6/15(月)大人の技磨き。

icon_zamma.jpg6月15日(月)24時51分

今日は我が社のスタッフ、
マツダイラの写真展の初日である。
私が「club willbe 」を立ち上げる準備をしている頃から、
マツダイラは「吉永マサユキ+森山大道写真塾」に通い始め、
いよいよ今日、
その「成果」を見せてくれることになったのである。

本人はいつもながら恬淡で、
緊張も興奮もしていないのだが、
私やナカヤマは、
親の心境にも似て、
朝から何となくソワソワして落ち着かない。

滅多にないことだからと、
お花でも贈ろうと思ったのだが、
「塾生全員が出展するグループ展ですので、
新参者の私が目立ってもおかしいですから、
お気持ちだけいただいておきます」と固辞されて、
やむなく断念したのだが、
それなら、とにかく作品を観ようと、
手が空いているスタッフを伴って、
元麻布のギャラリーに向かった。

「再生」というテーマの写真展は、
麻布・暗闇坂のビルの地下にあるギャラリーで開催されていた。

思ったより広い、
変形スペースのギャラリーに、
写真塾3期生16人の作品が展示されていた。
塾生の中にはセミプロもいるということだが、
「再生」という大テーマの下、
それぞれが思い思いのテーマを見つけて、
撮影に挑んだもので、
なかなか見応えがあった。

我がファミリーの一員・マツダイラは、
「新宿」を題材に選んだ、
モノクロームの写真を4枚出展していた。
いかにもマツダイラらしい作風で、
「新宿」と静かに格闘している、
抑制の利いた写真だった。

まだ自分の視点が定まっていないクリエーターは、
自分を識って欲しい気持ちが高じて、
とかく作品が饒舌になりがちなのだが、
マツダイラの作品は、
4枚に絞り込んだ潔い構成が功を奏して、
寡黙な分、
観る者の創造力を喚起させる強さがあった。

娘の作品展に行った親が、
評論家の目になってはいけないとは思いつつも、
「3枚に絞り込んで、もうひと回り大きいサイズにしたら、
もっと良かったかもしれないね」
と、私が言うと、
「僕もそう思います。写真と写真の間に距離を置けば、
3枚の方がより強いですね。
いや、それにしても仕事の合間にこれだけやるのは、
大したものですけどね」
美大出身の「社長・ミノヤ」は深く頷いたのであった。

最近いろんなところで話していることだが、
(ここでも何度か言ってきたが)
「club willbe 」を立ち上げてからというもの、
「技あり」の大人たちとの出会いが沢山あって、
敬服と感動の連続なのであるが、
身近な社内にも、自分が内蔵している「技」を求めて、
日々鍛練している人間がいたのかと思うと、
これまたとても嬉しい。

ナカヤマの陶芸、ミノヤの建築写真、タカハシの料理、
ヒロモリのサルサ、ナカシロのリコーダ、セキの翻訳、
松本のバイオリン.........。
「技なし」は、私だけのようだ。

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コメント(2)

いつも作品(人形)に暖かい励ましのコメントを書いてくださる松平さん、コメントから感じられる眼力から何かしておられるとは思っていましたが・・・写真だったのですね。松平さん、写真展に出展おめでとうございます。拝見したいですね~その作品。

初めまして。

今日はどんなことが書いてあるのか、
ブログの更新をいつも楽しみにしています。

お仕事頑張って下さいね!

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書籍情報

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プロフィール

残間 里江子【プロデューサー】

1950年仙台市生まれ。アナウンサー、編集者などを経て、企画制作会社を設立。 プロデューサーとして出版、映像、文化イベントなどを多数手がける。著書多数。