8/12(木)深夜便で成田に向かいます。

icon_zamma.jpg8月12日(木)23時10分

滞在4日間のうち、
最初の2日間は、
大使館に行ったり福岡県の人たちと会ったりと、
いわば完全仕事モードだったが、
残りの2日間は視察が主で、
ガイドさんをつけて市内を見て回ることにした。


今日は、亡くなったあとも、
国民に尊敬され続けている、
ホーチミン主席の廟を訪れた。
木曜日は朝8時から10時半までしか開いていないのだが、
9時過ぎに行ったら既に長蛇の列だった。

廟までの沿道には厳しい表情の衛兵が居並び、
私たちの動きを監視している。
荷物の大きさにも制限があり、
カメラや電子機器を持っては入れない。
建物に入ると、
さらに厳しさは増し、
帽子をかぶっている人やサングラスの人、
私語を交わしている人などを、
怖い顔で制するのである。
私が「神聖なのも威厳を保ちたいのも解るけど、
「ホーおじさん」と庶民に愛された人なのに、
少し厳しすぎるんじゃない」と、つぶやいた途端、
若い衛兵に口に手を当てて注意された。

ホーチミン氏の遺体は、
まるで生きているかのような表情で、
ガラスケースに納められ、
四隅を4人の衛兵に守られている。
一見すると精巧な蝋人形のような感じなのだが、
特殊な方法で生前そのままの姿で、
安置されているのだという。

このあと一柱寺に行く予定だったのだが、
納富女史が「ベトナム戦争を知る意味でも、
戦争博物館みたいなところに行きたいのですが.........」
と、リクエスをトしたところ、
案内されたのはベトナム軍事歴史博物館だった。

ところがここは、
展示品の大半が戦車や爆弾など、
まさに「戦闘」を主軸にした展示で、
「平和」について考えさせられるようなものではなかった。

このあとは1049年に創建されたという、
古刹一柱寺に行った。
蓮池の中に、
一本の柱で支えられた、
驚くほど小さな仏堂が浮かんでいるのだが、
ここにお参りをすると、
男子に恵まれるという言い伝えから、
男の子が欲しい人は必ず訪れるのだという。
「お蔭で私も二人の男の子に恵まれました」と、
ガイドのクエン氏も言っていた。

目下ベトナムの公務員は、
「二人っ子政策」を強いられているとのことだが、
民間人のクエン氏は何人産んでも構わない。
ベトナムは義務教育でもお金がかかりますからね。
子供はもう要りません。
このお寺には言えませんけど、6歳と3歳の男の子が2人だと、
毎日喧嘩をしたり、暴れてばかりで煩いですよ」
人口問題は、この先この国の大きな課題になるだろうと思った。

昼食後、
撮影などに使うための、
蓮の花の模様の食器が欲しいと言う假屋崎さんについて、
ハノイ市から車で30分ほどのバッチャン村に行った。
小さな町に沢山の窯元があり、
工房では若い職人さんたちが働いていた。
小売りをする店が約500軒、
菊やとんぼ柄が多く、
假屋崎さんが欲しいと言っていた、
蓮の花の食器は見つからなかった

納富女史は「バッチャン村なんてイヤな名前ね。
ジッチャン村はないのかしら」と言いながら、
それでも熱心に工房を見て回っていた。

ハノイに戻って、
荷物を作り、
まもなく空港へ出発だ。

.........この4日間、
私は、福岡から来ていたイベントクルーや、
假屋崎さんのスタッフのケイちゃんなどから、
「ザンママ」というニックネームを頂戴し、
とても大事にして貰った。
 
毎日ミストサウナに入っているような日々だったが、
楽しい仲間たちと出会えて、実に素敵な旅だった。
さて、
明日東京に戻ったら、
(少し早いが)
私の秋の陣の始まりだ。
「休みモード」を切り換えて、
緊張感を持って、
歩みを前に進めたいものだ。

カテゴリ:

コメント(4)

残間さん楽しい旅行ができましたね。
私は6年前にハノイに行きました。ベトナムは日々発展しているといわれますが、ブログを呼んでいるとその頃と変わっていないような気がします。
水上人形劇、ハロン湾クルーズ、一柱寺、ホーチミン廟、バッチャン村・・・
カラフルなマスクをつけたバイク、バイク
たぶんまだ豚をそのまま自転車の荷台にくくりつけて走っている長閑な風景も見られたのではないですか?
旅行は気の合う仲間と一緒の時間を過ごすこと、これが一番楽しいですね。納富さんとご一緒なら楽しい会話がはずんだことでしょう。お疲れ様でした。

ベトナム戦争!!拙い私の考えでも、言いようの無い怒りがこみ上げてきます。以前知人が、沖縄とベトナムには…観光で行く気がしない!と言っていた事を思いだしました。假屋崎省吾さんがお探し?蓮の絵柄が描かれた陶器は…多分無いと思います?トンボはとても素朴に描かれた器が日本の呉須のような藍とか紅色で自然です、蓮の花を宝草華(架空の花で仏に…)にデザインした品は見た事があります。残間様の目にいまのベトナムは…どんな風に映られたのでしょうか?明日からのブログが楽しみです。お二人様お疲れ様でした!しばし日本の夏休みをなさって下さい。毎日テレビで戦後特集が放映してます、みんなで真剣に考えなければならないですね。

ハノイではお世話になりました。ありがとうございました!ザンママに魅力を感じて勝手に男性陣でファンクラブを結成しました。これからもよろしくお願いします!

