11月18日(水)24時49分
お昼過ぎ、
長年筑紫哲也さんの秘書を務めていた、
シライシさんがご挨拶に見えた。
今月7日に一周忌を終え、
懸案の筑紫本3冊を仕上げて、
次なる道を歩むことにしたのだという。
筑紫さんの奥さんが代表を務める、
筑紫さんの個人事務所も仕事に区切りがついたので、
実質的な店じまいを決めている。
筑紫夫人が言う。
「少し前からめっきり問合せも減ってきたのよ。
郵便物も数えるほどなの。
淋しいけど、この辺が区切りだと思って、
事務所を閉めることにしたのよ」
「亡くなる」ということは多分そういうことで、
この先の筑紫さんは、
筑紫さんを思うそれぞれの人の心の中で、
生きるということなのであろう。
16時、RKB毎日の取材班が、
「こころの耳」のことでインタビューに訪れた。
12月1日の「命の日」に、
自殺予防のための特別番組があり、
厚労省の担当者と私にインタビューをしたいと、
福岡から来てくれたのである。
折りしも昨日、
内閣府から平成21年版「自殺対策白書」が公表された。
前年より844人少なくなっているとは言うものの、
11年連続で3万人を越えていることに変わりはない。
年の瀬が近づき、
連日喪中を知らせる葉書が届いている。
今年亡くなった人。
新しい年に新しい思いをかける人。
生命や時間の限界が鮮明になるこの季節、
残りの人生を意識しないわけにはいかない。
この先ますます慌ただしい日常が流れることのだろうが、
一瞬一瞬を丁寧に心に刻んでいきたいと思う。

















































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