_nikki
フジタさんが沖縄の伊江島で拾ってきた浮き球を手に持つアライさん。

photo_nikki
練習後、メンバー全員でグラウンド整備。

photo_nikki
自主練に参加したメンバーの皆さんと記念写真。



1月14日(土)

photo_nikki
東京・青山の片隅で、寒さに負けずに咲いていた水仙の花。

photo_nikki
毎年この季節お馴染の、石焼いものおじさん。



1月9日(月)

photo_nikki
「ご心配をおかけして申し訳ありません。左側を打ったのですが、大分よくなりました。今年は年女なので頑張ります!」(母より)



1月5日(木)

photo_nikki
石原プロモーションの「新春仕事始め寿ぎの儀」。

photo_nikki
新年の挨拶をするまき子夫人。



1月3日(火)

photo_nikki
赤坂見附の交差点には、白梅が咲いていた。



2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年7月
2011年6月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月
2010年3月
2010年2月
2010年1月

書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
イースト・プレス
【価格】
1,470円

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。