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2015年5/16(土)開催『初夏の葉山 茅山荘で坐禅会』

このプログラムは終了しました。当日の模様をレポートします

 
 
新緑が映える雨模様の中、坐禅会を開催

こんにちは。クラブ・ウィルビー事務局・新人のオオガキです。

2015年5月16日(土)に行われた茅山荘の坐禅会(指導:藤田一照師)に参加いたしました。当日の模様をお伝えしたいと思います。
参加者は25名。あいにくの雨でしたが、午後には晴れ間も見え、新緑を感じる坐禅会となりました。

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坐禅会は午前10時を少し過ぎたあたりからスタート。
途中に休憩をはさみながら、3時間かけて2セットの坐禅が行われました。
「坐禅」という言葉からイメージされる「修行!」という感じは一切なく、一照さんのお話や体操を経ての、まったりとした坐禅会。
(坐禅の際に、膝がいたい、あぐらをかけないという人は、痛くない姿勢で坐って良いそうです。)

会の全体を通じて一照さんが仰っていたのは、「頭ですべてをコントロールしている普段の状態を忘れて、身体の声を聞いてみる」ということ。
そのため体操も、「棒を使って思うがままに動いてみる」「座った状態で骨盤をまわす」など、身体を使うことに意識的になるものばかり。

坐禅でよく言われる「何も考えない」ことは、言い換えれば「頭で全てをコントロールしようとしない」こと。一照さんの優しく、分かりやすい説明や体操のおかげで、体操のあとに始まった坐禅では「何も考えず、ただ坐る」ことに挑戦できました。

坐禅と坐禅の間は休憩タイム。葉山の和菓子屋さん「葉な」(はな)の絶品生どら焼きを食べながら、一照さんへの質疑応答を行いました。
また、坐禅終了後は、希望者による懇親会がありました。
お弁当を食べながら、自己紹介や一照さんへの質問。
茅山荘に住んでいる猫・テラちゃんも顔を出し、2時間ほどの和やかな懇親会となりました。

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ブッダの教えはパラダイム・シフト
今回、一照さんがお話しされていたことで印象に残ったのは、「パラダイム・シフト」の話。
パラダイムとは、ある時代や分野において前提となっている物の見方や捉え方のことです。

たとえば昔は天動説がパラダイムでしたが、コペルニクス以降は地動説が唱えられるようになりました。
こういう風に、今までの考えがガラッと変化してしまうことが「パラダイム・シフト」なのです。

一照さんはブッダの教えがパラダイム・シフトだった、と言います。
いわく、「みんなが自分の事を氷だと思っている」というパラダイムを、「実はみんな水なのだ」と考えたのだとか。
「自分の事を氷だと思うから、ぶつかったりくっつきすぎたりといった問題が起こって困っている。
自分が水でもあるということに気づけば、悩みそのものがなくなるのだ」。分かるような、分からないような、でしたが……

安心したのは、そのあとの一照さんの、「氷のままで生きてもよいのだ、ということを教えていきたいと思っている」、というような言葉。「悟ったりできない自分でもいいのかも」と思えました。



坐禅を初体験した、オオガキの感想
体操中、「坐るときに、身体が反るでもなく俯くでもない、ちょうどいい姿勢があります、探してみてください」という一照さんの言葉がありました。
探していると、確かに「ちょうどいい」姿勢があるのです。
頭でわからなくても、身体ではわかっていることがあるのだ、と、ちょっと不思議なような、怖いような感じがしました。

ふだんの生活で「ちょっと無理してるかも」「立ち止まって考えたい」と思ったら、坐禅をしてみて、身体にとって今の自分は「ちょうどいい」か確認する。そんな坐禅との付き合い方もありなのかもしれません。

と、ここまで考えてみて、一照さんの言葉。
「ブッダの教えはブッダ自身も『誰にも分ってもらえないだろう』と思ったほどのものなので、分かりづらくて当然。逆にすぐに『分かった』と思ったら、それは自分のフレームの中に押し込んで、理解したと思っているだけかも。注意しないといけない」。

というわけで、この坐禅理解は正しくないものかもしれませんが(笑)。
ただ、今回の坐禅で、今までと180度違う身体のありようを発見したのはまさにパラダイムシフト。
「こんな坐禅なら日常的にやってみたいかも!」と思いました。家でも思い出して、修行を積んでみたい(?!)と思っています。

(クラブ・ウィルビー事務局・オオガキ)

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参加メンバーから寄せられた意見・感想

〇クラブに登録したばかりで、はじめての参加でした。ご縁に感謝申し上げます。
自らの計画によらず、人様の企画に乗ったということに、とても不思議な感じをいだきつつ、逗子駅に降り立ちました。
ハカラザルニ実りある時間をすごせました。心から感謝申し上げます。
お坊様のことばは、
大変興味深く、いろいろ考える種も見いだせ、またとない経験となりました。
願わくはもっと時間が長くモガナ。もっと質問タイム長くモガナ。

浅き身も
坐禅をすれば
若葉風
(女性・50代)

〇茅山荘での異次元の体験は忘れがたくこれまでの
座禅の概念を覆すものでした。あのような場で毎日鍛錬すると
きっと違う自分に生まれ変われそうな気がいたします。
(女性・60代)

〇坐禅の概念の払拭はもちろん、生き方のありかた・・・とても心に響きました。
(女性・50代)

〇お茶の時間に出たお菓子が美味しかったです。
残間さんの突っ込みもいつもながら面白いです。
(男性・50代)

〇藤田先生・残間さんのお話や、参加者の皆様との交流を通し、自分の中に多くの気づきがあり、
どこか憑き物が落ちたような、気が楽になったような感じです。

その一つが、坐禅の前に棒を使った体操(?)でして、棒に自分が合わせる、棒を操る人と操られる人になっての動き・・・などで、
いつの間にか自分が操っているのか操られているのか分からなくなり、
ふと、「コミュニケーションって、こういうことかも・・・」と思いました。
(女性・40代)




▼過去に行われた藤田一照さんへのインタビュー/2009年6月
▼藤田一照オフィシャルサイト



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