
こんにちは、クラブ・ウィルビー事務局です。
2009年も残りわずかとなりましたが、皆さん、今年はどんな年でしたでしょうか?
思えばこの一年間いろいろなプログラムを開催しました。
その数、延べ30を超えるわけですが、
本日は年末特別企画として、
クラブ・ウィルビー代表の残間里江子に今年開催されたプログラムを
振りかえってもらおうと思います。
進行はウィルビー事務局のタカハシが務めます。(取材日2009年12月28日)
1月~4月:ウィルビー本格始動!
タカハシ
よろしくお願いします。
残間
こちらこそ。
タカハシ
では1月から順に振りかえっていきたいと思うんですが、
その前にプレイベントとして開催された
「クラブ・ウィルビー キックオフイベント」
(2008年12月6~7日/スパイラルホール)というのがありました。
サイトと新聞広告で翌年のクラブ発足を宣言した後、
初めてリアルワールドでのお披露目となったわけですが、
まず、その時のザンマさんの記念すべき第一声を聞いてみましょう。
残間
いや、聞かなくていいです。恥ずかしい。
タカハシ
この時の心境というのは、どういう感じだったんでしょう。
残間
このクラブを最初に作ろうと思ったのは2005年頃、
団塊世代の定年退職が言われ始めた頃です。
これからの60代は今までのシニアと呼ばれる人たちとは違うんですよ、
今みたいなシニア向け商品なんて誰も欲しがっていませんよ、という話を
いろんな所や企業でしたんですけど、今ひとつピンと来てくれない。
そんな人たちが本当にいるなら、「見せてみろよ」みたいな
言われ方をされたこともあって、
それじゃあ、というのが発端だったと思います。
でもクラブといったって、リアルな意味でのクラブハウスなんてないし、
ちゃんと私たちの思いを受け止めてもらえるのか、
実際にそういう人が集まってくれるのか、期待と不安が半々という感じでしたから、
このプレイベントにどういう人が集まって、どんな雰囲気で進んでいくのか、
その後を占う上ですごく重要でしたね。
幸い、今サポーティングメンバーになってくれている方たちが
快く出演してくれましたし、NHKも興味を持ってくれて
放映を決めてくれたのは心強かったんだけど、
何よりも当日、来場した方の反応が予想以上のものでホッとしました。
あの時、やれそうだという手応えは感じられたかな……。
タカハシ
初日のパーティには、一般の方に加えて、
今はサポーティングメンバーになってくれている各界の著名人も、
たくさんお祝いに駆けつけてくれましたね。






タカハシ
では、2009年に行われたプログラムを順に振りかえっていきまます。
最初のプログラムは、作家の山崎洋子さんをゲストに迎えての
「第1回クラブ交流会」(1月18日/青山アンクルハット)でした。
残間
正式に登録したクラブ・ウィルビーのメンバーと相対するのは、
これが初めてだったので、私もけっこう緊張してましたね。
どんな人たちが来るんだろうという感じで。



タカハシ
この日は冒頭に山崎洋子さんとザンマさんとのミニトークがあって、
その後に53人の参加者全員に自己紹介を兼ねた
ミニスピーチをしていただきました。
残間
山崎さんの話はご自身の生い立ちが中心で、
まさに事実は小説より奇なりという、
「そんな話があるんですか!?」というすごい話だったんですけど、
その後に続いたメンバーの話がまた面白かったです。
やっぱりこれくらいの年齢になると、みんなそれぞれにストーリーがあるんだなあと、
自分の不明を恥じましたね。山崎さんも「さすがね」と感心してました。
タカハシ
53人全員が話したんですが、あっという間でしたよね。
みなさん、自分の夢や思いを語ったわけですが、
かなりインパクトの強い方もいて。
交流会はこの後も希望者を募って何度か開催しました。
残間
ウィルビーのメンバーの質の高さというのは、
プログラムでお会いする度に感じてます。
そういう方たちと会えて、何かを共有することができただけでも、
このクラブを作った意味があると思っています。
タカハシ
続いて行われたのが「三屋裕子さんと楽しむ東京シティウォーキング」
(2月21日/青山、六本木界隈)でした。
青山、六本木、原宿あたりを約12キロ歩きました。
クラブ・ウィルビーを立ち上げる前も、我々はいろんなイベントをやってきましたが、
多分、屋外スポーツイベントというのは初めてだったんじゃないですか?
しかも100人規模でしたし、非常に不安だったのを覚えております。
残間
警察の許可とか保険をどこまでかけるかという事もあったし。
だから三屋さんには本当に感謝ですよね。
三屋スポーツラボの全面協力がなければ、こんなにうまくいかなかった。
私も歩いていて、すごく面白かったもの。
タカハシ
やっぱり三屋さんのところは、スポーツイベントを
いろいろ主催してますから、経験が違いますよね。
コース選定から前後の身体のケアまで、
もうおんぶに抱っこ状態でお世話になりました。
それから体育会ならではの盛り上げ方を心得てらして。
僕なんかゴールで三屋さんとハイタッチした時は、ジーンときましたよ。



