7月30日(木)24時09分
背中痛は「加齢に起因するものらしい」と書いたら、
「それなら(病気じゃないのなら)様子見をしていた案件は、
実行してくれて大丈夫なのではないのか」
との問合せ(再度の要請)がいくつか来て、
スケジュール調整を担当しているマツモトから、
「ブログを見て『お身体、大丈夫のようですね。
改めてお願いします』という話がいくつか来ているのですが.........」
と困惑顔で言って来たのには、驚いた。
というのも、
「体調が悪い」と書くと、
心配してくれる人があまりに多かったので、
私ごときが自分の身体のことを、
どうだこうだと書くのは僭越だと反省し、
体調に関しては内輪目に書いたほうがいいと考えて、
「大したことはないのですよ。単に年のせいなんですよ」と、
書いたのだが、正直言うと、
実際はもうちょっと「大変」なのである。
大したことではないと思うのだが、
精密検査の結果が出るまでは、
乗り物に何時間か乗る遠出の出張や、やりなれない運動は、
避けるようにと言われているのである。
ブログというメディアは、
公私、虚実(嘘は書かないが、どこまで抑えるかなど)の、
「度合い」が難しいと、しみじみ実感した。
毎日書いていることで、
いつしか私の「日常」になってことに加えて、
読んでくれた方々が、
総じて温かいコメントを寄せて下さっているので、
心の壁や飾りが取り払われ、
「ああでもない、こうでもない」も含めて、
つい本音や本性が出てしまいがちなのだが、
仕事先の人が、冷静・冷徹な目で見ていることも、
忘れてはならないのかもしれない。
(でも「つぶやき」満載の私的日記だから肩が凝らないのよね)
.........今日は「外回り」が多かった。
それも、クリエイティブな人たちと関わりのある「仕事」が多く、
その都度新しい刺激の波に洗われた。
13時からヤクルトホールにて、
「住宅の長寿化を考える」というシンポジウムを傍聴した。
フリーアナウンサー・八塩圭子さんの進行役で、
建築家の隈研吾さんと作家の村上龍さんがトークセッションをするというので、
是非聴いてみたいと思ったのである。
隈さんには、今週土曜日(8月1日)の、
「willbeアカデミー」で講義をして貰うことになっているのだが、
最近ナマの講演を聴いていないので、
「何をどう喋るのか」を知りたかったし、
村上龍さんは、
数年前にイチローとの「公開対論」を聴いたことがあるのだが、
「その後どのように進化しているのか」を知りたかったのである。
たまに、こうして他の人の話を聴くと、
自分の講演の参考にもなるし、企画立案の助けにもなるのである。
この後、青山の浅葉克己事務所に行き、
「willbeアカデミー」の修了証書のデザイン打ち合わせをした。
willbeアカデミーについては、
「club willbe」のHPを見ていただきたいのだが、
我ながら素晴らしい講師陣が揃ったと、
密かに自慢している企画だ。
短期集中講義ということにしたため、
全12講座を続けて受講出来るという人は、
「万障繰り合わせて」参加して下さる人たちが多いようだ。
「めったにないカリキュラムなので、
病院を休診にして受講します」と言う女医さんもいれば、
「他の先生方がどんな講義をするのかを知りたくて」
と参加する大学教授もいれば、
栃木、茨木、群馬から来てくれる人もいるのである。
常々「出来るだけ安い受講料で」とは思っているのだが、
今回の企画は少人数での受講にしたため、
単価が少し高くなり、心苦しい部分があったので、
12講座全部を受講する本科生に送られる「修了証」は、
(最終日に月尾嘉男先生が授与して下さる)
部屋に飾ったり、友達に見せてもカッコいい、
思い出に残るものにしたいと思って、
浅葉克己さんにお願いしたのである。
浅葉さんが創った他の賞状を見せて貰ったところ、
いずれも素晴らしいものばかりだったのだが、
額装だけで1枚何万円もするものが多く、
思わず経理担当兼事務局長のナカヤマと顔を見合わせてしまった。
willbeのサポーティングメンバーでもある浅葉さんは、
「club willbe」を心から応援して下さっているのだが、
その思いから、私とナカヤマの気持ちを慮ってくれて、
感謝してもしきれない料金で、
素敵な「修了書」を創って下さることになった。
(私は貰えないのだが、貰える人たちが羨ましい!)
浅葉さんの事務所をあとにした私は、
先頃急性心筋梗塞で亡くなった、
コピーライターの「眞木凖さんを偲ぶ会」に行った。
眞木さんの「偲ぶ会」は、供花、香典、供物は「ご辞退」で、
その代わり「参列者の好きな花を一輪持って来て、
献花してください」という、
眞木さんらしいオシャレな趣向だった。
私は開会時間の5時の少し前に、
会場のダイヤモンドホールに行ったのだが、
既に会場にはお花を手にした大勢の人たちが集まっていた。
白い花だけでなく、向日葵の人もいれば、
真っ赤な薔薇を一輪抱えた人もいた。
遺影の前の献花台には参列者の持参した花々が並べられ、
それらが何とも言えない美しい色調となって、
眞木さんの穏やかな笑顔の写真に映り込んでいた。
外に出ると、
表参道交差点付近を右から左から、
手に手に一輪の花を持った何人もの人たち、
それも一味違う風情の(クリエイティブな感じの)
老若男女が列を成して歩いていた。
空の上から眞木さんが、
「みんな、いい感じだね」と言って、
微笑んでいるような気がした。

































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