3月17日(水)25時45分
今朝は早朝からDVDで映画「RAILWAYS」を観た。
封切りは5月29日なのだが、
宣伝プロモーション用の応援コピーの依頼があり、
2月、3月のマスコミ試写会に行けなかったので、
やむなく家で観ることになったのである。
この映画には、
「49歳で電車の運転士になった男の物語」という、
副題がついているのだが、
最初その一文を読んだ時は、
昨今流行りの「鉄ちゃんもの」なのかと思った。
しかし、実際はそういう趣味的な話ではなく、
一流企業のエリートサラリーマンが、
少年時代に憧れていた、
故郷の里山を走る2両編成の電車の、
運転士に転職するという話を軸に、
熾烈な組織社会の中での個人、
互いがバラバラに忙しく、
家族の体をなしていない夫婦と親子、
故郷に独り生きる老親と都会暮らしの子どもとの距離.........等々、
時代性をやわらかく衝いた映画で、
いかにも「ALWAYS 三丁目の夕日」を企画・制作した、
映像制作集団・ROBOTの作品という感じだ。
ROBOTの代表である、
阿部秀司氏が制作総指揮を執っているのだが、
経歴を見ると氏は1949年の団塊世代。
時代性と交差させた世代観も巧みに反映されていて、
落ち着いたいい映画だった。
この作品がデビュー作になる三浦貴大くんは、
三浦友和・百恵夫妻の息子さんだが、
パンフレットのどこにも、
一言も触れられていないのは、
両親あるいは本人の「こだわり」なのか、
あるいはまた周りの「配慮」なのか判らないが、
そんなことを考える隙も与えないほど、
大きな魅力を秘めている新星だと感じさせられた。
特に胸底に響く低い声が魅力的で、
(少しだけ私の大好きな吉田拓郎の声に似ていた)
既に演技の奥行きを予感させていた。
彼は、親が誰かなど関係がない、
久々の大器だと思う。
観終ったのが、朝の7時10分。
作品が清新だったせいで、
私の一日も爽やかなスタートを切ることが出来た。
午後4時。
日本橋の三越劇場で「招かれた客」を観た。
友人の久野綾希子さんが出ているフランスコメディで、
奇しくもこちらも「52歳男の再就職」がテーマなのだった。
3年もの間失業状態が続いているジェラールには風間杜夫さん。
世間ズレしていないと言えば聞こえはいいが、
常識や規範に頓着していない妻コレットに、
久野さんが扮している。
ようやくジェラールが就職内定を貰い、
最終選考には
採用担当部長ポンテニャック(川端槙二さん)
を自宅でのディナーに招待するという課題が与えられる。
つまり「家に入れば、その人の生き方が読める。
15分もすれば全てお見通し」ということからの、
家庭訪問が最終試験なのである。
ところが夫妻の家は、
部屋中を鉄道模型が走り(またもや鉄道!)
居間の水槽には「にゃん子ちゃん」という名の、
ナマズが入っているというキテレツな家。
ディナーに招待と言っても、
ナイフとフォークはもとより、
ワイングラスさえ揃ってはいないのである。
そこで登場するのが、
失業歴5年の階下の住人アレックス(綾田俊樹さん)
インテリア、着る服、ワインの選定から、
料理メニュー、パーティマナーに至るまでを、
指南することになって、
夫妻は大混乱し、
部屋も人間関係もメチャクチャになるという話だ。
「内容」を書き過ぎた感もあるが、
内容の面白さもだが、
何といってもフランスコメディーだから、
ひっきりなしに飛び交う軽妙洒脱な大人の会話が絶妙なので、
是非会場に足を運んで直に聞いていただきたい。
4人の役者は私とほヾ同世代。
さすがにみんな年季の入った、
素晴らしい演技力で、
最初から最後まで安心して観ることが出来た。
(最近は「ドキドキハラハラ」が多く、安心観劇は珍しいのよ)
.........早朝映画も夕刻演劇も、
大人の鑑賞に堪え得る秀作で、
疲労回復には、
良質のエンターテインメントが何よりの特効薬だと、
改めて思い知らされた。
お蔭で、
私もすっかり元気になった。

















































「疲労回復には上質のエンターテイメント」
そうですね。同感です。
わたしも、映画や観劇(なかなか行けないけど)に出かけてリフレッシュして帰路につくことがあります。
今夜は交流会でしたね。
ちょうど休みの日で参加したい気持ちもありながら、
どうにも元気がでなくて諦めていました。
ここでレポートを拝見するのを楽しみにしています。
昨日の残間さんの「量をこなすことで、鍛錬し続ける」
という「疲労に挑戦!」には頭が下がる思いでした。
わたしも高齢の母と同居しています。
三人のこども達は大きくなったけれど、心配はつきません。「この疲労感は更年期の症状かしら?」などと考え
いろんな言い訳をしつつ停滞しているわたしですが、
じぶんのペースでまた動き始めようと思います。
交流会、本当に楽しかったです(^^)
残間里江子さんの心配り、ざっくばらんさ、何もかも素敵でした!お洋服のインナーの赤がとっても綺麗でしたよ(*^_^*)
ウィルビーのメンバーは大人の一人遊びが得意で、良い刺激をキャッチする能力が高いのですね。
残間さんを初め、いろいろな分野で活躍するメンバーに本当に感心しました。
私事ですが、私が今勉強中の臨床心理士さんを隣のお席において下さって、その気配りにびっくりしました。
帰りもいろいろと話しながら、一緒に帰ってきました。
出逢いを演出して下さって有難うございますm(__)m
これからも本当の大人の空間づくりを提供して下さい。
「つみきのいえ」のDVDを持っていますが、素晴らしいですよねー。
ROBOTの製作だったら、観てみようかなー。
ご両親のことを出さないのは、ご本人の意志なんじゃないかとぼくは思います。
先日、恵比寿で佐野元春サンのライブを観てきました。
ぼくは、十代の頃からファンなのですが、佐野サンはウィルビーの自立した大人のイメージに、ピッタリだと感じています☆