8月1日(土)24時15分
willbeアカデミー初日。
緊張して朝を迎えた。
さすがに最近は、
自分の講演ではあまり緊張はしないのだが、
会社主催のイベントや誰かにインタビューをする仕事など、
他者が関係し、他者に委ねる部分の多い仕事の時は、
八百万の神仏に祈願でもしたい心境なのである。
丸顔で、大らかな体つき(痩せてはいないということ)
をしているせいか、
ものごとを神経質にを考えることはないのだろうと、
思われているらしいのだが、
毎回(何度やっても慣れないのである)
スタッフがピリピリするほど細かいことまでチエックをし、
本番当日まで山ほどの「取り越し苦労」を抱え込んで、
のたうち回るのである。
自分とその仕事に関わる人たちを「その気」にさせるため、
意識的にそうしている部分もあるのだが、
それよりも、その仕事を「心の底から成功させたい」と、
ただひたすら、そう願っている気持ちの方が強いと思う。
かつて、
ロッキード事件に絡んで、田中角栄元首相に対し、
内外220のメディア各社から取材要請があった中、
私が独占インタビューをするということになった前夜など、
水ごりまでは出来なかったが、
その代わりにお風呂場で自分の年の数だけぬるま湯をかけて、
身を清め、断酒をし、
先祖が祀られている仏壇(もどきの棚)に手を合わせるなど、
考えられ得る限り自らをストイックにすることで、
見えざる相手(田中角栄氏)に「多大なるお力添え」を懇請し、
(「お願いですから寛容な精神で私を受け止め、
ご協力をお願いします」という感じ)
我が身のテンションを上げるのである。
今回は、朝、父が眠る仏壇に手を合わせ、
この日の3人の講師(隈研吾氏、坂村健氏、千住博氏)に対して、
「どうか いつにも増して珠玉の講義をしてくださいますように」と願い、
スタッフに対しては、
「ミスのないよう、持てる力の全てを発揮してくれますように」
と祈願して、会場に向かったのである。
もちろん、お風呂で身体を清めて。
気休めと言えば気休めにすぎないのだが、
私のように知恵も才能も乏しい人間は、
この程度のことをやらないと、
神さまや仏さまや、お天道さまは許してはくれない、
(成功させてはくれない)と思うのである。
今回は、その思いが通じ、
講師陣は実に素晴らしい講義をして下さったし、
手前みそながら、
我がスタッフもよく動いてくれた。
そして、何よりも、
受講生の質の高さに心底感服した。
(これはイベント開催の度に、毎回感じることだが)
講師の先生方には、
事前に、少人数なので「質疑応答の時間を作って、
近い距離感で話をさせて下さい」とお願いしてあり、
私がそのコーナーの進行役をしたのだが、
的を射た質問が多く、(それも堅苦しくなく)
早くも「willbeアカデミー」のイメージを構築してくれたように感じた。
(講師陣も受講生のクオリティーの高さに感じ入っていた)
因みに、
受講生は30代から70代までの幅広い年齢層で、
栃木、茨木、群馬、埼玉、千葉、神奈川、東京都と、
関東圏からほぼ満遍なく参加してくれた。
質疑応答の際、
自分でバックグラウンドを語ってくれた人が多かったので、
受講生にもおぼろげに判ったと思うのだが、
脳神経外科医、大学関係者(他の先生方がどんな授業をしているのかを、
学びたいと言う教授や、授業カリキュラムを作る大学職員など)
障害者施設の施設長や障害者スポーツのプロデュースをしている人、
かなり本格的にガーデニングをしている男性等々、
男女、硬軟がバランスよく混じり合っていて、
千住さんが「一人一人と語り合いたかった」と言っていたが、
私も同感だった。
監修者の月尾嘉男先生からは、
「これだけの教授陣を呼べるセミナーは他にはないと思うので、
今年中に別のテーマ、別の教授陣でもう一度開催して、
来られなかった人たちのために本にしたらどうか」
と言われているのだが、
初日の講義を終えた今、
そのことも考えてみようかと思っている。
帰途、ナカヤマと一緒に、父の墓参に行き、
今日一日が無事終了したことを報告して、
お礼を言ってきた。
次回は8月8日。
8月7日のストイック・ナイトが楽しみだ。

































> 身を清め、断酒をし、、、
8月22日(土)は、最初の講演者に配慮して、断酒ではなく、日本酒の酒臭さと納豆臭さが入り混じった吐息で更に、ぬか漬けを口一杯に頬張ってから臨むと完璧かも?
