11/25(水)<写真ルポつき>「事業仕分け」を傍聴して.........。

icon_zamma.jpg11月25日(水)24時55分

行政刷新ワーキンググループの、
「事業仕分け」に行って来た。
せっかく東京に住んでいるのだから、
「自分の目」で見たいと思っていたのだが、
時間がなくて、今日になってしまった。

今日は後半の2日目。
今朝のワイドショーで、
開始1時間前には100人程度の列が出来ていると言っていたので、
入れるかどうか心配だったのだが、
昼休み(12時25分から13時30分)が終わる10分前に行ったら、
すんなり入ることが出来た。

体育館に入る前に戸外で、
鞄の中身を見せることから丹念なボディチェックまで
空港並みの厳重なセキュリティチェックがあった。
玄関に入ってすぐのところで、
内閣府からの配布資料を受け取り、
下駄箱が足りないので、
ビニール袋に自分の履物を入れて、
各自が持ち歩くことになっている。
ロビーからいざ体育館に入ると、
右手にレシーバーの貸し出しコーナーがあり、
表に名前と連絡先を記入してレシーバーを受け取るのだが、
私はその前にトイレを済ませておこうと、
再び廊下に出て、化粧室に入った。
化粧室と言っても簡素な空間で、
そこには既に2、3人の客(?)がいたのだが、
よく見ると、蓮舫議員が歯を磨いているところだった。

「あらっ!いらしていたんですか?」と、
心なしか痩せたように見える蓮舫氏から問いかけられた。
「やはり自分の目で確かめないといけないと思って......。
それにしても仕分けの合間にメディアにも出なければならないし、
眠る時間はあるの?」と、私。
「ええ、大丈夫です!」と、いつものようにキッパリ言ったあとで、
「それより、体育館が寒いのでみなさんに申し訳なくて......」
と、さかんに来場者を気遣っていた。
(今日は温かかったので、天井が高い体育館も寒くはなかったのだが、
前半戦は寒い日があったのだろう)

体育館は、グレーの間仕切りボードで、
第1、第2、第3ワーキンググループに分けられてあったが、
人気の高い蓮舫氏の会場が他の2つに比べて広いような気がした。
レシーバーを借りて、第1から第3まで万遍なく回ったが、
私がいる間に蓮舫氏の「鋭いツッコミ」はなかった。

以前から官僚の「学習効果」が高いのは解っていたが、
通算7日目ともなると、
総じて官僚の受け答えはかなり上手になっていた。
「おっしゃる通りでございます」
「そこはまだ詳細な検討はしておりませんで......」
「お叱りを受けなかればならない点はあると思いますが......」

初めに「非」を認めるところから話を始める人、
自ら掘った「穴」のそばにあらかじめ土を用意している人、
蓮舫氏と匹敵するほど滑舌のきれいな人......等々、
戦略的とも思える「低姿勢アプローチ」の場面が多かった。

中には、元官僚が多い民主党を意識して、
内心自分も「仲間入り」をしたいと思っているのではないかと、
(天下り議員志願?)
ついつい穿った見方をしたくなるような感じの人もいた。

傍聴者は老若男女、幅広い層にわたっていた。
主婦らしき人、ご隠居風な人、女子学生の小集団、
モデルみたいにバッチリメイクをした女の子、
破れジーンズを穿いた10代としか思えない男の子.........。
運良く椅子に座れた人は配布された資料に、
アンダーラインを引いたり付箋をつけたりしながら、
実に熱心に議論を見守っている。
立っている人の中にも、
レシーバーから聞こえてくる音声に聴き入りながら、
さかんにメモをとっている人が多かった。

傍聴者の多くは、
気楽な服装・気軽な感じで来場しているし、
特別緊張させられる場面もないのだが、
一種厳粛な雰囲気は漂っているので、
みんな取材記者のような表情で、
場に臨んでいた。

一見すると、
女子高校生のように見える一団がいたので、
引率の先生らしき男性に「高校生ですか?」と聞くと、
「いえ、彼女たちは栃木の白鴎大学の、
福岡正行さんの教えている学生です。
将来市役所などの地方公務員をめざしているので、
地方でも「仕分け」が必要になるでしょうから、
勉強させたいと思って連れてきたのです」とのこと。
後に立つ2人連れも名古屋からだと言っていたから、
地方からの来場者も増えているらしい。

場面転換が速いこともあって、
議論が刺激的で退屈している暇はない。
私ももう少しいたいと思ったが、
残念ながら時間が来てしまい、
退出した。

インターネットでの中継もあるし、
連日ニュース報道もあるが、
自分の足で現場に行き、自分の五感で見聞すると、
また違ったものが見えてくるかもしれない。

あと2日あるのだから、
時間が許す人は「現場」に行ってみてはどうだろう。

※写真ルポはこちらから

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コメント(1)

> <写真ルポつき>、、、
◆残間代表が、カメラマン・取材記者・コメンテーターの三役を、お一人でこなされ、画像もコメント(レポート)も、昼のワイドショーより数倍も面白い!
◆反面、代表の様な有識者の多くが、ご自身のブログで、ここまでの画像付きレポートを書かれる様になると、、、一般・大衆視聴者に向けに分かりやすく=平易なコメント(記事)で、報道するワイドショー番組の意味=価値が無くなる!・・・のでは?
◆堀江貴文さん他の著名人が、ご自身のブログでコメントされている内容の方が、TVニュースでの分析より、かなり説得力がある!・・・ので、彼らの色々な視点からの考え方を参考に、私なりの評価や判断をする様に心掛けています。
(text end)

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。