7/25(土)徹夜覚悟の「合宿」だったのだが.........。

icon_zamma.jpg7月25日(土)26時45分

ここ1ヶ月くらい、
「何となく体調が良くない」と言っていたナカヤマが、
急に元気になった。(らしい)

「やはり、気候のせいだったのね。
昨日あたりから調子が戻って来たわ。
それにしても、
昔は木の芽どきからゴールデンウィークまでくらいが駄目だったのが、
最近は梅雨が明けるまで使いものにならなくなってしまって、
半年近く故障していたんじゃ、この先どうすればいいのかしら。
でも、とにかく元気になったんだから、頑張らなきゃね。
そうそう、今夜あたり例の仕事、やっちゃいましょうよ」

というので、今日は夕方6時に、
ナカヤマが我が家にやって来て、
徹夜覚悟で「例の仕事」にとりかかることにした。

「例の仕事」とは、
懸案になっているHPの刷新に絡んでの作業である。

「club willbe」のHPに限らず、
他の仕事でも、web制作者たちとやり取りをすることはあるのだが、
かつて雑誌の編集をしていた時とは勝手が違って、
コンテンツを制作する側(私たち)の意図が、
web上にストレートに反映されないもどかしさを感じるのである。

雑誌を制作していた時も、
記事を創った(書いたり、編集したりした)私が、
印刷所に行って活字をいじったり、色を付けたりはしなかったのだが、
それでも「印刷するギリギリまでタッチできた」という感じがあったのだが、
webは存在自体は身近かなのに、「遠い」感じがするのである。
「ここはこんな風に見えるようにしてね」と言っても、
「webでは無理ですね」とあっさり却下されたり、
途中まで来ると、「ハイ、ここからは、
(どうせ解らないでしょうから)お任せ下さい」という風に、
冷たくシャットアウトされる感じがするのである。

「基本的にはwebも紙媒体も委ねるところは同じですよ。
ただ、たしかに大掛かりな印刷所ではなく、
アトリエみたいなところで創っている割りには、
我々素人には手も足も口も出せないというところはありますけどね」と、
社長・簑谷も言うのだが、
私は自分で納得のいくところまでは解りたいので、
口だけは出していくつもりだ。

ナカヤマとの作業は、
コンテンツの中身の「タイトル&リード」を考えるというもので、
昨日企画会議の席上、全員でやりかけたのだが、
人の意見が加われば加わるほど無難な「中庸案」になっていくので、
ここは誰かの「個性」に託するしかないとの結論に達し、
willbeメンバーに最もメンタリティーが近い(年齢も)
ナカヤマと私が担当することになったのだった。

これしきの作業はその気になれば小一時間仕事だし、
締め切りは月曜の午前中だから、
日曜日の昼間やってもよかったのだが、
体調が回復したナカヤマとしては、
ここらで「必死でやっている感」が欲しかったようで、
ちょっと大袈裟に「徹夜覚悟作業」にしたかったのだと思う。

私も、一人で原稿を書いたり、資料読みが間に合わなかったりで、
徹夜に近くなることはよくあるが、
誰かと一緒にあれこれ言い合いながら、
夜を徹して仕事をするのは久しぶりのことで、
楽しみだった。

「籠城」に必要な食料を買い込み、
適度なアルコールもないと、
柔らかな思考にはならないということで、
ビール、シャンペン、ワインを冷やし、
身体もリラックスさせなきゃと、
リゾート感覚のカジュアルウエアに着替えて.........と、
気分はどんどんピクニック、これでいいのだろうか。

それでも、B5の紙片を半分に切って床に並べ、
項目ごとにタイトルとリードを考えては、
紙片に書き込んでいくという、
会社では出来ないやり方で作業を進めて行った。
「ええと、次は、終わったイベントの記録.........ねぇ。
うーむ、これも単に終わったイベントという位置づけではなくて、
これからwillbeに入ってくる人が、
『ここは何をやっているクラブなのだろう』と思った時に、
見てくれるようなタイトルにしなきゃね。
ねぇ、ここ、どうしょうか?」
ナカヤマに問いかけると、
そう言えばさっきから声がしないと思ったら、
ナカヤマは床に転がって寝ていた。

「私、何の役にも立たなかったみたい.........」
ナカヤマはそう言って、詫びるのだが、
居てくれただけで、十分役割を果たしてくれたのである。
これを一人で机に向かってやっていたらと思うと、
もっと地味なタイトルになっていたと思う。
傍で「それ、いいと思う」とか、
「さっきの方がいいみたい」という、
合いの手を入れてくれたり、
「8月8日からのあなたのブログの新タイトル、
『*****』がいいと思うんだけど」
というようなクリーンヒットも飛ばしてくれたのだから、
居ないよりは居てくれたほうがずっと良かったのである。

「club willbe」の準備を始めた昨年8月8日から、
自分で自分に覚悟を決めさせるためにと、
「連日更新」を我が身に課してきた私の拙きブログであるが、
1周年を機にタイトルを変えようと思っているのだ。
今のところ、今日の合宿でナカヤマが言ったタイトルにしようと、
思っているが、まだ少し時間があるので、ギリギリまで考えようと思う。
何か、いいアイディアがあったら、ご提案下さい)

午前1時。
せっかく体調回復したナカヤマが、
ヨレヨレになってきたので、
解散することにした。

雑誌を作っていた頃は、月に3、4日は徹夜だったが、
今では年に1、2度、午前さまになる程度で、
「完徹」などあり得なくなってしまった。
労働環境的には、徹夜はいいことではないが、
仕事で共に夜を越えると「一緒に仕事をしている」という、
同志的結束感は得られると思う。

ナカヤマと私の「徹夜覚悟合宿」は、
徹夜にはほど遠い、
7時間余の短時間合宿に過ぎなかったが(正味で言うと2、3時間かも)
久々「仕事をした!」という気持ちにだけはなった。

今度は、
若い衆を引き入れての合宿にしようかと思っている。

逃げるな、若者!

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コメント(1)

残間さんもナカヤマさんも短大時代のご学友でもあったようだし、仲良しで、お仕事ではあるのでしょうが、楽しそうですね。
はるか昔、高校生の頃、新聞部で入稿(?)間際に学校の合宿所に徹夜覚悟で泊まったことがあって、「締め切りに間にあわない」と言いながら、原稿を書いたり、清書したり、お菓子を食べたりしたことを思い出しました。たかが高校生の新聞発行で、もっと計画的にやればなんでもないことだったのですが、その頃の私には、非日常の経験でとても楽しかった思い出です。(すみません、くだらないコメントで・・・)残間さんの新しいブログタイトル楽しみにしています。

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。