【自慢】醸造学の小泉教授に師事した息子の影響を受け、吾が圃場では、納豆菌の仲間である糸状菌(醗酵菌)が、露地野菜への消毒や栄養補給、更には土壌改良まで広範囲に役立っており、手間いらずの農作業(家庭菜園)を楽しんでいます。
【追伸】前夜に飲む日本酒は、我が家のほぼ隣りで醸造する下記の銘柄がお勧めです。
株式会社 萬乗醸造
1. 醸し人九平次(かもしびとくへいじ)
※各国の政府高官が、お忍び???で飲まれる最高級。
※時々、酒蔵の入口に欧州の国旗が掲げられます。
※欧米人や東京の女性は、ワイン感覚で飲まれていると!
2. 酒望子(さかぼうし)
飲んべぇーな庶民が好む銘柄だそぉー・・・です。注).私は家族・親戚で唯一の下戸。
※酒蔵は、東京農大で醸造学を学んだ従業員がほとんど。
(text end)
受講させて頂いた一人です(レベルは高くありません)。3人の先生方の講義は、千住先生の言葉をお借りすれば、素晴らしい芸術そのものでした。先生方の熱意が受講者の心に伝わってきました。これは残間さんの熱意が響いて広がったものとこのブログを拝見してわかりました。残間さんの研ぎ澄まされた気配りは感じられましたがそれが残間さんの魅力を一層引き立てていました。私にとって当日の講師は残間さんを入れて4人でした。良いセミナーに参加させて頂き感謝しております。
mimakisさん同様私も参加者させて頂きました。(レベルは申し訳ない低さです)世にたくさんのセミナーがある中で、残間さんを信頼しての参加でしたが、まさにその期待を裏切らない質の高さに眠っていた知的好奇心が浮き立つのを感じました。今日のブログを読んで残間さんがここまで真摯にことに当たる姿勢を知り感動しました。
次回8日の前日、私もストイックナイトといたします。
昨日参加させていただきました。講師陣の素晴らしさに心引かれて申し込みをしましたが、私の頭で理解が出来るのか、しかも、高度な講座が3つも続くことに私の脳みそがついていかれるか心配で望みましたが、講演の内容の面白さに時間の経つのを忘れるほどでした。残間さんが会場にいらしていたので、講師の先生方が時折見せる普段着の表情にとてもほっとさせられ、より講演の内容が理解しやすかったです。質疑応答の時の残間さんの質問も私が尋ねたいものだったので助かりました。私は余りにコンピューターなどテクノロジーのことは無知で「埋め込みコンピューターがあちこちに埋め込まれることの弊害とか、耐用年数の過ぎたものはどうなるのだろうか」という素朴な疑問があったのですが尋ねられなかったことが心残りです。次回は恥をかなぐり捨てて???には質問をしてみようと思っています。「環境」を狭義な意味で考えるのではない今回のアカデミー。答えをいそぐのではなく、全ての講義を聞いた後に私の中でじっくり醗酵・形付けられていく何かを楽しみに参加していきたいと思っています。
ブログをいつも拝見しているせいか、残間さんの緊張感は充分に伝わってきました。
それより何より、私自身がワクワク感で眠れませんでしたが…
一日目の講義は、期待していた以上の素晴らしいものでした。特に、心に響く千住氏の講義には、何度も目頭を押さえたほどです。
人間、いくつになっても感動できるものですね!
それから、スタッフの皆さんも快く応対してくださいました。「ありがとうございました」とお伝え下さい。
今から、2日目を楽しみにしています。
アカデミー初日、いささかの緊張と期待に胸を膨らませて初日を受講してまいりました。講師の先生方、それぞれ少人数の講義にも関わらず素晴らしいお話しでした。
語ることも芸術である、とおっしゃられていた千住さんのお話しは感銘を受けました。
このお話をうかがえただけでも、今回の講座を受講した意味はあったなと感じるほどでした。
自分が、毎日の通勤の車中聴いてきた、数々の名曲、名演奏が、なぜあのように自身を鼓舞し、支えてくれたのかの意味も、今回千住さんのお話をうかがって、すっと氷解するように理解できました。
一時間半の限られた時間を最大限に活かされた誠実な姿勢や能力に、ただただ脱帽すると同時に、今の社会における芸術の役割をあのように語ることが出来る人は、他には
ちょっと見当たらないのではないか、政治や、社会がこのように混沌としている時代に一人でも多くの方々にこのお話を伝えたいと思いました。
政治も、社会もきっと変わってゆくのではないでしょうか。
芸術の力は、そのように計り知れないものだと改めて、多くの先人達の足跡を思いました。