タカハシ
9月は「第4回willbeパソコン教室」(9月6日/パナソニックセンター)、
そして「クリムト、シーレ ウィーン世紀末展 willbe特別観賞会&交流会」
(9月16日/日本橋高島屋)と続きました。



タカハシ
「クリムト、シーレ~」は、美術展鑑賞に加えて、
この美術展を監修した千足伸行さんによるレクチャー、
画家の福山小夜さんをまじえてのトークという内容でした。
美術展を何倍にも楽しめる企画だったと思いますが。
残間
これは、高島屋で開催される美術展にウィルビーが
共催させていただいたわけですけど、
こんな風に他所のイベントとのドッキング企画というのは、
今後も可能性があると思います。
高島屋さんがすごく協力してくれて、
会場になった高島屋内の「フォーション・カフェ」も、
なかなかいい雰囲気でした。
タカハシ
10月に入ると、まずファッションプロデューサーの
四方義朗さんをゲストに迎えての「willbeサロン"おゝ、我が人生"」
(10月5日/青山アンクルハット)がありました。
四方さんって、いろんな事をやってきた人だったんですね。
ミュージシャンとしてキャロルと同じステージに立ったこともあるなんて、
ちっとも知りませんでした。


残間
男性ファッションについても、面白いことを言ってましたね。
これまでの自分のスタイルを打ち破りたいのなら「小物から入れ」とか。
タカハシ
10月は春に開催して好評だったウォークイベントの第二弾
「三屋裕子さんと楽しむ東京シティウォーキング 江戸の"粋"めぐり」
(10月18日/浅草、上野エリア)もありました。
ウォーキングも2回目はだいぶ運営のコツがつかめてきた気がします。
もう場所が場所ですから、見どころ、寄り道どころ満載という感じで、
楽しい"ゆるゆるウォーキング"になったと思います。




残間
この時は協賛会社の株式会社アミューズに、
会場としてオープン前の「アミューズミュージアム」を
提供していただいたんだけど、
このミュージアムが面白い場所でしたね。
タカハシ
ええ、事前にいただいたミュージアムの説明文を読んでも、
どんな場所なのかピンと来なかったんですが、
実際に行って見てやっとわかりました。
古民具や昔の庶民が実際に着ていた着物が展示されていて、
古い日本の生活が感じ取れる博物館なんですよね。
「刺し子」という手法の着物も、間近で見ると素晴しいものでした。
さらにパフォーマンスあり、上階のバーからの夜景はきれいだし、
メンバーの方たちも、口々にまた来たいと言ってましたね。
残間
ウォーキングは来年は地方でも開催したいと思ってます。
一時は横浜という声もあったんですけど、
三屋さんに言わせると坂が多すぎてキツイという話で………。
いずれにせよ、またやりたいと思います。
タカハシ
さて、ウィルビーはこの10月18日のウォーキングを皮切りに、
一週間で4つのプログラムを開催するという、超過密スケジュールに突入します。
以前、別の仕事で、同じ企画で連続開催というのはありましたけど、
企画はもちろん、出演者も会場もすべて違いましたからね。
事務局内もかなりヒートアップしてました。
残間
このペースでやったのは、我々運営側の限界を知りたかった
という面もあります。ここまでは大丈夫という、頃合いがわかればと思って。
今年のウィルビーは初年度ということで実験の年だから。
でも、もうやらないと思うけどね(笑)。
タカハシ
そうしていただけると助かります………。
おまけにその最中にアクシデントというか、悲しい事件もありました。
残間
そうですよね。
タカハシ
「大人フォーラム in 仙台"新しい明日へ、出発ち(たびだち)は今。"」
(10月21日/ホテルメトロポリタン仙台)ですが、
このプログラムに俵万智さんと参加するはずだった加藤和彦さんが、
ウォーキングの前々日に亡くなってしまいました。
ウィルビーとしては、東北で初開催となるプログラムでもあったんですけどね。


