8/9(日)サプライズパーティー、失敗!

icon_zamma.jpg8月9日(日)11時35分

ナカヤマの「誕生日&還暦祝い」は、
8月8日午前0時丁度、
表参道の焼鳥屋で乾杯をして終えたと、
一昨日のブログに(8月7日から8日にかけてブログ)書いたが、
あれは実は「目眩し」だったのである。

常々私は「還暦パーティーはやらない(やりたくない!)」
と、言っているので、
ナカヤマとしては、
私抜きでやるとも言えないまま、
諦めているのだろうなと思っていたので、
2週間前から、
サプライズパーティーを企画していたのである。

とにかく、
ナカヤマはイベント好きなのである。
もう少し正確に言うなら、
イベントそのものより、
イベントを通して、
折々の(人生の)区切りをつけるのを好むタイプなので、
一生一度の還暦パーティーは、
やりたいに決まっているのである。

それでなくとも、
近くに住む仲良しグループが、
ナカヤマともう一人の還暦友達のためにセットした、
「還暦記念北海道旅行会」が会社のイベントと重なったため、
行くのを諦めたという経緯があるだけに、
(「仕事が大事なら諦めなさい」と言ったのは、鬼のザンマ)
本当はみんなとお祝いをしたいのだろうな、
と思っていたのである。(いくら鬼でも)

誰を呼ぼうか迷ったのだが、
「還暦になったら、セミリタイアをして、
好きな時に旅行をしたり、
陶芸やダンスをしたいと思っていたけれど、
いざ、還暦が近づいてきたら、
改めて『仕事があってこその私』だと思ったので、
私の還暦は3年延期することにしたわ」
と、言っていたので、
ここは「仕事仲間」に祝って貰うのが一番であろうと、
会社のスタッフ中心にしたのだった。


そこで、メールを使って、
スタッフに趣旨を説明して、こっそり都合を聴き、
ナカヤマが何かの拍子に私のパソコン画面を見ないとも限らないので、
私のパソコンの受信・返信欄の「サプライズパーティー」の文字を、
削除し(家のPCにだけ残して)スタッフ以外の人には、
家に帰ってから深夜連絡をして、会場地図をファクスし、
気づかれないよう細心の注意をしたのである。

人数が確定した段階で、
レストランに連絡をし(大安なので予約が難しいのだ)
次いで、プレゼントに60本の薔薇の花を注文した。
(会社に請求書が回ると困るので、
別途お花屋さんにはお金を払いに行かなければならないのだが、
私のスケジュールは社内で公開されていて、
10分の空白もないので、
スケジュールの合間をかい潜り、
ナカヤカの目をごまかすのは並大抵なことではないのである)

また、この日都合が悪くて「行けない」という人には、
「くれぐれも悟られないよう気をつけてね」と念を押すのも忘れなかった。
(と言うのが、しばしば「行けない人」は、
行けないことを悪いと思っているので、
うっかり「ごめんなさい」などと言ってしまったりするのである)

この日は「willbeアカデミー」の2日目なので、
それが終わって、備品を会社に戻したら、
誰が何時にオフィスを出て、
誰と誰がどう車に乗るのかなどの工程表を作り、
地図の保管にも気をつけるよう(ナカヤマの前で落としたりしないよう)
細かな指示を出していたのである。

ナカヤマには、
「毎度変わり映えがしなくて悪いけど、私と二人で食事をしよう」
と言っておいたので、
willbeアカデミーが終わって会社に戻ったあと、
二人での食事時間まで、
時間が来るまでそれぞれの仕事をしていたのだった。

これは偶然だったのだが、
ヒロモリが(彼はこの日都合が悪くて、
パーティーには参加しないことになっていた)
「今夜からブログ画面を変えたいというのでしたら、
今、数行でもいいですから、
新しいタイトルの画面に原稿を書いてください」
と言うので、
一人一人、スタッフがオフィスを出るのを確認しながら、
昨日のブログを書いていたのである。(いつもと違う時間だったでしょ)

ヒロモリに「じゃ、あとは頼むわね」と、言い残し、
私はナカヤマを連れて広尾のレストランに行った。
レストランにはあらかじめ電話を入れてあり、
「スタンバイOK」を確認してあった。
今日までの2週間、
内諸ごとの苦手な私には、結構大変な日々だった。
悪いことをしているわけではないのに、
始終ドキドキしていた。

「あゝ、これで、やっと終わりだわ」
ホッとしながら、店内に入ると、
拍手が沸き起こった。

ナカヤマ、大喜びの図.........かと思ったら、
嬉しそうではあるが、
サプライズ度が低いのある。

恐る恐るナカヤマに「知っていたの?」と、聞くと、
「昨日、♡♡さんから突然『ごめんなさいね』と言われて、
最初、何だろうって不思議に思っただけなんだけど、
そのうち「ひょっとしたら?」と思って.........。
でも、今日になったら、みんなバラバラに帰って行くし、
やっぱり思い過ごしだったのかしらと思っていたら、
残間さんがタクシーの中で、
『誰それは明日子供の学校の行事があるんですって』とか、
『ヒロモリは最近週末になると、誰かと会っているらしい』とか、
言わなくてもいいことを言うので、
また『もしかしたら』って思ったの」
と、うまく謎解きが出来た推理女のように、
誇らしげに言うのだった。

なぁ~んだ!
この間のことは全て徒労だったのか。

ま、仕方ない。
これも「駄目で元々」と考えればいいのかもしれない。

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コメント(3)

「ナカヤマ」さんとは一心同体とお見受けしていましたが、ここまで心配りされるとは、感心するばかりです。
「ナカヤマ」さんも、きっと心の中では感謝と感激でいっぱいだったと思います。

それにしても、残間さんの衒いのない文章に、ほのぼのとした気持ちになりました。

こんばんは。

この種のサプライズイベントの企みは大好きです。ワクワクしてしまいます。
うすうす分かったとしても、残間さんはじめ、皆様の温かい気持ちは、きっと中山さんの心の中で、大きくふくらんでいると思います。

良いですね。(●^o^●)

> 言わなくてもいいことを言うので、、、(中略)、、、と、うまく謎解きが出来た
> 推理女(人)のように、誇らしげに、、、
人は、妙に背後にある本質を推察し、行動を変える(抑える=トラブル回避)能力に長けている所があります。 ~あえて本筋の話をしない!・・・大物(役者)の脅威!~
【事例】 ある組合総会の一週間前、突然に同期生で複数の組合理事を務める"ミッチャン"が圃場を訪れ、「やっとるかぁー」とだけ言って、一通り野菜の作柄を見て帰えろぉー・・・とするので、、、とっさの判断で、「ミッチャン!今度の総会への欠席届け、出しとくでよぉー」と言ったら、微笑んで「そぉーか、疑問点の回答だけは文章で出す様、指示したでよぉー!」と、、、その後、一度も圃場を訪れないので、、、『圃場訪問の真意が、円滑な組合総会運営への協力要請であった!』・・・と理解できます。 ※直接、本筋の話しをしない!・・・意図(手腕)は、とても強制力(威力)を持っています。
【まとめ】 ある意味、怖い同期生(存在)ではあるが、最も信頼できる"幼なじみ"でもあります。 ※特に上下関係のない"幼なじみ"の立居振舞は、十分に考慮しないと!・・・ね!

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。