8/5(水)まとめて人と話すと、見えてくるものがある。

icon_zamma.jpg8月5日(水)23時41分

8月になった途端、
休みをとっている人が多く、
ビジネスアワーのミーティングが少なくなった。

こんなときこそ、
日頃ゆっくり話せない人と話そうと、
今日は何人かの友人・知人と長電話をした。

先ずは吉永みち子さん。
彼女とは飲みながら話すのも楽しいが、
お酒だの食べ物だのという介在するものがない電話で、
その時々思いつくままの話題に沿って話をしていると、
身体はリラックスしているのに、
精神は適度な知的刺激を受けて、
実に心地いいのである。

と、言うのも、
特別な用事のない時の女同士の会話は、
とかく緩いものになりがちなものだが、
(愚痴だの悪口だのが主流になりやすい)
吉永さんは常に批判眼を持ちながら、
世の中を定点観測している人なので、
どんなことにも彼女なりの独自の視点があって、
テーマのない雑談でも、
単なる時間つぶしの井戸端会議にはならないのである。

「お互い『おひとりさま』にもなったことだし、
これからは一緒に遊ぼうね」と約束して電話を切った。
58分間、今日も濃密な時間を過ごすことが出来た。

あとで、ナカヤマに話したら、
「そうね、気安い女友達同志も、
こんな時なのだから『8月30日の意味』くらいは話してもいいよね。
女友達同志って、雑談電話だと、
堅い話をして相手をしらけさせてはいけないという配慮から、
政治の話、世の中の話などは意識的に避けて、
芸能人の話とか料理の話など、わざと軟らかな話をしたがるよね。
time is money、大事な時間を費やすのだから、
私も、あなた以外の仲良し女友達と話す時は気をつけよう。
.........あなたの電話、はいつもシンポジウムみたいで、
ちょっとくたびれるけど.........」
と、イヤミのスパイスを振りかけながら言うのだった。

続いて歌手クミコの、
パーソナルプロデューサー兼マネージャーの、
平栗さんと話をした。
いつも忙しく動き回っている人なので、
長電話は御法度なのだが、
ほんの1、2分であっても、
時々無性に声が聴きたくなるのである。

やろうとしていることがうまくいかない時や、
気持ちが萎えかけている時、
「ざんまさぁ~ん、元気ぃ?」という、
平栗さんの明るい声を聞くと、
「よし、あと一踏ん張り、やってみよう!」
と新たなパワーが湧いてくるのである。

表舞台で、
体を張って自分を表現している人も素晴らしいが、
バックステージにいて、
その人の才能を信じ、支え、励まし、
時には言いにくいことを言い、
叱咤しなければならない平栗さんのような人に、
より共感を覚えるのは、
私の日常にも通じるところがあるからだと思う。

クミコと平栗さんは、
クミコがバランス感覚にすぐれた大人のアーティストなので、
裏・表の関係ではないのだが、
それいしても絶えずクミコが良くなることだけを願って、
走り回っている平栗さんの姿を見ていると、
「私なんてまだまだだわ」と思い知らされるのである。

朝から午後1時半まで、
ご無沙汰が気になっていた4人に電話をかけた。
そして、このご時世、
みんなそれぞれに頑張っている姿を、
痛いほど実感した。

これが今日が一人、明日が一人と、
バラバラに話をしたらこうは感じなかったような気がする。
同じ日の同じ時間にまとめて話をしたことで、
それぞれの思いが攪拌され、ひと塊りに凝縮されて、
熱いエネルギーとなって降る注がれたのだと思う。

結局、私の元気の素は人間カンフル剤、
「人を見聞すること」しかないのだと思った。

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コメント(2)

残間さんをモグラ女の・・・・書籍を読みました。かんめいした。感銘させて頂きました。そうかですか、そのように考えて結婚も考社会にも男には負けないぞって、心深く執念を持って、人間一人だ、人生は制約のない人生が最も人間に価値のある生き方なのだと声を大にして叫んでるんだ。人間の肩書なんて、その立場を離れれば、無いものと同じだが、世のオヤジ達は分からないよう!今まで一番だったんだから。でもちょっぴりうなずいてほしいのは、男にも少し以前の役職や能力の一部に評価を与えてほしいと願います。ちょっぴりのプライドが定年以後の地域社会とのより良い関係を生む可能性もありますから。残間さんは颯爽と肩で風を切り、スタッフにてきぱきと指示を与え、自分の生きる道・手段に拘らず、突き進む。ビューテフル・ガール!人に謙虚に、優しく!銘言”そっとせよ、人の心と井戸の水。急ぎて廻せば、唯の泥の水”ー友部ー

銘言”そっとせよ、人の心と井戸の水。急ぎて・・・・ ・・・ ”
なるほど (^^

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。