10月21日(水)25時03分
JR 東日本とclub willbeとの共同企画、
「大人フォーラム in 仙台~新しい明日へ、出発ちは今」を、
開催するため朝9時過ぎの電車で仙台に行った。
急逝した加藤和彦さんの、
代役を引き受けてくれた大石静さんと、
2006年から仙台に住んでいる、
俵万智さんとのトークセッションは、
大石さんと俵さんはもちろんだが、
観客のみなさんの気持ちの中にも、
加藤さんへの想いが溢れていて、
とてもあたたかな会になった。
今回は特にそう感じたが、
「club willbe」がスタートしてからというもの、
殺伐としたこの時代の中で、
「こんなにもやさしい人たちがいるのだなぁ」と、
感激・感動させられることが増えている。
しばしばこの欄にも書いていることではあるが、
メンバーのみなさんの「趣味」の域を超えた、
それぞれが持つ技の素晴らしさにも驚かされるが、
それと同時に、思いやりの深さや心根の美しさに、
永年「シニカル」で鳴らした私も、
素直な気持ちにさせられ、
少々の疲れなど吹き飛んでしまうのである。
恥ずかしながらではあるが、
正直に言うと、
全て自分がやり始めたことではあるのだが、
「苦労」が、ないではないのである。
(回りくどい言い方ですが、この言葉から、
私の「真情」を汲み取っていただけたら嬉しいです)
毎日「どうしよう!」と思うことの連続だし、
「いっそ、ここで辞めてしまったらどんなにラクか」
と思うことも皆無ではないのである。
しかし、時々予期しないところで、
「やってよかった!」と思わせられる瞬間に、
遭遇するというのも、一方の「真理」なのである。
今日の仙台フォーラムでも、
質疑応答の時間に手をあげてくれた女性の一言に、
ここまでの道のりの険しさが雲散霧消、
「よしっ、明日も頑張るぞ」と、
新たなエネルギーを貰った気がした。
東京から新幹線で駆けつけてくれたというその女性は、
一見すると30代後半くらいだったのだが、
話を聞いていくうちに、
40代半ばくらいなのかもしれないと思わせられる、
知的な美しい女性だった。
「今日の会をとても楽しみにしていたところ、
昨晩、弟が倒れまして.........。私の年になると、
そろそろ子供が離れていく頃でもあり、
親の介護が視野に入り始めている時期でもあるのですが、
今度はまさかという感じの弟が倒れたということを通して、
人生は本当にいろんなことが起きるのだなぁと考えさせられました。
この先もいろんなことがあると思いますが、
みなさんは辛い時や苦しい時、
どうやって乗り越えて来たのかを教えていただきたいのですが」
大石さんも俵さんも、
表現は違ったが、同じような回答だった。
つまりは、日々の仕事、
具体的には「書くこと」で、
いろんなことを消化してきたし、
吹っ切ってきたと返答していたのだが、
これは自分の身に起きたことを、
いったん自分から引き離して、
客観化するということなのだと思う。
私は、弟さんが倒れたというのに、
わざわざ東京から、
このフォーラムに来てくれたという「事実」に感激し、
少しでもこの女性のヒントになるようなことを言わなければと、
焦ってしまい、いささか冷静さを失った答えた。
「辛いことって、いっぱいありますよね。
私も膠原病だし、甲状腺機能障害の橋本病だし、
身体も辛いし、年齢と共にだんだんに自信も無くなりますよね。
これからだって、もっともっと過酷なことが、
待ち受けていると思いますが、
でも、生命の終わるその日まで、生を全うその時まで、
前を向いて、歩いていくしかないですよね」
本当は
「あなたのような人に出会えたことだけでも、
人は、辛いことも悲しいことも乗り切れるものなのですよ」と、
言いたかったのだが.........。
暮れなずむ故郷の山々を見ながら、
「加藤さん、見守っていて下さいましたよね。
お蔭さまで、仙台フォーラムは無事終了しました。
どうか、安らかにおやすみください」
遠い空の果てに旅立った加藤さんを想った。
.........ありがとう、加藤和彦さん!
私、明日からも、精いっぱい歩いていきます。
応援していてくださいね。

















































今日のブログは、心に響くものがあって読んでいて涙が出てきました。
ほんとうに…人生っていろいろありますよね。
頑張っている残間さんを(ある意味)心の支えに、これからも一生懸命生きようと思います。
仙台へ行きたっかたひとりです。
仙台のトークイベントにはどなたがいらっしゃるのかって心配していました。
大石静さんでした。大病を克服して活躍している脚本家のお話にはいっぱい勇気をもらいました。病を経て気弱になっている自分でしたから。
俵万智さん、仙台が好きといって住んで2年、自然の香りが本物と話していました。仙台出身の残間さんだけでなく仙台に住んでいる私もまた嬉しくなりました。
さっそくclub willbeに入会しました。これからが楽しみです。なんだかワクワクします。
楽しみにしていたフォーラムだったのに、、。1か月も前から勤務調整し、休暇をとって参加したのに、急な職場からの呼び出しがあって、やむなく会場をあとにしてしまいました。(残間さんのあいさつのあと、大石さんの冒頭の話と俵さんの話にいよいよ移るというそのときでした。)
できれば参加者の皆さんといろいろ懇談できればと思っていましたので、本当に残念でした。
いつか、東北ブロック(仙台を会場に)でメンバーさんたちが集まって話語りができればいいなと強く感じました。