9/23(水)やはり、休みは苦手(キライ)だ。

icon_zamma.jpg9月23日(水)25時08分


大型連休も今日は最終日。
過ぎてしまえば「アッという間の5日間」だった。

今日までのところ、
計画したことはほぼ全部やりこなしたので(完成度はともかく)
相当忙しかったが、
一応の達成感があって、気分はいい。

 

今回の連休は遊び心を抑えて、
「積み残し仕事」の解消を「目標」にしようと決めていたのだから、
ここで「積み残し」を再度積み残したのでは、
洒落にもならない。
それも、そう大したことをやるわけでもないのだから、
こんなことくらいがやりきれなかったら、
「克己心のなさ」にほとほと愛想が尽きるので、
何はともあれ、大きな計画倒れがなかったのは、
本当によかった。

この間、巻き添えにしたナカヤマも、
「これで今年の後半戦も、爽快な気分でスタート出来るわ」と、
張り切っている。

ここまでの4日間で、
計画の8割以上が達成出来ていたら、
最終日は、「明日に向かって」をテーマに、
「エネルギー補給日」あるいは「我が身を励ます日」にしよう、
と、決めていたので、
今日は、晴れて「楽しい休み」を味わうことにした。

午前中は整体に行って、
身体のメンテナンスを完了させ、
14時半にナカヤマと浅草雷門で待ち合わせた。

10月18日に開催される東京シティウォーキング第2弾、
「江戸の″粋″めぐり」のスタート地点が、
浅草寺に隣接する二天門横に建設中の、
「アミューズミュージアム」なので、
連休の締めくくりに、
このミュージアムを訪れて、
エネルギーを注入して貰おうと思ったのである。

それというのが、
このミュージアムについては、
三社祭の日(5月17日)にも少し触れたが、
サザンオールスターズや福山雅治さんが所属している、
アミューズ株式会社の会長・大里さんが、
ご自分の出身地である青森県の古民具や刺子、襤褸(ボロ)など、
古き良き時代の庶民生活を物語る品々が、
このままでは散逸してしまうのを憂いて、
私費を投じ、自ら蒐集し、展示・展覧をすることにしたもので、
言わば「60歳を過ぎてのボランティア活動」である。

大里さんは、
「club willbe 」の構想段階から力を貸して下さり、
サポーティングメンバーになって下さっただけでなく、
ご協賛までいただいているのだが、
10月18日の「シティウォーキング」に際しても、
11月1日に正式オープンする前に、
ミュージアムを特別開放し、
展示を見せて下さるだけでなく、
一階カフェを交流会の場として使わせて下さるというのである。

雷門から仲見世を抜けて、
二天門近くまで行くと、
ビルを覆う古民具や浮世絵模様の垂れ幕が見えてくるが、
ここがミュージアムである。


休日だというのに沢山の工事関係者がいて、
忙しく立ち働いていた。
せっかくここまで来たのだからと、
大里さんに電話を入れてみたが、
コールサインが鳴り響くだけで繋がらない。
留守電にもなっていないので、
メッセージも残せずガッカリしていると、
.........何と、目に前に大里さんがいるではないか。
それも車椅子に乗って。
先月末に長崎で足を怪我したことは知っていたが、
こんなにひどかったとは.........。

「何で、ここに?」と、大里さんも私の出現に驚いた様子。
「10月のシティウォーキングで使わせていただくので、
連休最終日にはナカヤマと2人でこのミュージアムに来て、
改めて『頑張ろう!』と誓おうと思って.........」と、言うと、
「こちらこそ、使って貰えて嬉しいよ。
そうだ、今日はミュージアムの案内役兼エンタテナーの、
『看板娘』たちのリハーサルもやっているから覗いて行ってよ」
と、言って下さったので、
ミュージアムの施設責任者の伊藤さんの案内で、
1階から屋上まで見せていただいた。

「10月18日、晴れていたら、
屋上で準備体操をしたら気持ち良いですよ。
浅草寺が見渡せますし、新しい東京タワーも見えますし」
階下は展示スペースの他に、
アーティスト志願の若者のための貸しアトリエや、
ミュージアム閉館後も楽しんで貰いたいと、
素敵なバーが2つ設えられている。

いずれサザンの面々や福山雅治も来るのだろうが、
彼らも自分が所属している事務所のオーナーが、
大人の夢を実現させている姿に、
さらなる誇りを感じるのではないだろうか。

施設見学を終えて、
浅草寺境内で「今年最後のかき氷」を食べて(多分)
銀座に出て、17時から「ココ・シャネル」を観た。

孤児院で育ち、男の庇護を受けながらも「YESはYES,NOはNO」
どんな場面でも誇りを失わず毅然としていている女の姿は、
「明日からの私とナカヤマ」に少なからぬ刺激を与えた。

「ココ・シャネルは1971年1月10日に亡くなった。
春夏コレクションの数日前で、
彼女は死ぬ前日まで仕事をしていた。
その日は日曜日で、ココは日曜日が何よりも嫌いだった」
というようなことがラストで言われるのだが、
「休日が嫌い」というところだけ、
私と同じだと思った。


さて、
「明日に向かって」の最終章は、
「力がつく美味しい食事」をとること。
銀座界隈を探すこと45分、
遂に見つけた「鶏の水炊き鍋」
ナカヤマは「ココ・シャネル」を観ている時から、
「そうだ、今夜は鶏の水炊きにしよう!」と決めていたのだという。
「シャネルと鶏の水炊き」はどこで繋がったのだろう。

私たちの食べた水炊きは、
シャネルのように「いつまでも若くあれ」と、
言わんばかりの生コラーゲン入りだったし、
「シャネルが好んで使うオフホワイト」に似た、
白濁スープだったが、これは偶然だと思う。
(ナカヤマも私も生コラーゲンはあまり好きではないのだが、
お店の人に「あなた達にこそ必要なものですよ!」と言われそうで、
「断る勇気」がなく、そのまま受け入れたのである)

浅草で大里さんからパワーをいただき、
ココ・シャネルから働く女の覚悟を見せられ、
コラーゲン入り水炊きで若さが補給された私たちは、
明日からも、倒れるまでは走り続けるつもりだ。

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。