残間
共催のJR東日本とも協議した結果、
中止するのはやめようということになったんですが、
そのかわりJR東日本は払い戻しの体制を整えたり、すごく大変だったと思います。
それからいくら感謝してもしたりないのが大石静さん。
急な依頼、それも代役というのに、快く引受けてくれました。
タカハシ
でも加藤さんの自死ということもあり、
なかなか"入り"が難しいフォーラムだったんじゃないですか。
残間
払い戻しはそれほど出なかったんですよ。
ということは、加藤さんのファンも参加しているわけで、
その人たちは加藤さんの話を聞きたがってると思ったんです。
たまたま私は古くからおつきあいがあったので、
お通夜も收骨式も出席していましたから、
冒頭でその話をしたんですけど、
会場の皆さんといい形で冥福をお祈りできたと思います。
その後は気分を変えてフォーラムに入っていけましたね。
俵さんと大石さんも大いに盛り上げてくれて。
東北でのプログラムは、是非とも来年も開催したいと思ってます。
タカハシ
僕は仙台には行かなかったんですが、
何か印象に残る言葉はありましたか?
残間
大石さんの「恋をしましょうよ!」というのが反響がありましたね。
なぜか矛先が私に向けられて「残間さんは見栄を張るからダメなんですよ。
好きな男にはしっかりアピールしなきゃダメ!
私はそうやって、これまでに狙った男はすべてゲットしたわよ!」という
衝撃発言がありました。場内、大いに湧きましたね。
タカハシ
(笑)それで、その翌日にはすぐ東京で
「スペシャルパーティ"栗原家のいつものごはん"」
(10月22日/パーク ハイアット 東京)でした。
栗原さんの手元をカメラで追い、
それを会場内の大モニターに映しての料理デモンストレーション。
残間さんとのミニトーク。さらに栗原さんのメニューに
パークハイアットのスペシャルメニューを加えてのビュッフェと、
参加費は少々高めでしたが、それに見合った豪華なプログラムでした。
今回もご自身とスタッフはボランティアで出てくださいました。



残間
栗原さんはご自分の事務所以外のイベントにはあまり出ない方なんですが、
ウィルビーには発足当初からすごく協力していただいていて、本当に感謝してます。
タカハシ
そういえば最初のサポーティングインタビューも栗原さんでしたね。
ビュッフェの間はすべてのテーブルを回ってくれて、
栗原ファンは大感激だったんじゃないでしょうか。
というわけで、一週間で4プログラムの超過密スケジュール、
最後は「巨匠・鵜飼良平さんにそば打ちを学ぶ」
(10月24日、11月7・28日/麺業会館)でした。
このプログラムは11月末までに3回開催されまして、
全回参加と、1回参加の2コースがありました。
鵜飼良平さんとは、残間さんが著書『それでいいのか蕎麦打ち男』
(現在は改題して『引退モードの再生学』新潮文庫)の
取材が縁で知り合ったんですよね。


残間
鵜飼さんとその高弟の「鵜の会」の方たちが、
本当にていねいに指導してくれましたね。
通常のそば打ち教室とは違って、毎回、鵜飼さんが、
自らそば打ちを実演してくれました。
タカハシ
ああいうレベルになると、打ってる姿というか、所作が美しいですよね。
しかもひとつひとつの工程を、何故そうするのか解説してくれて。
僕はそばは食べる専門ですが、見てるだけで面白かったです。
それから全回参加コースの方々は、回を重ねるごとに、
ずいぶんと親しくなっていたみたいですね。
残間
そうそう。中に釣り好きの男性と燻製マニアの男性がいて、
二人で釣った鮎を燻製にしようと盛り上がってましたね。
それから鵜飼さんの実演が見たくて、
はるばる福岡から参加した男性もいました。
タカハシ
最後に鵜飼さんたち講師陣が打ったそばの試食会があるんですが、
これが本当に美味しかったです。
残間
1回だけ参加の人だったんですが、
自分で打って持ち帰ったそばが家族に好評で、
「もっと勉強してきなさい」と言われて
三回コースに切り替えた方もいましたね。
タカハシ
怒濤の1週間4プログラムはこれでひと息ついたんですが、
実は翌々週、11月に入ってそば打ち教室の2回目、
さらに坐禅の第二弾「晩秋の葉山・茅山荘で坐禅会」
(11月8日/葉山・茅山荘)と続きました。



