8/21(金)聞く力。

icon_zamma.jpg8月21日(金)17時35分

今に始まったことでもないし、
全ての人がそうだというわけでもないのだが、
近頃とみに、取材でインタビューに来る人たちの「聞く力」が、
衰えているような気がする。
これは私だけが言っているわけではなく、
友人の作家や芸能人たちも異口同音に嘆いている。

取材を受けながら、
「本当にこんな質問で大丈夫なの?」と聞きたくなるほど、
お粗末な質問をして帰る人、
後日文章化されたものを送ってきたのを見ると、
「一体何を聞いていたのよ」と怒りが込み上げてくるほど、
トンチンカンなまとめ方をしてくる人など、
人に何かを伝えようとしているとは思えない、
マスコミ人(と言うのも腹が立つような人)が増えているのである。

一応は「表現」の世界を志しているのだから、
少なくとも相手に何らかの興味は、
持って来ているであろうに、
その人の思いや行動に何ら関心がないとしか思えない人が、
増えていると思うのである。

こちらもおもねった提灯記事を、
書いて欲しいなどとは思っていないのだが、
「忖度」とか「斟酌」などという言葉は、
もはや死語のようで、
相手の心情を推し量ったり、
気持ちを察したりが苦手な人が続いているのである。

この間もある取材で、
「私のように特別な才能も技もない人間には、
人が8時間眠っている時には4時間、
人が1回行くところには3回行くというふうに、
『泥臭い努力』(みたいなこと)しか、ないんですよね」
と、言ったところ、
「私は才能も技術もないのですが、
泥臭い努力が好きなので、何とかもっています」
と、まとめられていた。
間違いではないが、
「謙遜」とか「遠慮」といったニュアンス部分は、
見事に削り取られていたのには恐れ入る。

国語力の問題もあるが、
こと取材に関しては、
人の話を聞いていないのだと思う。

私も雑誌の取材記者を5年半ほどやったが、
当時は今のように、
取材者の前でテープを回すということは禁じられていた。
もちろん,今のような小型で精巧な録音機器がなかったこともあるが,
それ以前に、取材とはその人の話を聞くことで、
その人の話を機械に録音(記憶)させることではないと、
いうのが「常識」だったのである。

「恋愛している相手の話は、
一言一句漏らすまいと神経を集中するだろ?
取材も同じなんだ。
相手からいい話を聞き出そうとするなら、
耳を全開させ,目を見ながら話すべきで、
テープレコーダを頼りにしては駄目なんだ」
というのが、当時のデスクの口癖だった。

せっかくいい録音機器があるのだから、
使うのも悪くはないが、
「どうせ録音してあるんだから、あとで聞けばいいや」
と機械に頼り切っていると、
行間に漂う思いや、表に出さないニュアンスを、
汲み取ることは出来ないかもしれない。

さて、今日はブログの立ち上げが遅くなったが、
それというのも朝から取材が続いたのである。
今しがた終わった取材の担当者は、
私が取材記者をしていた時代から、
取材力には定評があるライター集団に属する、
ベテランのノンフィクションライターだから、
おそらく素晴らしい原稿が上がってくることと思う。
(何に出るかは,校正紙が届いたらお報せしますので、
ご期待ください!)

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コメント(6)

残間様
初めて投稿いたします。
残間様の先日のブログ、タクシーの運転手さんの話、泣いてしまいました。父の介護をしていた時のこと思い出して。
また、息子さんのご留学でスカイプを知ったお話、娘の留学でやはりスカイプをしりびっくりしたことを思い出し笑ってしまいました。
仕事しながら、娘を育てるのは大変でしたが、娘といっしょに、世の中をもう一度学び直す事ができて、ああ、子供をもつっていいことだと思いました。
最近は、仕事でつかれて帰ってきた時、そうだ、残間さんのブログあるから、PCあけて、もうひとがんばり、勉強しちゃうかって気になります。(ちょっと学校にもいってるんです。)有難うございます。本当に元気づけられる、励まされるブログです。
(そういえば、ニュアンスのことですが、最近、とても違和感がある言葉があります。それは、「元気もらった」というものです。どうして「励まされた」とか「元気づけられた」とかいわないんでしょうかねえ。なんか、こう、謙虚さっていうか控えめさっていうか、ない感じ)