ファンクラブ結成、おめでとうございます。どちらで、入会出来ますか?結成されるのも、よくわかります。帰国されたら、また仕事モードですかね?体調戻られたのかな?

コメントを投稿する

      

フォトアルバム

2月9日(木)

photo_nikki
「テーブルウェア・フェスティバル2012」、東京ドームのアリーナ会場を見渡す。

photo_nikki
黒柳徹子さんの作品「ガラスの不思議」

photo_nikki
田川啓二さんの作品「Heavenly Beach」

photo_nikki
加藤タキさんの作品「新旧共生の間」

photo_nikki
故郷・大阪をテーマにした萬田久子さんの作品。

photo_nikki
大阪庶民の味、たこ焼きとお好み焼き。(合羽橋で買った食品サンプル)



2月5日(日)

photo_nikki
3時間ほど煮込んだ蕗。

photo_nikki
白菜漬けと糠漬け。

photo_nikki


photo_nikki
昭和の香りが漂う「乙女美容院」(鏡の中は母)



2月4日(土)

photo_nikki
「挨拶人形」を見るナカヤマ。

2月3日(金)

photo_nikki
「仙台の夕べ」にて。

photo_nikki
風評被害にも負けず。仙台の美味しい食材が並んでいた。

photo_nikki
サントリーホールの入口で出迎えてくれた、宮城県の観光PRキャラクター「むすび丸」

photo_nikki
深夜の「独り豆まき」



2月1日(水)

photo_nikki
青山の女性占い師。



1月30日(月)

photo_nikki
こんなに美しい富士山が、爆発の怖れ?



1月29日(日)

photo_nikki
銀座の歩行者天国で。ちょっと可哀そう・・・。



1月28日(土)

photo_nikki
椿山荘「オリオン2」で開催した、クラブ・ウィルビー創立三周年記念「ウィルビー新春の集い」

photo_nikki
初めにご挨拶をしてくださった、寺島実郎さん。

photo_nikki
夜の便でパリへ旅立つという、隈研吾さん。

photo_nikki
乾杯のご発声は、安藤優子さんと萬田久子さんのお二人に。

photo_nikki
浮き球△ベースボールの創設者でもある、椎名誠さん。

photo_nikki
メンバーと談笑する藤田宜永さん。



1月25日(水)

photo_nikki
今年で41回目の開催となった「フジサンケイグループ広告大賞」の審査会。

photo_nikki
審査委員の漫画家・弘兼憲史さんとクリエイティブディレクター・箭内道彦さん。



1月24日(火)

photo_nikki
本日発売されるファミリーマートの「おとなのおやつ」。“おとなコンビニ研究所”の商品割引券でお買い求め頂けます。

photo_nikki
初夏に新刊を出版される浅野史郎さん。この日は2時間立ったままで講演された。



1月19日(木)

photo_nikki
「第四回ウィルビーおとな塾」の講師、秋岡榮子さん。



1月16日(月)

photo_nikki
こんな葉書が届きます。表面。

photo_nikki
裏面。



1月15日(日)

photo_nikki
グラウンドに到着すると、丁度ナカヤマが打席に。

photo_nikki
真剣に練習に打ち込む「南青山ぼちぼち団」のメンバー。

photo_nikki
フジタさんが沖縄の伊江島で拾ってきた浮き球を手に持つアライさん。

photo_nikki
練習後、メンバー全員でグラウンド整備。

photo_nikki
自主練に参加したメンバーの皆さんと記念写真。



1月14日(土)

photo_nikki
東京・青山の片隅で、寒さに負けずに咲いていた水仙の花。

photo_nikki
毎年この季節お馴染の、石焼いものおじさん。



1月9日(月)

photo_nikki
「ご心配をおかけして申し訳ありません。左側を打ったのですが、大分よくなりました。今年は年女なので頑張ります!」(母より)



1月5日(木)

photo_nikki
石原プロモーションの「新春仕事始め寿ぎの儀」。

photo_nikki
新年の挨拶をするまき子夫人。



1月3日(火)

photo_nikki
赤坂見附の交差点には、白梅が咲いていた。



2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年9月
2011年8月
2011年7月
2011年6月
2011年5月
2011年4月
2011年3月
2011年2月
2011年1月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年9月
2010年8月
2010年7月
2010年6月
2010年5月
2010年4月
2010年3月
2010年2月
2010年1月

書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
イースト・プレス
【価格】
1,470円

引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
500円

モグラ女の逆襲
~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
【価格】
1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。