タカハシ
そして今年最後のパソコン教室
「第5回willbeパソコン教室」(11月14日/パナソニックセンター)、
NPO法人「新現役ネット」と共催した「第35回新現役フォーラム」
(11月26日/日本教育会館一ツ橋ホール)、
最後に11月27日のそば打ち教室の3回目をもって、
2009年のクラブ・ウィルビーはすべて終了しました。
残間
12月はメンバーの皆さんもお忙しいでしょうということで、
あえてプログラムは設けませんでしたが、
新年1月10日にはさっそく交流会、
「2010年ウィルビー新春の集い"新しい思い 新しい出会い"」があります。
もうすぐメンバーの皆さんとお会いできるのが楽しみです。
タカハシ
さて、これで2009年のウィルビーのプログラムを、
すべて振りかえったわけですが、
最後に総括をお願いします。
残間
まず怪我人もなく、すべてのプログラムを無事やりおおせたことは
良かったと思います。
それから我々も手探りなところがありましたから、勉強にはなりましたが、
参加したメンバーに迷惑をおかけした部分もあったと思うんですね。
だけどウィルビーのメンバーというのは、ただ不満を言うのではなく、
私たちの思いをくみ取ってくれているみたいで、
何かあると一緒に心配してくれるんですよ。
ブログで弱音を吐くと励まされたりしますし。
この30年くらい、仕事でいろんなイベントをやってきましたが、
こういう経験は初めてで、これが「クラブ」ということなのかなあと、
甘えてはいけないんですが、すごく嬉しく思っています。
タカハシ
次々といろんなイベントをやるので、僕たちも最初は面食らってましたが、
途中からウィルビーのメンバーがどんな方たちなのかわかってきて、
少し落ちつきましたね。参加になる方の雰囲気が見えてくると、
先の対応が見えやすくなるので、やったことのないプログラムでも
何とかなりそうな気がしてきて。
これも「クラブ」ということの良さかもしれません。
残間
私自身、変わったと思います。
私はこれまでどちらかというと、"一期一会"的な仕事が好きだったんですよね。
パッとスタッフを集めて、パッとやって次に行く。
こういう継続的なプロジェクトは苦手だと思っていたんですが、
ちょっと違ってきました。
ウィルビーを始めて、プログラムを通して
たくさんのメンバーとお会いする機会を得たわけですが、
そこで思ったのは「人間って愛おしいな」
「人を信じられるのは素晴しいことだな」
ということでした。
こんな素敵な大人たちがこの国にいることが嬉しかったですし、
そういう人たちとこれからも何かを一緒に作っていけるって、
すごく幸せだと思います。
その意味で2009年というのは、私にはとてもいい年でした。
タカハシ
では最後に来年に向けたお話を。
来年のウィルビーのプログラムはどんな感じになるんでしょうかね。
残間
まず地方でのプログラムを多くやるつもりです。
関東が中心とはいえ47都道府県すべてにウィルビーのメンバーはいますから、
一人でも多くの方に参加するチャンスを提供したいと思っています。
それから首都圏のメンバーも、これを機会にいろんな地方を訪れて欲しいですね。
次にプログラムの参加費の価格設定をできるだけリーズナブルにすること。
そのためには安くていい会場が必要になるんですが、
これは今も日夜探しまわっています。
そして最後は、何といってもメンバーの期待を裏切らないクオリティです。
私たちも工夫・研究を重ねていきますので、
来年も是非、ウィルビーのプログラムに参加して、一緒に楽しんでください。
タカハシ
今年一年、プログラムに参加してくださったメンバーの皆さん、
ありがとうございました。そして残念ながら一度も参加できなかった皆さん、
来年は是非いらしてください。
残間
そうですね。一度体験していただければ、
ウィルビーのテイストがわかると思います。
一人での参加はちょっと………という方がいるかもしれませんが、
ウィルビーのプログラムは一人参加が基本です。
一人で来るからこそ、新しい出会いもあるんです。
新しい友人が出来た人も既に何人もいます。お待ちしています。
2009年は本当にお世話になりました。
来年もともにクラブ・ウィルビーを創り上げていきましょう。
それではよいお年を。
おわり








