2月17日(水)24時12分
お昼前に、
コラムニストの天野祐吉さんが訪ねてみえたので、
ランチをご一緒した。
天野さんは、昨年、
30年続いた「広告批評」を終刊させ、
名刺の肩書きを「隠居」に変えて、
毎日ドタバタしている私とは違って、
マイペースでゆったりと仕事をしている。
「.........ところが失敗をしてしまってね、
『隠居』の『隠』の字を『穏』に間違えて刷って、
『穏居』になってしまって、慌てて刷り直したんだよね。
でも、『穏居』って、ありそうでしょ?」
実際には「穏居」という言葉はないのだが、
軽妙にして洒脱、
日頃から大人の「遊び」を推奨している、
天野さんには似合っている言葉のような気がする。
「もう、このまま静かにしていようと思ったんだけど、
ちょっと考えるところがあってね、相談に来たんですよ」
ということで、天野さんらしい面白いプランを聞かせていただいた。
多分、club willbeも関係する形で、
4月ごろには実現させたいと思っているので、
楽しみにお待ちいただきたい。
午後は調布の冬木れいさんのお宅で、
「ほろほろ鳥」の試食・懇談会が開催された。
これもclub willbeで3月から、
少しずつ始めようと考えているプロジエクトで、
「私がお勧めする逸品」というような企画だ。
いつかも、お話したと思うが、
willbeサポーティングメンバーの中には、
「私に言ってくれたら、珠玉の名品が手に入りますよ」
というスペシャル・ルートを持った人が多いので、
それならwillbeを通して、
希望する方々にお分けしようということになったのである。
食べものに関しては、
「食の安全」を見据える為に、
生産地を訪れて生産者と語り合い、
生産工程をその目で確かめて歩いている、
食材研究の第一人者である料理研究家の冬木れいさんに、
「監修」をお願いすることにしたのである。
第一回は、最近人気上昇中の、
「ほろほろ鳥(ちょう)」を取り上げることにしたのだが、
具体的な作業に入る前に、
このプロジェクトをどのように進行すべきか、
ミーティングを兼ねて、
冬木さんの家にお邪魔したのである。
ほろほろ鳥は元々はアフリカ原産なのだが、
「黒船」で上陸したのが日本初お目見えと言われている。
おそらくはアフリカを植民地にしていたフランスから、
アメリカ経由で日本にやってきたのだろう。
フランスでは日常的に欠かせない食材となっているらしいのだが、
日本ではフレンチレストランのメニューとして、
お目にかかるのがほとんどで、
どちらかといえば高級食材として扱われている。
そこで初回は、
かねがね、ほろほろ鳥を、
味が解る「大人の食べもの」として、
広く世に知らしめたいと考えている、
監修者の冬木さんの推薦による、
岩手県・花巻市の石黒農場の、
スモークしたほろほろ鳥を選んだのである。
ただ、これだけだと石黒農場でも買えるので、
willbeでは、冬木さんにお願いして、
「他では手に入らないオリジナルソース」を考案して貰い、
それを付けてお届けすることにしているのである。
今日は、
花巻から石黒農場の石黒幸一郎さんにもおいでいただき、
ほろほろ鳥の歴史から飼育法、
簡単なさばき方等を教えていただき、
冬木さんからは食べ方を中心に話をしてもらって、
willbe事務局から私を入れて4人が参加して、
如何にきちんとお届けするかの策を検討した。
1品にこれだけ手間ひまをかけたら、
「また大変になりますよ」(経済的に)と言う人もいるのだが、
人にも物にも「丁寧な上にも丁寧に」を目標にしている、
クラブなのだから、このくらいのことは当たり前なのである。
「物を売る」のが目的のクラブではないので、
節度を持って進めていこうと思っているし、
プロジェクトが軌道に乗ったら、
メンバーのみなさんからの推薦も考えたいと思っているので、
3月にスタートした暁には、是非応援していただきたい。

















































『物を売る事が目的ではない』とのコメントはありましたが…willbeの目的そしてコンセプトって何だったかな?って、ふと思いました。いろいろ考えてくださるスタッフの皆様には感謝してますが。