8/31(月)突然,焼き肉が食べたくなってきた。

icon_zamma.jpg8月31日(月)21時33分

断食道場2日目。
昨晩は眠ったのか、眠らなかったのか、
よく判らないまま朝が来てしまった。

家を離れているので、朝,やることがない分、
頭のどこかに「今日はいつまで起きていてもいい」
という気持ちがあったのだろう、
うつらうつらしては、目を覚ましてテレビの選挙番組に見入り、
徐々にどの放送局も同じような画面になり出して来て退屈になり、
いつしかウトウトするというのを数回繰り返してるうちに、
気がついたら、
窓の外は風が吹き荒れ、大粒の雨滴がガラスを叩いていた。

「千葉県と茨城県は暴風域から抜けた」というニュースが流れているが、
伊豆高原は台風11号の影響はお昼過ぎまでで、
この時間は雨も止み、闇の中に虫の音が聞こえている。

心身ともの「贅肉除去」もしたいが、
秋の陣に際して、少しは身体を休めたいとも思って、
断食道場にやって来たのだが、
選挙がどこかで影響しているのか、
いつになくメールが沢山届き、
しかも、その内容がいずれもとても真剣なものなので、
答えずにはいられなくなって、
朝からずっとパソコンを打っている。

人参・林檎ジュースと生姜湯とお茶を飲んでいるだけなので、
いまひとつ「よっしゃ!」という気になれず、
穏やかと言えば穏やかであるが、
全体に行動がフニャフニャしている感じなのである。

こうしている間にも、
横のテレビでは選挙にまつわる討論会をやっている。
一転して批判する側になった野党・自民党の余裕。
追及されることに慣れていないからか,反論されると憮然とする民主党幹部。
同志のようでいて、まだ異論含みの小党のリーダーたち。
どの人も,今現在の自分の役柄(ポジション)に慣れていない,
初々しさとぎこちなさが見え隠れしている。

番組に寄せられた一般の人からの意見は、
50代から60代の人からのものが多かったが、
どれも的を射た、冴えた意見が多く、
頼もしかった。

「政権交代」を望んで投票した人は、
今度こそ(「そろそろ」と言うべきか)
「選んでやったんだから,何とかしてよ!」
と言うのではなく、
選んだ限りは、忌憚のない意見(時には容赦のない意見も)も言うが、
助けるところは「助けよう」と思えるかどうか、
しばし不安定な状況が続くであろう、
この国の近未来は、
ここにかかっているような気がする。

それにつけても「頼もしい大人たち」に期待したいし、
頼もしい大人でいたいと思う。

さっきまで、特に食べたいものはなかったのだが、
急に焼き肉が食べたくなった。
選挙の残り香の闘争心が出て来たのだろうか。

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コメント(3)

焼肉は今日わたしがたまたま食べてきました。残間さんはがまんしてください。
今度の選挙はおそらく戦後初めての国民の一人ひとりのちっさな「意志表示」が「共通意志」として、「え、みんな同じなの」という驚きとともにたいへんな力になることを確認できたということだと思います。それは現代での「革命」ということばを使っていい気がします。
国民、消費者が現在の消費資本主義の主体にせりあがってきたことにまったく気づかず、政府が企業が高度成長期のようにまだ主体だといつまでの思い込んで、大口をたたき、国民とはだまって唯々諾々とだましおおせると思っていたつけがまわってきたのだと思います。
勝った民主党が大喜びより、緊張しているのが分かり、よかったです。おそらく日本で初めて「民主主義」ということばが意味を持つ可能性を感じました。
これからどうなるかはまだまだわかりません。でも、みんながばらばらだという孤独な時代が、どこかで共通な気持ちがあることが確認できたことは元気になれる気がします。ひとりじゃないんだと。

選挙に関しては、なんだかなあ・・・という気持ちです。残間さんがおっしゃるように、「選んでやったんだから、なんとかしてよ」から、「選んだ限りは・・・助ける時は助けようと思えるかどうか」と、いうことが問われると思います。わたしは、昨日、いろいろな世代の方と井戸端会議をした結果(すごい、狭い地域ですが・・)、それは無理かもと思いました。
 子ども手当、高速道路無料化の二つだけが、おばちゃんたちの頭には、インプットされているようでした。
 この選挙態勢になって、小泉郵政選挙のような、そして、今回のような現象が起こりやすくなりました。選挙民、一人一人が責任を問われると思います。賢い大人にならなければいけませんよね。
 残間さんのお母様のような、選挙に対して敬虔な思いを持つことを、心したいと思います。
 

おい

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。