> 近頃とみに、、、「聞く力」が、衰えているような気がする。
 生産ラインの保全や改善では、現場監督者から、不具合や課題の正確な聞き取りが出来る能力を、実践で身に付けさせられました。不具合や課題の正確な把握なくして適正な保守・改善は出来ません。保全部門の上司や先輩へ相談する際も、電気回路図・油圧回路図と“正確な情報”を持参して指示を仰がなければ、すばやい再稼動や効果的な改善には結び付きませんでした。
 ※機械や電気は、最後まで論理的な言葉で組立て(説明文=命令語)が完結していなければ、絶対に動きません!・・・から
 更に、退職後の地域デビューで仰せつかった事務局業務では、単に議事で決まった事項の羅列だけでなく、その会合や出席者の背景を熟知し考慮しながら、行間に更に多くの人々に共感いただけ、ご理解やご協力さえも頂ける議事録や資料に仕上げなければならず大変ですが、、、新たな試練として挑戦しています。
 大学出たてで経験の浅い記者諸君へは、もう少し寛容な評価や査定であっても良い!・・・と思います。
 取材前、五分も雑談すれば、取材側の力量が分かるので、相手にムリの無い程度の内容でお話しするのが、、、後で後悔しないための、少し意地悪?な受け手の配慮も必要なのでは?
(text end)

聞く力、とても大切ですね。私自身、人と接する仕事をしているので、言葉一言一言でその人の人生を左右してしまうかなあ?大袈裟でなく思っています。私自身、残間様のファンになったのは、言葉、文章からでした。勿論、直接お話出来てもっと、真の残間里江子さんが見えました。どん底の時に、たまたまこちらのブログでクラブウィルビーの事を知り早速参加…。矢沢永吉さんが、先日、NHKで直ぐ動く話しをされていてふと残間さんが思い浮かびました。同学年なんですね。お忙しいでしょうがブログを楽しみにしてる人がたくさんいます。

確かに昨今自分も周りも含め
聞く力
そして読む力が
衰えていると思います。
それが話す力にも影響を及ぼすことなんですよね。

◆ 聞く力と総合力の関係について
【地域のボランティア人材を分析した結果】
教職経験者 : 聞く力 × → 判断力 × → 行動力 × = 総合力 ×
大組織のトップ: 聞く力 ◎ → 判断力 ◎ → 行動力 △ = 総合力 ○
管理職経験者: 聞く力 ◎ → 判断力 ◎ → 行動力 ○ = 総合力 ◎
 ※管理面の判断力と行動力がスゴイが、技術的な分析力や解決力に劣る。
監督経験者 : 聞く力 ◎ → 判断力 ○ → 行動力 ◎ = 総合力 ◎
 ※技術的な分析力や解決力はスゴイが、管理的な判断力と行動力が劣る。
【まとめ】すべてが完璧な人材は居ないのだから、多種・多様な人材の集団で課題の解決を図らねばならぬ!・・・その調整役も必要だが、これもまた人材不足!
(text end)

【コメントの補足説明】
評価の教職経験者は、身内(縁者二人)なので、特に厳しく評価しました。「あの人、本当に先生だったの?」と言われ、私の方が辛い思いをしました。(text end)

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1月30日(月)

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夜の便でパリへ旅立つという、隈研吾さん。

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乾杯のご発声は、安藤優子さんと萬田久子さんのお二人に。

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浮き球△ベースボールの創設者でもある、椎名誠さん。

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メンバーと談笑する藤田宜永さん。



1月25日(水)

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1月24日(火)

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本日発売されるファミリーマートの「おとなのおやつ」。“おとなコンビニ研究所”の商品割引券でお買い求め頂けます。

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初夏に新刊を出版される浅野史郎さん。この日は2時間立ったままで講演された。



1月19日(木)

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「第四回ウィルビーおとな塾」の講師、秋岡榮子さん。



1月16日(月)

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こんな葉書が届きます。表面。

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裏面。



1月15日(日)

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グラウンドに到着すると、丁度ナカヤマが打席に。

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真剣に練習に打ち込む「南青山ぼちぼち団」のメンバー。

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フジタさんが沖縄の伊江島で拾ってきた浮き球を手に持つアライさん。

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練習後、メンバー全員でグラウンド整備。

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自主練に参加したメンバーの皆さんと記念写真。



1月14日(土)

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東京・青山の片隅で、寒さに負けずに咲いていた水仙の花。

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毎年この季節お馴染の、石焼いものおじさん。



1月9日(月)

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「ご心配をおかけして申し訳ありません。左側を打ったのですが、大分よくなりました。今年は年女なので頑張ります!」(母より)



1月5日(木)

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石原プロモーションの「新春仕事始め寿ぎの儀」。

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新年の挨拶をするまき子夫人。



1月3日(火)

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赤坂見附の交差点には、白梅が咲いていた。



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書籍情報

人と会うと明日が変わる

人と会うと明日が変わる  残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
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【価格】
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引退モードの再生学

引退モードの再生学 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
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500円

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~知られざる団塊女の本音~

モグラ女の逆襲 ~団塊女の知られざる本音~ 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
日本経済新聞出版社
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1,575円

それでいいのか 蕎麦打ち男

それでいいのか 蕎麦打ち男 残間里江子

【著者】
残間里江子
【出版社】
新潮社
【価格】
1,470円

プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。