残間
ウォーキングというのは、すっかり定着したスポーツなんだけど、
私はこれを何とかウィルビー流にやりたかったし、
みんなで盛り上がれるものにしたかったんですね。
それまでのウォーキングは、なんか孤独に黙々と歩いているイメージがあって。
タカハシ
それで出てきたのが寄り道自由、
ショートカットありの"ゆるゆるウォーキング"でした。
残間
タイムを競うんじゃなくて、どれくらい面白いものを見つけるか、
発見をするか、というのがテーマ。
終了後の懇親会でメンバーからいろんな話が聞けて面白かったです。
どこそこで美味しいものを食べたとか、
思わぬ掘り出し物を見つけてつい買っちゃったとか。
地方から参加で、途中で東京に出てきている娘さんと
ランチを楽しんだという方もいましたね。
タカハシ
いつもと違う視点で見て、あらためて東京って面白い街だなと思いましたよね。
青山や六本木って地下鉄で行くことが多いんですが、
通して歩いてみて気づくことも多かったです。
今まで点で理解していたものが線でつながって、
街をより立体的に捉えられるようになった気がします。
では次にまいりましょう。ウォーキングの次は
「第1回パソコン教室"パソコンを人生の味方にしよう!"」
(3月7日/パナソニックセンター)でした。



残間
クラブ・ウィルビーはメンバー登録、
プログラムの開催告知や各種情報発信、
それからプログラムの参加受け付けもウェブサイトが基本なんだけど、
これはすごく心苦しく思っていました。
予算上、仕方がないことなんですけど、私自身、
ちょっと前まではインターネットなんて右も左もわからなかったから。
パソコンをうまく使えない人を排除してるみたいでしょ。
だから何とかフォローしたかったんです。
インテルの皆さんがボランティアで協力してくれたのは、
すごく嬉しかったし、心強かったです。
パナソニックさんも場所や機材を提供してくれましたね。
タカハシ
ただ、我々もインテルさんのボランティアも、
いわゆる「パソコンを教えるプロ」ではないですよね。
我々自身も勉強しながら、手探りという感じでした。
残間
それはそれで良かったと思いますよ。
パソコンのことを息子に聞いたら冷たくされ、
街のシニア向けパソコン教室に行くと「これをマウスといいます」とか、
まるっきり子供扱いで腹立たしい! となりがちですよね。
私は、近所のパソコンの得意なお兄さんに、ちょっとわからないことを聞いてみる。
そんなノリでやりたかったんです。
タカハシ
これは好評で今年だけで5回やったんですが、
第2回からはゲストをお招きして、
パソコンをテーマにしたミニトークも行うようになりました。


(写真左から)向井万起男さん、天野祐吉さん


(写真左から)三田誠広さん、大石静さん
残間
このトークが楽しくて、トーク目当てにやって来る方もいたみたいですね。
タカハシ
そういえば第5回には、
「ツイッターやスカイプを使ってみよう!」とか銘打ちながら、
会場のビルが全館インターネット不通情態になるという、
前代未聞な事件もありました。
講師のパソコンだけはモバイルでつなげて何とか乗り切ったんですが、
あの時も大石静さんのトークに救われましたね。
表立ったクレームがあまりなかったのは、
大石さんのトークがあまりにも面白かったからだと、僕は思ってます。
そして続く4月には東京、大阪と、フォーラムを2回やりました。
まずは「第一回willbeフォーラム"視界を拡げ、社会と深くつながろう"」
(4月5日/サントリーホール)。
出演者が黒柳徹子さんと日本総合研究所の寺島実郎さんだったんんですが、
この取り合わせは、普通ないですよね?


残間
確かにそうなんだけど、
黒柳さんにはユニセフ親善大使として活動があるし、
外交戦略の専門家の寺島さんとは、きっと接点があると思ったのね。
上手くいけば面白い化学変化を起こすんじゃないか、という読みはありました。
結果的にはいい組み合わせだったんじゃない?
タカハシ
そうですね。壇上であんなに楽しそうにしている寺島さんを初めて見ました。
それにしても、黒柳さんのどこに飛んでいくかわからない
マシンガントークは凄かったですね。
寺島さんも顔を真っ赤にして笑い転げてました。
残間
唯一の不安は、黒柳さんのトークが止まらなくなることでしたね。
以前、私が進行役で、黒柳さんの他に3人ゲストがい
るトークイベントをやったことがあるんですけど、
1時間30分の時間中、黒柳さんが1時間25分話したんです。
他の3人は「こんにちは。○○です」と言っただけ。
黒柳さんの話が面白いから、出演者も主催者も文句はないんだけど。
だから寺島さんには、割って入ってでも話してくださいねと、
言っておきました。
タカハシ
戦後日本のミーイズム、拝金主義、アメリカ第一主義に対する反省と、
黒柳さんのしている世界規模での人道支援というのは、
きちんと噛み合ったと思いますよ。
黒柳さんは、その後のトゥーラン・ドットで開かれた交流会にも、
ほぼ最後までいてくれましたね。
東京でのフォーラムを終えて、その4日後には
「willbeフォーラムin大阪"動こう、日本の大人たち"」
(4月9日/大阪帝国ホテル)が開催されました。
東京以外でウィルビーのプログラムをやるのは、これが最初でした。


残間
大阪というのはコストパフォーマンスにシビアというか、
不満なところがあったらしっかり声をあげる土地柄なので、
さすがに私も緊張していました。
タカハシ
出演者は歌手の中尾ミエさんと元宮城県知事の浅野史郎さん。
残間
新潟県中越沖地震以来、現地を支援している中尾さんと、
福祉を生涯のテーマにしている浅野さんということで、
ボランティアがおもな話題になったんだけど、
参加した方には喜んでもらえたようでホッとしました。
思えばフォーラムの終わった後、会場近くの桜堤を歩きながら、
浅野さんが「最近、体調悪いんだよね……」とつぶやいてたんです。
その後すぐに白血病だったことがわかって。
一日でも早い回復を祈りたいですね。







