6/16(火)何故、そんなに焦っているの?

icon_zamma.jpg6月16日(火)25時36分

朝、起きて、
まだ意識がはっきりとは定まっていない時、
不意に「やり残したことがいっぱいあるのに、どうしょう!」という、
強迫観念に襲われることが多くなった。

「あゝ、まだ3時台なのか」
「もう4時だわ」
意識のピントが合わさると、
「なんだ、よく考えてみれば、
そう大したことでもないじゃないか」と安堵して、
「ブログの校正」や「書類チェック」など、
早朝やるべきことを粛々と片づけ始めるのである。

そろそろこの感覚にも慣れてよさそうなものなのに、
いつまでたっても慣れることがなく、
毎朝、悪夢を見ているような感覚から逃れられないのは、
どうしたことなのだろう。

.........など、
ちょっと鬱々していたところに、
午前9時すぎ、久しぶりに、
吉永みち子さんから電話があった。
「~最近、明日どうなっているか判らないなぁと、
実感することが増えてきたよねぇ。
そんなこともあって、毎日不要なモノを捨てて、
身の回りを片づけているんだよ」

実は私もこのところ、
自分のモノを処分し始めているのだ。
毎朝の凄まじい焦燥感の源は、
「執着心」と無縁ではないような気がして、
身の回りのモノやコトを削ぎ落とそうと思ったのである。
コトの処分にはどれも一定時間が必要で、
そう簡単には片づきそうにはないので、
先ずはモノから処分しようと考えたのである。

私はモノを捨てる時は、
仏壇の下に布や紙を敷いて、不要になった品を並べ、
お線香を立てて、手を合わせ、
これまでお世話になった御礼と供養の気持ちから、
一晩そこに置いて、
翌日処分することにしているのだが、
最近は、仏壇の下にモノが並ばない日はないくらい、
処分品が多いのである。

吉永さんと3時間近く(!)話したら、
「捨てるべきもの」と「残すべきもの」が整理されて、
気分が大分軽くなった。

午後2時。
一橋大学の米倉誠一郎教授が、
「残間さんが『club willbe』を運営する上で参考にもなるだろうし、
何か一緒に出来るような気もするので、会ってみたら?」と、
ご紹介下さったアカデミーヒルズ事業部の、
熊田ふみ子さんと六本木ヒルズの49階でお会いした。

熊田さんがオペレーションをしているライブラリー事業は、
ナレッジ・ワークを支えるスマートな空間とサービスを提供する、
会員制の高次化された図書館で、
30代のビジネスマンを中心に多くの会員を集めている。
「club willbe」とは対象年令に差はあるかも知れないが、
目指すべき境地やテイストに重なるところが多いので、
「コラボレーションの可能性を探りましょう」ということになった。

帰社し、
昨日から詳細検討に入った、
「田川啓二さんと行く十日町展覧会ツアー」(仮称)と、
ランドスケープアーキテクトで奈良女子大教授の、
宮城俊作さんが持って来て下さった企画、
「平等院鳳凰堂での法話とお月見の夕べ」(仮称)
(いつのまにか宮城さんはお父さまから受け継いで、
平等院鳳凰堂のご住職になっていたのには驚いた)について、
「社長・ミノヤ」とミーティングをした。

夕方からは、素敵なお医者さま夫妻(夫は脳外科医、妻は内科医)との会食。
吉永さんとの長い電話のお蔭で、
気持ちの奥に潜んでいた沈殿物が掻き消えたので、
23時を過ぎでも元気でいられた。
明日こそ、
焦らず、爽やかに起床したいものだ。

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コメント(2)

> アカデミーヒルズ|事業部|ライブラリー事業
> ナレッジ・ワークを支えるスマートな空間とサービス

東京のアカデミーヒルズは、江戸期(1724~)の大阪の商道徳育成に貢献した上方の学問所「懐徳堂」に対峙する、江戸の学問所「昌平黌(しょうへいこう)」の現代版なのでは?・・・と考えます。

> 対象年令に差はあるが、目指すべき境地やテイストに重なるところが多い、、、

懐徳堂に掲げられた「力學以修己 立言以治人」の校訓。・・・勉学と治世(商い)の根幹は、いつの世も同じで、不変ですね。
としたならば、今日の100年に一度の混乱は、各自の勉学不足と玄徳(内なる優れた徳)による治世や商いを、永く怠った報いなのでは?・・・とも理解できますね。
反省の意味を込めて、もう一度、「経験に学ぶ!」のでは無く「歴史に学ぶ!」ことに重点を置くコンセプトを以って、『club willbe』は、著名な知識人と一般人とで創る、現代版(Web版)の「懐徳堂」であって欲しい!・・・と願っています。

蛇足:大阪上本町には、井原西鶴のお墓を真ん中にして、懐徳堂を創設した一族が眠るお墓と並んで播重(呉服屋の屋号)のお墓があり、その播重一族の娘さん(こいさん)が、この度、学問好きな我が中井族の息子に嫁ぐのも、『何かのご縁なのかな?』と、婚約の挨拶に来て並んでいる二人を見て、感じました。
(text end)


播重ハリシゲ(呉服屋の屋号)の墓が大阪にあるのですか。。。播重家は、九州は大分県にて、呉服屋を営んでいたそうな。90年前、、、に。

上記本文にある、播重一族とは、現在の大阪にてのハリジュウ(飲食店)の事なのでしょうか。私は37年前に、播重家に嫁ぎましたが、、いろんな意味で不可思議な気持ちでおります。

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。