10月30日(金)25時02分
朝9時から国土交通省の、
「国土技術研究会・アカンタビリティ部門」の審査員をやり、
そのあと今日で閉店するとの報せが届いていた、
ジュエリーショップに立ち寄った。
挨拶だけで帰るつもりが、
ショーケースの中に、
私の誕生石のアクアマリンのイヤリングがあるのを見つけ、
これも何かの縁かもしれないと思い、
「来年3月の誕生日祝い(還暦だしね)を前倒しにすればいいか」と、
少し無理をしてそのイヤリングを購入した。
思えば、異性にジュエリーを買って貰ったことなどほとんどなく、
今持っているジュエリー(とも言い難い安価な宝飾品)は、
自分で自分にプレゼントしたものばかりだ。
来年は私の人生カレンダーがリセットして、
新しい一歩を踏み出すというにに、
還暦記念のジュエリーまでが、
自己調達というのはなんとも淋しいが、
まぁ、しかし、
大したものではないにせよ、
自分にご褒美をあげられるうちはまだいいかもと、
諦めることとする。
午後はいつものように明日のNHKラジオの打ち合わせ。
そのあと会社に出て、
スタッフと12月のwillbeイベントについてのミーティングをして、
午後6時、浅草のアミューズミュージアムに行った。
先日willbeの「東京シティウォーキング」でお世話になった、
アミューズミュージアムは、
11月1日のオープンを前に関係者内覧会を行なっていた。
このミュージアムのことは、
読売新聞、東京新聞をはじめとして、
あちらこちらで話題になってはいるのだが、
実際に来てみると、
みんな度肝を抜かれるらしい。
民俗学者田中忠三郎氏が収集した古民具や衣服、
国の重要有形民俗文化財を、
展示しているというミュージアムの中身にもだが、
サザンオールスターや福山雅治やパフュームを育てた、
「アミューズ」の創始者大里洋吉さんが、
一見地味な領域を真正面から捉え、
私財を投げ打って取り組む心意気に、
みんな感動するのである。
「桑田佳祐にしても福山雅治にしても、
優秀なアーティストは成長が凄いからね。
最初は僕が育てていても、すぐ追い越してくるんだよ。
曲作りもうまくなるし、歌も芝居もすぐに上達するからね。
僕も彼らに負けないようにするためには、
新しいことに挑戦しないとね。
でも、さすがに今回は、
うちのアーティストも社員もビックリしたみたいなんだよ。
僕がドンジャ(ボロ布が幾重にも重なった夜着)や、
ボド(麻布や木綿布を継ぎ足して作った敷物)など、
東北地方の古い生活道具の中に、
この時代の人間が忘れてしまったことが、
いっぱいつまっている.........なんてことを言うとは、
思ってもみなかったんだろうね。
桑田も50歳を過ぎたことだし、
こういう世界があることを知るのも悪くはないでしょ。
そうだ、三宅裕司にも見せたいなぁ.........。
この内覧会には、
日本を代表するエンタテインメント関連企業や、
メディア関連企業の経営者たちが沢山来ていたが、
端で見ていると、
みんな大里さんを羨ましがっているような感じだった。
「60歳を越して、やっぱり全ては人との出会いなんだって、
改めて感じたよ。このビルだって、場所的には最高だなと思っていたけど、
手に入れるなんて絶対に出来ないと思っていたのに、
奇跡的に入手出来たのも人との出会いだったし、
田中忠三郎さんを知ったのも出会いなんだよね。
僕は、出会いに導かれて、ここまで来たんだよ。
そうだ!せっかくこんな空間も出来たことだし、
残間ちゃん、志のある大人たちと一緒に何かやろうよ!」
「是非、やりましょう!」
ライトアツプされた浅草寺の五重の塔をバッグに、
私たちは誓いもあらたに、
シャンペンで乾杯したのだった。

















































いいですねえ。僕も仲間に入れてください!